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公開番号2024171743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088923
出願日2023-05-30
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人株式会社バッファロー
代理人個人
主分類H04L 41/06 20220101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザ側のネットワークの不調を検出できる情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】設定変更の実績を表す情報と、再起動の実績を表す情報とを少なくとも含む実績情報を記録する通信装置21に接続され、通信装置21から実績情報を取得して、所定時間内における当該実績情報を参照して、当該通信装置21が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する処理を行う情報処理装置1である。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
設定変更の実績を表す情報と、再起動の実績を表す情報とを少なくとも含む実績情報を記録する通信装置に接続され、
前記通信装置から前記実績情報を取得する取得手段と、
所定時間内における当該実績情報を参照して、当該通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する処理を行う推定手段と、
を含む情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記推定手段は、前記取得手段が取得した実績情報を参照し、当該設定変更と再起動との処理の回数をそれぞれカウントし、当該カウントした回数に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項3】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記実績情報は、設定変更と再起動との処理の回数をそれぞれ含み、
前記推定手段は、設定変更と再起動との処理のそれぞれの回数を参照し、当該回数に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項4】
請求項2記載の情報処理装置であって、
前記推定手段は、前記カウントした、設定変更と再起動との処理のそれぞれの回数を重みづけ加算して得られた指標を所定のしきい値と比較し、当該比較の結果に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項5】
請求項3記載の情報処理装置であって、
前記推定手段は、前記設定変更と再起動との処理のそれぞれの回数を重みづけ加算して得られた指標を所定のしきい値と比較し、当該比較の結果に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項6】
請求項2または4記載の情報処理装置であって、
前記推定手段は、前記設定変更と再起動との処理のそれぞれの回数を、それぞれについて予め定めたしきい値と比較して、当該比較の結果に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記推定手段は、前記取得手段が前記通信装置から取得した実績情報を参照し、所定の期間に当該通信装置が記録した実績情報に係る所定の統計処理を行い、当該統計処理結果を用いて基準を決定し、前記取得手段が通信装置から取得した実績情報と前記決定した基準とを用いて、当該通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する情報処理装置。
【請求項8】
請求項1,2,3,4,5または7のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であると推定した場合、所定の通知処理を行う情報処理装置。
【請求項9】
設定変更の実績を表す情報と、再起動の実績を表す情報とを少なくとも含む実績情報を記録する通信装置に接続されるコンピュータを、
前記通信装置から前記実績情報を取得する取得手段と、
所定時間内における当該実績情報を参照して、当該通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する処理を行う推定手段と、
として機能させるプログラム

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、Wi-Fiルータなど、種々のネットワーク機器が家庭用にも普及しており、ユーザがこれらネットワーク機器によって構成されるネットワークを管理する機会も増大している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-150672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながらネットワークの管理は一般に、ユーザにとって負担が大きく、ユーザ側のネットワークの不調を検知して、対応につなげることのできる手段が望まれている。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、Wi-Fiルータ等を含むユーザ側のネットワークの不調を検出できる情報処理装置及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
【0006】
なお、起動時において正常に起動した場合、パケット通信方式による通信を開始し、起動時において通信装置の再起動が生じた場合、通信装置に異常が生じていることを通知するための通知情報を回線交換方式によって所定のサーバ装置に送信するという技術が特許文献1に開示されている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、情報処理装置であって、設定変更の実績を表す情報と、再起動の実績を表す情報とを少なくとも含む実績情報を記録する通信装置に接続され、前記通信装置から前記実績情報を取得する取得手段と、所定時間内における当該実績情報を参照して、当該通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定する処理を行う推定手段と、を含むこととしたものである。
【0008】
本発明のこの態様によると、通信装置の再起動や設定変更の実績に応じてネットワークの不調を検出できる。
【0009】
またここで、前記推定手段は、前記取得手段が取得した実績情報を参照し、当該設定変更と再起動との処理の回数をそれぞれカウントし、当該カウントした回数に基づいて前記通信装置が接続されているネットワークが不調な状態であるか否かを推定することとしてよい。
【0010】
この例によると、通信装置の再起動や設定変更の回数に応じてネットワークの不調を検出できる。
(【0011】以降は省略されています)

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