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公開番号2024179900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099201
出願日2023-06-16
発明の名称包装箱、包装箱用のシート材
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 5/66 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】封緘作業の作業性及び封緘後のロック性を向上する。
【解決手段】包装箱(1)には、直交する第1の方向及び第2の方向で複数の側壁を対向させた周壁(10)と、第1の方向の一方側に位置する側壁(12)の上縁に揺動可能に連なる蓋壁(16)と、第2の方向の両側に位置する側壁(13a、13b)の上縁に連なる一対の内フラップ(21a、21b)と、が設けられている。蓋壁の先端側には、第1の方向の他方側に位置する側壁(11)の内面に沿って差し込まれる差込片(17)が設けられている。一対の内フラップの第1の方向の他方側の側縁には、差込片が当接することで折り曲げ可能な一対のタブ(22a、22b)が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
直交する第1の方向及び第2の方向で複数の側壁を対向させた周壁(10)と、
第1の方向の一方側に位置する側壁(12)の上縁に揺動可能に連なる蓋壁(16)と、
第2の方向の両側に位置する側壁(13a、13b)の上縁に連なる一対の内フラップ(21a、21b)と、を備え、
前記蓋壁の先端側には、第1の方向の他方側に位置する側壁(11)の内面に沿って差し込まれる差込片(17)が設けられ、
前記一対の内フラップの第1の方向の他方側の側縁には、前記差込片が当接することで折り曲げ可能な一対のタブ(22a、22b)が設けられていることを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記一対のタブは前記一対の内フラップよりも薄厚にされ、前記一対のタブと前記一対の内フラップの境界に段差(29a、29b)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記一対のタブと前記一対の内フラップの境界に折線(L6、L10)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項4】
前記折線の両端が一対の折罫であり、当該一対の折罫の間が切り込まれていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
【請求項5】
前記包装箱は段ボールシート製であり、
前記一対の内フラップの中芯(6)の段頂が第2の方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の包装箱を組み立てることを特徴とするシート材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱、包装箱用のシート材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、包装箱の天面を覆う差込式の蓋壁を閉状態で掛け止めするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この包装箱の後壁には天面を覆う蓋壁が連なり、包装箱の一対の側壁には蓋壁の内側に入り込む一対の内フラップが連なっている。蓋壁の先端から下方に差込片が折り曲げられており、一対の内フラップの前縁から一対の掛止片が突き出している。また、一対の掛止片に対応して、蓋壁と差込片の折線が両端から切り込まれている。包装箱の前壁と一対の内フラップの隙間に差込片が差し込まれ、一対の内フラップの掛止片が差込片の切込みに入り込むことで蓋壁が掛け止めされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭63-021212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、包装箱の前壁と一対の内フラップの隙間が狭いと、包装箱の封緘作業の作業性が悪化するという不具合があった。また、差込片の切込みから一対の内フラップの掛止片が外れると、包装箱の封緘後のロック性が損なわれるおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、封緘作業の作業性及び封緘後のロック性を向上することができる包装箱及び包装箱用のシート材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の包装箱は、直交する第1の方向及び第2の方向で複数の側壁を対向させた周壁と、第1の方向の一方側に位置する側壁の上縁に揺動可能に連なる蓋壁と、第2の方向の両側に位置する側壁の上縁に連なる一対の内フラップと、を備え、前記蓋壁の先端側には、第1の方向の他方側に位置する側壁の内面に沿って差し込まれる差込片が設けられ、前記一対の内フラップの第1の方向の他方側の側縁には、前記差込片が当接することで折り曲げ可能な一対のタブが設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、包装箱の封緘時に差込片が一対の内フラップの一対のタブに当たっても、一対の内フラップに対して一対のタブが折れ曲がることで差込片が包装箱の内側に差し込まれる。このため、第1の方向の他方側に位置する側壁と一対の内フラップの間隔を広げて包装箱の封緘作業の作業性を向上することができる。また、包装箱の封緘後には、一対のタブが復元力によって差込片に摩擦接触して包装箱が封緘状態でロックされる。よって、第1の方向の他方側に位置する側壁と一対の内フラップの間隔が広げられてもロック性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の包装箱を上方から見た斜視図である。
比較例のB式段ボール箱の上面模式図である。
本実施形態のシート材の平面図である。
本実施形態の包装箱の差込動作の一例を示す図である。
本実施形態の包装箱の差込動作の他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本実施形態について説明する。各図に付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ包装箱を正面から見たときの前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。また、本実施形態では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
図1を参照して、本実施形態の包装箱について説明する。図1は本実施形態の包装箱を上方から見た斜視図である。図2は比較例のB式段ボール箱の上面模式図である。図3は本実施形態のシート材の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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