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公開番号
2025075143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186102
出願日
2023-10-31
発明の名称
トレイおよびブランク
出願人
レンゴー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
21/032 20060101AFI20250508BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】適正な積層を担保しつつ組み立てにかかる作業性を良好にすることができるトレイを提供する。
【解決手段】
トレイ1は、底壁10の前後方向の両端に立設される一対の第1側壁11と、 底壁10の左右方向の両端に立設される一対の第2側壁12と、一対の第1側壁11の左右方向の両端から互いに接近するように延設されて一対の第2側壁12の内面に対向する二対の内フラップ13と、一対の第2側壁12の上端から互いに接近するように延設されて内フラップ13を覆う一対の桟部15と、を備え、内フラップ13は、上方に突設される積層凸部22を有し、桟部15は、積層凸部22を貫通させる貫通穴30を有し、積層凸部22は、内フラップ13の上端から上方に伸長した突起片23の先端側を内側に屈曲させて山型に形成され、屈曲した突起片23の復元力によって突起片23の先端部25Aを貫通穴30の先縁部30Aに係合させている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に積層可能なトレイ(1,2,3)であって、
被包装物が載置される底壁(10)と、
前記底壁の第1方向の両端に立設される一対の第1側壁(11,31)と、
前記底壁の前記第1方向に直交する第2方向の両端に立設される一対の第2側壁(12)と、
一対の前記第1側壁の前記第2方向の両端から互いに接近するように延設されて一対の前記第2側壁の内面に対向する二対の内フラップ(13,33)と、
一対の前記第2側壁の上端から互いに接近するように延設されて前記内フラップを覆う一対の桟部(15)と、を備え、
前記内フラップは、上方に突設される積層凸部(22)を有し、
前記桟部は、前記積層凸部を貫通させる貫通穴(30)を有し、
前記底壁は、複数の前記トレイを積層した際に下段の前記トレイの前記積層凸部を係合させる積層穴(20)を有し、
前記積層凸部は、前記内フラップの上端から上方に伸長した突起片(23)の先端側を内側に屈曲させて山型に形成され、屈曲した前記突起片の復元力によって前記突起片の先端部(25A)を前記貫通穴の先縁部(30A)に係合させていることを特徴とするトレイ。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記突起片は、
前記内フラップの上端から上方に突き出す基端突部(24)と、
前記突起片の前記先端部を含み、前記基端突部の上端に突起折線(L8)を介して連設される先端突部(25)と、を有し、
前記第1側壁および前記第2側壁が立設され、前記桟部が前記第2側壁の上端から上方に延設され、前記内フラップが前記第2側壁の内面に対向した状態において、前記突起片は、前記貫通穴の前記先縁部を超えて伸長し、前記突起折線を含む一部を前記貫通穴に対向させており、
前記先端突部が、前記先端部を前記貫通穴の前記先縁部に係合させながら前記桟部と一体となり前記突起折線に沿って内側に屈曲することで、前記突起片の前記突起折線での屈曲部が、前記貫通穴を貫通して上方に突出することを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
【請求項3】
前記第1側壁および前記第2側壁が立設され、前記桟部が前記第2側壁の上端から上方に延設され、前記内フラップが前記第2側壁の内面に対向した状態において、前記突起折線は、前記貫通穴の前記先縁部から前記貫通穴の全高(H1)の1/3下がった上限位置(UL)と、前記貫通穴の前記全高の中央である下限位置(LL)との間の何れかの位置で前記貫通穴に対向していることを特徴とする請求項2に記載のトレイ。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載のトレイを形成することを特徴とするブランク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、 上下方向に積層可能なトレイおよびブランクに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一対の第1側壁と一対の第2側壁とを底壁の縁部に立設させたトレイが知られている(特許文献1)。第1側壁の側端には、内壁が連設され、第2側壁の内面に対向するように配置され、第2側壁の上端には、桟部が連設され、内壁を覆うように配置されている。内壁の上端には積層突起が突設され、桟部には積層突起を貫通させる貫通穴が穿設されている。底壁には、複数のトレイを上下方向に積層した際に、下段のトレイの積層突起が係合する積層穴が穿設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-85444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した技術では、積層突起が素材(段ボールシート)一枚分の厚さであるため、構造的に脆弱であった。このため、複数のトレイを積層した場合で、上段のトレイが横方向に移動すると、下段のトレイの積層突起が折れたり潰れたりすることがあった。
【0005】
ここで、トレイの組み立て易さ(作業性)を考慮すると、桟部の貫通穴は内壁の積層突起よりも大きく形成され、積層突起が遊びをもって貫通穴に挿入されることが好ましい。しかし、積層突起の遊びが大きい場合、内壁が第2側壁の内面に対向した姿勢に保持されず、第2側壁の内面から離れてトレイの中心側に傾いてしまうことがあった。このため、内壁(の先端)がトレイに収容された被収容物に干渉する等の問題があった。これに対し、内壁を第2側壁の内面に接触した姿勢に保持するために、内壁の積層突起が桟部の貫通穴にきつく嵌り込むようにすると、積層突起を貫通穴に差し込み難くなり、トレイの組み立てにかかる作業性が悪化するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮し、適正な積層を担保しつつ組み立てにかかる作業性を良好にすることができるトレイおよびブランクを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上下方向に積層可能なトレイであって、被包装物が載置される底壁と、前記底壁の第1方向の両端に立設される一対の第1側壁と、前記底壁の前記第1方向に直交する第2方向の両端に立設される一対の第2側壁と、一対の前記第1側壁の前記第2方向の両端から互いに接近するように延設されて一対の前記第2側壁の内面に対向する二対の内フラップと、一対の前記第2側壁の上端から互いに接近するように延設されて前記内フラップを覆う一対の桟部と、を備え、前記内フラップは、上方に突設される積層凸部を有し、前記桟部は、前記積層凸部を貫通させる貫通穴を有し、前記底壁は、複数の前記トレイを積層した際に下段の前記トレイの前記積層凸部を係合させる積層穴を有し、前記積層凸部は、前記内フラップの上端から上方に伸長した突起片の先端側を内側に屈曲させて山型に形成され、屈曲した前記突起片の復元力によって前記突起片の先端部を前記貫通穴の先縁部に係合させている。
【0008】
この場合、前記突起片は、前記内フラップの上端から上方に突き出す基端突部と、前記突起片の前記先端部を含み、前記基端突部の上端に突起折線を介して連設される先端突部と、を有し、前記第1側壁および前記第2側壁が立設され、前記桟部が前記第2側壁の上端から上方に延設され、前記内フラップが前記第2側壁の内面に対向した状態において、前記突起片は、前記貫通穴の前記先縁部を超えて伸長し、前記突起折線を含む一部を前記貫通穴に対向させており、前記先端突部が、前記先端部を前記貫通穴の前記先縁部に係合させながら前記桟部と一体となり前記突起折線に沿って内側に屈曲することで、前記突起片の前記突起折線での屈曲部が、前記貫通穴を貫通して上方に突出するとよい。
【0009】
この場合、前記第1側壁および前記第2側壁が立設され、前記桟部が前記第2側壁の上端から上方に延設され、前記内フラップが前記第2側壁の内面に対向した状態において、前記突起折線は、前記貫通穴の前記先縁部から前記貫通穴の全高の1/3下がった上限位置と、前記貫通穴の前記全高の中央である下限位置との間の何れかの位置で前記貫通穴に対向しているとよい。
【0010】
本発明のブランクは、上記のいずれかのトレイを形成する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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