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公開番号
2025005671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105940
出願日
2023-06-28
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
21/62 20130101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本開示の目的は、複数のユーザによって利用される車両の走行に関するデータを第三者へ提供することをユーザ毎に制限することを可能にすることである。
【解決手段】情報処理装置は制御部を備える。制御部は、第1ユーザが乗車中の車両から受信した走行に関する第1データを第三者に提供することを第1ユーザが許可しているか否かを示すユーザ情報を取得する。そして、第1データを第三者に提供することを第1ユーザが許可している場合、制御部が第1データを第三者サーバに送信する。また、第1データを第三者に提供することを第1ユーザが不許可としている場合、制御部が第1データを第三者サーバに送信することを禁止する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両から走行に関する第1データを受信することと、
前記車両に乗車中の第1ユーザを特定することと、
前記第1ユーザが乗車中の前記車両から受信した前記第1データを第三者に提供することを前記第1ユーザが許可しているか否かを示すユーザ情報を取得することと、
を実行する制御部を備え、
前記ユーザ情報において、前記第1データを前記第三者に提供することを前記第1ユーザが許可している場合、前記制御部が前記第1データを第三者サーバに送信し、
前記ユーザ情報において、前記第1データを前記第三者に提供することを前記第1ユーザが不許可としている場合、前記制御部が前記第1データを前記第三者サーバに送信することを禁止する、
情報処理装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記第1データを前記第三者に提供することを許可するか否かを前記車両に乗車中のユーザが選択可能に前記車両の所有者が設定しているか否かを示す所有者情報を取得することを前記制御部が更に実行し、
前記所有者情報において、前記車両の所有者が、前記第1データを前記第三者に提供することを前記車両に乗車中のユーザが許可するか否かを選択可能に設定している場合、前記制御部が、前記ユーザ情報に基づいて、前記第1データを前記第三者サーバに送信するか又は前記第1データを前記第三者サーバに送信することを禁止するかを決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1ユーザを含む複数のユーザそれぞれについての前記ユーザ情報を記憶する記憶装置をさらに備える、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記車両に乗車中の前記第1ユーザによって前記車両の車載端末に前記ユーザ情報が入力され、
前記制御部が前記ユーザ情報を前記車載端末から受信する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記車両は、カーシェアリングサービス用の車両である、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の走行に関するデータを収集する情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、センサデータ管理システムが開示されている。特許文献1に開示されたセンサデータ管理システムでは、センサデータを管理するサーバが、匿名化ポリシー設定ファイルの定義内容に従い、センサデータのうち指定されたデータ項目を指定された条件により個別に匿名化する匿名化処理を実行する。また、匿名化処理によって生成された匿名化センサデータを含むセンサデータの任意のデータ項目の組み合わせが他のサーバに送信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-241098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、複数のユーザによって利用される車両の走行に関するデータを第三者へ提供することをユーザ毎に制限することを可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
車両から走行に関する第1データを受信することと、
前記車両に乗車中の第1ユーザを特定することと、
前記第1ユーザが乗車中の前記車両から受信した前記第1データを第三者に提供することを前記第1ユーザが許可しているか否かを示すユーザ情報を取得することと、
を実行する制御部を備え、
前記ユーザ情報において、前記第1データを前記第三者に提供することを前記第1ユーザが許可している場合、前記制御部が前記第1データを第三者サーバに送信し、
前記ユーザ情報において、前記第1データを前記第三者に提供することを前記第1ユーザが不許可としている場合、前記制御部が前記第1データを前記第三者サーバに送信することを禁止する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、複数のユーザによって利用される車両の走行に関するデータを第三者へ提供することをユーザ毎に制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るデータ提供システムにおけるデータの流れを示す図である。
図2は、車両から管理サーバに送信される走行データのテーブル構成の一例を示す図である。
図3は、管理サーバの構成を概略的に示すブロック図である。
図4(a)は、スケジュール情報データベースのテーブル構成の一例を示す図である。図4(b)は、ユーザ情報データベースのテーブル構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態において管理サーバの制御部によって実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。
図6は、実施形態の変形例において管理サーバの制御部によって実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
近年、多くの車両から走行に関するデータ(以下、「走行データ」と称する場合もある。)を収集し、収集された走行データをビッグデータとして活用する取り組みが行われている。一方で、例えば、カーシェアリングサービス用の車両のように、一台の車両が複数のユーザによって利用される場合がある。このような場合、車両を利用する複数のユーザの全てが、自身が乗車している間の車両の走行データをビッグデータとして提供することを許容するとは限らない。つまり、一台の車両を利用する複数のユーザのうちの一部が、乗車中の車両の走行データを第三者への提供することを許容しない場合がある。ここで、第三者は、収集された走行データをビッグデータとして活用する者である。そこで、本開示は、複数のユーザによって利用される車両の走行に関するデータを第三者へ提供することをユーザ毎に制限することを可能にする技術を提供する。
【0009】
本開示に係る情報処理装置は制御部を備える。制御部は車両から第1データを受信する。第1データは走行データである。第1データは、車両に搭載された各種センサによって車両の走行中に取得されてもよい。また、車両は、複数のユーザによって利用される車両である。そして、制御部は、車両に乗車中の第1ユーザを特定する。例えば、各ユーザによる車両の利用スケジュールに関する情報に基づいて制御部が車両に乗車中の第1ユーザを特定してもよい。また、車両に乗車中の第1ユーザを識別するユーザIDを車両から受信することで、制御部が車両に乗車中の第1ユーザを特定してもよい。
【0010】
また、制御部は、第1ユーザのユーザ情報を取得する。ここで、ユーザ情報は、第1ユーザが乗車中の車両から受信した第1データを第三者に提供することを第1ユーザが許可しているか否かを示す情報を含んでいる。なお、第1ユーザは、自身が乗車中の車両の第1データを第三者に提供することを許可するか否かを任意のタイミングで設定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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