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公開番号2024172089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089609
出願日2023-05-31
発明の名称ブラケット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02G 3/30 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転電機等の部品にハーネスが干渉するのを防止することができるブラケットを提供すること。
【解決手段】本発明のブラケットは、板状のブラケット本体部と、ブラケット本体部から延在して設けられ、複数のセンサにそれぞれ接続される複数のハーネスを保持するハーネス保持部と、を有するブラケットであって、ブラケット本体部には、複数のセンサのうちの1つが内壁面に囲まれて配置される切り欠き部と、締結部材を挿通するための貫通孔とが設けられており、ハーネス保持部には、複数のハーネスがそれぞれ嵌まり込む、略U字形状の窪み部が2つ以上連続して設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状のブラケット本体部と、
前記ブラケット本体部から延在して設けられ、複数のセンサにそれぞれ接続される複数のハーネスを保持するハーネス保持部と、
を有するブラケットであって、
前記ブラケット本体部には、前記複数のセンサのうちの1つが内壁面に囲まれて配置される切り欠き部と、締結部材を挿通するための貫通孔とが設けられており、
前記ハーネス保持部には、前記複数のハーネスがそれぞれ嵌まり込む、略U字形状の窪み部が2つ以上連続して設けられている、
ことを特徴とするブラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラケットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、センサに接続されるハーネスを保持するブラケットが開示されている。このブラケットには、センサを配置するための切り欠き部が形成されている。さらに、前記ブラケットには、ハーネスの延びる方向に略U字形状のハーネス保持部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-047002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたブラケットの構成では、複数のセンサに接続される複数のハーネスが、回転電機等の部品に近接して配置される場合、回転電機等の部品にハーネスが干渉し、ハーネスが断線するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、回転電機等の部品にハーネスが干渉するのを防止することができるブラケットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るブラケットは、板状のブラケット本体部と、前記ブラケット本体部から延在して設けられ、複数のセンサにそれぞれ接続される複数のハーネスを保持するハーネス保持部と、を有するブラケットであって、前記ブラケット本体部には、前記複数のセンサのうちの1つが内壁面に囲まれて配置される切り欠き部と、締結部材を挿通するための貫通孔とが設けられており、前記ハーネス保持部には、前記複数のハーネスがそれぞれ嵌まり込む、略U字形状の窪み部が2つ以上連続して設けられている、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るブラケットは、ハーネス保持部に2つ以上連続して設けられた窪み部にそれぞれ嵌め込まれた複数のハーネスの間隔が固定されるので、回転電機等の部品にハーネスが干渉するのを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るブラケット1の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るブラケットの実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るブラケット1の概略構成を示す図である。実施形態に係るブラケット1は、第1センサ31及び第2センサ32にそれぞれ接続される第1ワイヤハーネス21及び第2ワイヤハーネス22を保持する保持部材である。第1センサ31及び第2センサ32は、例えば、電動車両に搭載される回転電機であるモータを構成する回転部品であるロータの近傍に配置される。第1センサ31及び第2センサ32は、前記モータなどを内部に収容するケース5に取り付けられる。第1センサ31は、締結部材であるボルト42などによってケース5に固定されている。第1センサ31及び第2センサ32によって検出された情報の信号は、第1ワイヤハーネス21及び第2ワイヤハーネス22を介して前記電動車両に搭載された電子制御装置などに出力される。また、第1センサ31及び第2センサ32は、第1ワイヤハーネス21及び第2ワイヤハーネス22を介して前記電動車両に設けられたバッテリなどから電力が供給される。
(【0011】以降は省略されています)

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