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公開番号
2024170846
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087585
出願日
2023-05-29
発明の名称
半導体装置および振動デバイス
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03B
5/32 20060101AFI20241204BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】配線層の酸化を抑制することのできる半導体装置および振動デバイスを提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、を含む半導体基板と、前記半導体基板の前記第2面側に位置し、前記第2面側にある第3面と、前記第3面と表裏関係にある第4面と、を含む第1絶縁層と、前記第1面と前記第2面とを貫通する第1貫通孔と、前記第3面と前記第4面とを貫通し、前記第1貫通孔と連通する第2貫通孔と、を有する貫通孔と、前記第1絶縁層の前記第4面側に配置されている導電層と、前記第1面および前記貫通孔の内面に配置されている第2絶縁層と、前記第1面および前記内面上に位置する前記第2絶縁層上に配置され、前記導電層と電気的に接続されている配線層と、前記貫通孔内において前記配線層を覆う有機樹脂と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、を含む半導体基板と、
前記半導体基板の前記第2面側に位置し、前記第2面側にある第3面と、前記第3面と表裏関係にある第4面と、を含む第1絶縁層と、
前記第1面と前記第2面とを貫通する第1貫通孔と、前記第3面と前記第4面とを貫通し、前記第1貫通孔と連通する第2貫通孔と、を有する貫通孔と、
前記第1絶縁層の前記第4面側に配置されている導電層と、
前記第1面および前記貫通孔の内面に配置されている第2絶縁層と、
前記第1面および前記内面上に位置する前記第2絶縁層上に配置され、前記導電層と電気的に接続されている配線層と、
前記貫通孔内において前記配線層を覆う有機樹脂と、を有することを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記有機樹脂は、前記第1面上において前記貫通孔の前記第1面側の開口の周囲に配置されている前記配線層を覆っている請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記有機樹脂の表面を覆い、前記配線層との間で前記有機樹脂を包囲する金属層を有する請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記金属層は、前記有機樹脂の周囲において、前記第1面上に位置する前記配線層と接合されている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記金属層は、前記第1面上に位置する前記配線層を覆っている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記有機樹脂は、前記貫通孔内において、前記第1面側から前記第4面側に向けて厚さが漸増する部分を有する請求項3ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記配線層は、前記貫通孔内に、表面と前記第1面と平行な面との角度が90°より小さい傾斜部を有する請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記金属層の構成材料は、金である請求項3ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記配線層の構成材料は、銅またはアルミニウムである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項10】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置と、
前記半導体基板の前記第1面側に配置され、前記配線層と電気的に接続されている振動素子と、
前記第2面側に配置され、前記振動素子を発振させる発振回路と、を有することを特徴とする振動デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置および振動デバイスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、貫通孔を有するシリコン基板と、シリコン基板の上面に配置された第1端子と、シリコン基板の下面に配置された第2端子と、貫通孔を通って第1端子と第2端子とを電気的に接続する配線と、第1端子に接合された振動素子と、シリコン基板の上面に接合され振動素子を覆うリッドと、を有する振動デバイスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-195116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような振動デバイスでは、配線が露出しているため、配線が酸化して劣化するおそれがある。特に、配線が酸化し易い金属を含む場合には、この問題が顕著となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の半導体装置は、第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、を含む半導体基板と、
前記半導体基板の前記第2面側に位置し、前記第2面側にある第3面と、前記第3面と表裏関係にある第4面と、を含む第1絶縁層と、
前記第1面と前記第2面とを貫通する第1貫通孔と、前記第3面と前記第4面とを貫通し、前記第1貫通孔と連通する第2貫通孔と、を有する貫通孔と、
前記第1絶縁層の前記第4面側に配置されている導電層と、
前記第1面および前記貫通孔の内面に配置されている第2絶縁層と、
前記第1面および前記内面上に位置する前記第2絶縁層上に配置され、前記導電層と電気的に接続されている配線層と、
前記貫通孔内において前記配線層を覆う有機樹脂と、を有する。
【0006】
本発明の振動デバイスは、上述した半導体装置と、
前記半導体基板の前記第1面側に配置され、前記配線層と電気的に接続されている振動素子と、
前記第2面側に配置され、前記振動素子を発振させる発振回路と、を有する。
【0007】
本発明の振動デバイスは、上述した半導体装置と、
前記半導体基板の前記第1面側に配置されている振動素子と、
前記第1面側に配置され、前記配線層と電気的に接続されており、前記振動素子を発振させる発振回路と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る振動デバイスを示す断面図である。
半導体基板に形成された貫通孔の拡大断面図である。
半導体基板に形成された貫通孔の拡大断面図である。
半導体装置の上面を示す平面図である。
振動素子を示す平面図である。
第2実施形態に係る振動デバイスを示す断面図である。
第3実施形態に係る振動デバイスを示す部分拡大断面図である。
第3実施形態に係る振動デバイスを示す部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の半導体装置および振動デバイスを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る振動デバイスを示す断面図である。図2および図3は、それぞれ、半導体基板に形成された貫通孔の拡大断面図である。図4は、半導体装置の上面を示す平面図である。図5は、振動素子を示す平面図である。なお、説明の便宜上、各図には、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸として図示している。また、Z軸方向の矢印が向く側を「上」とも言い、反対側を「下」とも言う。また、Z軸方向からの平面視を単に「平面視」とも言う。
(【0011】以降は省略されています)
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