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公開番号
2025006645
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107565
出願日
2023-06-29
発明の名称
充電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/633 20140101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池を充電する際に、電池の温度を充電に至適な範囲に制御する。
【解決手段】充電システム100は、車両70Aの電池80Aに接続され、電池80Aへの充電を行う充電部90を備えている。また、充電システム100は、電池80Aに接続され、電池80Aの温度が第1の温度よりも高い場合においては電池を冷やすための流体を電池との間において循環させて電池80Aを冷却し、電池80Aの温度が第2の温度よりも低い場合においては電池80Aを温めるための流体を電池80Aとの間において循環させて電池を温める温度調節部92を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の電池に接続され、前記電池への充電を行う充電部と、
前記電池に接続され、前記電池の温度が第1の温度よりも高い場合においては前記電池を冷やすための流体を前記電池との間において循環させて前記電池を冷却し、前記電池の温度が第2の温度よりも低い場合においては前記電池を温めるための流体を前記電池との間において循環させて前記電池を温める温度調節部と、
を備えた充電システム。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
車両に設けられた被接続部に接続されるプラグを備え、
前記電池に流体を供給する供給部と、前記電池からの流体を回収する回収部と、前記電池と電気的に接続される充電端子と、が前記プラグに一体に設けられている請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記充電部は、複数の車両の前記電池の温度及び充電率を取得し、
前記温度調節部は、前記充電部が取得した複数の車両の前記電池の温度及び充電率に基づいて、複数の車両の前記電池の間において熱交換を行う請求項1又は請求項2に記載の車両の充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電池を充電する充電システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電池の急速充電は、電池の温度によって充電効率が変化する。電池の温度が低かったり、極端に高かったりすると充電効率が悪化し、充電に時間がかかる場合がある。特許文献1には、車載の電池を冷却しながら充電することにより、充電効率を向上させる充電システムの発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-140740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、充電対象の電池を冷却することはできても、当該電池の温度を充電に至適な範囲に制御することを考慮していない。そのため、特許文献1に記載の発明には、電池の充電効率を最適化するという点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、電池を充電する際に、電池の温度を充電に至適な範囲に制御することができる充電システムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の充電システムは、車両の電池に接続され、前記電池への充電を行う充電部と、前記電池に接続され、前記電池の温度が第1の温度よりも高い場合においては前記電池を冷やすための流体を前記電池との間において循環させて前記電池を冷却し、前記電池の温度が第2の温度よりも低い場合においては前記電池を温めるための流体を前記電池との間において循環させて前記電池を温める温度調節部と、を備えている。
【0007】
第1の態様の充電システムでは、充電部が車両の電池に接続されることで、当該電池の充電を行うことができる。ここで、電池の温度が第1の温度よりも高い場合においては、温度調節部は、電池を冷やすための流体を電池との間において循環させて電池を冷却する。これに対して、電池の温度が第2の温度よりも低い場合においては、温度調節部は、電池を温めるための流体を電池との間において循環させて電池を温める。すなわち、温度調節部は、電池の温度が第1の温度と第2の温度との間の温度となるように当該電池の冷却又は加熱をする。このように、第1の態様の充電システムでは、電池を充電する際に、電池の温度を充電に至適な範囲に制御することができる。
【0008】
第2の態様の充電システムは、第2の態様の充電システムにおいて、車両に設けられた被接続部に接続されるプラグを備え、前記電池に流体を供給する供給部と、前記電池からの流体を回収する回収部と、前記電池と電気的に接続される充電端子と、が前記プラグに一体に設けられている。
【0009】
第2の態様の充電システムでは、電池に流体を供給する供給部と、電池からの流体を回収する回収部と、電池と電気的に接続される充電端子と、がプラグに一体に設けられている。この構成では、プラグを車両に設けられた被接続部に接続することにより、供給部、回収部及び充電端子の接続を同時に完了させることができる。また、プラグを車両に設けられた被接続部から取外すことにより、供給部、回収部及び充電端子の接続解除を同時に完了させることができる。
【0010】
第3の態様の充電システムは、第1の態様又は第2の態様の車両の充電システムにおいて、前記充電部は、複数の車両の前記電池の温度及び充電率を取得し、前記温度調節部は、前記充電部が取得した複数の車両の前記電池の温度及び充電率に基づいて、複数の車両の前記電池の間において熱交換を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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