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公開番号2024175403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093173
出願日2023-06-06
発明の名称展示台
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人
主分類A47F 5/11 20060101AFI20241211BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】製造コストを低減しつつ、良好な美粧性を担保することができる展示台を提供する。
【解決手段】
展示台1は、一対の第1側壁10と一対の第2側壁11とを交互に連ねて形成される筒体2と、一対の第1側壁10の上端に連設される一対の外装壁4,5と、を備え、筒体2は、一対の第2側壁11を内側に向けて二重に折り畳むことで平坦に形成される折畳形態と、一対の第2側壁11を開くことで筒状に形成される展開形態F12と、の間で変形可能に構成され、一対の外装壁4,5は、筒体2を折畳形態とした状態で、裏面を外側に向けるように一対の第1側壁10に対して折り返されて一対の第1側壁10の表面を覆う覆設形態と、筒体2を展開形態F12とした状態で、表面を外側に向けるように一対の第1側壁10に対して折り返され、筒体2の上面開口部を閉じるように重ねられて棚部6を形成する置棚形態F22と、の間で変形可能に構成される。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
一対の第1側壁(10)と一対の第2側壁(11)とを交互に連ねて形成される筒体(2)と、
一対の前記第1側壁の上端に連設される一対の外装壁(4,5)と、を備え、
前記筒体は、
一対の前記第2側壁を内側に向けて二重に折り畳むことで平坦に形成される折畳形態(F11)と、
一対の前記第2側壁を開くことで筒状に形成される展開形態(F12)と、の間で変形可能に構成され、
一対の前記外装壁は、
前記筒体を前記折畳形態とした状態で、裏面(9C)を外側に向けるように一対の前記第1側壁に対して折り返されて一対の前記第1側壁の表面(9B)を覆う覆設形態(F21)と、
前記筒体を前記展開形態とした状態で、表面(9B)を外側に向けるように一対の前記第1側壁に対して折り返され、前記筒体の上面開口部を閉じるように重ねられて棚部(6)を形成する置棚形態(F22)と、の間で変形可能に構成されることを特徴とする展示台。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
一対の前記外装壁の何れか一方の前記外装壁には、前記第1側壁との連設部分である上端を除いた周縁部に少なくとも1つの固定片(43~45)が連設され、
一対の前記外装壁を前記覆設形態とした状態で、前記固定片は、一対の前記外装壁の何れか他方の前記外装壁に固定され、前記筒体を前記折畳形態に保持することを特徴とする請求項1に記載の展示台。
【請求項3】
前記固定片は、分断線(46~48)を介して一方の前記外装壁に連設されていることを特徴とする請求項2に記載の展示台。
【請求項4】
前記分断線に沿って一方の前記外装壁から分離された前記固定片は、他方の前記外装壁に接続された状態に維持され、他方の前記外装壁が前記棚部を形成する場合に、前記展開形態とされた前記筒体の内部に収容されることを特徴とする請求項3に記載の展示台。
【請求項5】
前記筒体の内部で一対の前記第1側壁の間に架設され、前記筒体を前記折畳形態とした状態で二重に折り畳まれ、前記筒体を前記展開形態とした状態で開かれて前記棚部を支持する補強壁(31)を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の展示台。
【請求項6】
前記外装壁は、
前記第1側壁の上端に連設され、前記置棚形態とされた状態で、前記第1側壁に対して内側に折り返されて前記第1側壁の上部の裏面に対向する第1内側壁(13)と、
前記第1内側壁の先端に連設され、前記置棚形態とされた状態で、前記第1内側壁に対して逆折りされて前記補強壁に支持される前記棚部を構成する棚壁(40,41,50)と、を有していることを特徴とする請求項5に記載の展示台。
【請求項7】
一対の前記第2側壁の上端に連設され、前記筒体を前記折畳形態とした状態で一対の前記第2側壁の裏面に重なり一対の前記第2側壁と共に二重に折り畳まれ、前記筒体を前記展開形態とした状態で一対の前記第2側壁と共に開かれる一対の補強片(14)を更に備え、
前記補強片は、
前記第2側壁の上端に連設され、前記第2側壁に対して内側に折り返されて前記第2側壁の上部の裏面に対向する第2内側壁(17)と、
前記第2内側壁の先端に連設され、前記筒体を前記展開形態とした状態で、前記第2内側壁に対して逆折りされて前記補強壁の上端に載せられる棚片(18)と、を有していることを特徴とする請求項6に記載の展示台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の展示(陳列)に使用される展示台に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
折り畳み状態および展開状態の間で変形可能な本体と、折り畳み状態の本体を収容する箱体と、を備えた陳列台システムが知られている(特許文献1)。また、陳列台システムには、展開状態の本体と箱体を一体化するための側板、奥板、押さえ板、支持板等を備えている。箱体は、本体と一体化した状態で、陳列台の天板を形成する天板部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-198423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した陳列台システムでは、箱体を本体と一体化させることで、箱体が廃棄物になることを防止しているが、本体と箱体とを別々に製造しなければならず、陳列台システムの製造コストを低減させることが困難であった。また、上記した陳列台システムは、折り畳み状態とした本体を箱体に収容した形態で、輸送されたり保管されたりするため、箱体の表面に傷や汚れ等が付くことが多かった。箱体の一部である天板部は箱体の表面に露出しているため、天板部に傷や汚れ等が付くと、陳列台の美粧性が損なわれるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、製造コストを低減しつつ、良好な美粧性を担保することができる展示台を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る展示台は、一対の第1側壁と一対の第2側壁とを交互に連ねて形成される筒体と、一対の前記第1側壁の上端に連設される一対の外装壁と、を備え、前記筒体は、一対の前記第2側壁を内側に向けて二重に折り畳むことで平坦に形成される折畳形態と、一対の前記第2側壁を開くことで筒状に形成される展開形態と、の間で変形可能に構成され、一対の前記外装壁は、前記筒体を前記折畳形態とした状態で、裏面を外側に向けるように一対の前記第1側壁に対して折り返されて一対の前記第1側壁の表面を覆う覆設形態と、前記筒体を前記展開形態とした状態で、表面を外側に向けるように一対の前記第1側壁に対して折り返され、前記筒体の上面開口部を閉じるように重ねられて棚部を形成する置棚形態と、の間で変形可能に構成される。
【0007】
この場合、一対の前記外装壁の何れか一方の前記外装壁には、前記第1側壁との連設部分である上端を除いた周縁部に少なくとも1つの固定片が連設され、一対の前記外装壁を前記覆設形態とした状態で、前記固定片は、一対の前記外装壁の何れか他方の前記外装壁に固定され、前記筒体を前記折畳形態に保持するとよい。
【0008】
この場合、前記固定片は、分断線を介して一方の前記外装壁に連設されているとよい。
【0009】
この場合、前記分断線に沿って一方の前記外装壁から分離された前記固定片は、他方の前記外装壁に接続された状態に維持され、他方の前記外装壁が前記棚部を形成する場合に、前記展開形態とされた前記筒体の内部に収容されるとよい。
【0010】
この場合、前記筒体の内部で一対の前記第1側壁の間に架設され、前記筒体を前記折畳形態とした状態で二重に折り畳まれ、前記筒体を前記展開形態とした状態で開かれて前記棚部を支持する補強壁を更に備えているとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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