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公開番号
2024170697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087366
出願日
2023-05-29
発明の名称
画像形成装置、動作制御方法
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241204BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成処理の実行中に給紙元が切り替えられる場合の消費電力を低減可能な画像形成装置、及び動作制御方法を提供すること。
【解決手段】画像形成装置100Aは、画像形成処理の実行中に給紙元でシート切れが発生した場合であって前記給紙元とは異なる給紙カセットが切替条件を充足する場合に、前記給紙元を切り替える切替処理部71と、切替前の前記給紙元の最後のシートが定着位置を通過した第1タイミングから切替後の前記給紙元の最初のシートの搬送が開始される時以後の第2タイミングまで定着ベルトの目標温度を第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変更する変更処理部72と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着部材と、
前記定着部材を加熱するヒーターと、
前記定着部材の温度と予め設定された目標温度との差に基づいて前記ヒーターの駆動を制御する駆動制御部と、
前記定着部材による前記トナー像の定着位置を経由する搬送経路に沿って搬送される前記シートを収容する複数のシート収容部と、
予め給紙元として設定された前記シート収容部から供給される前記シートに画像を形成する画像形成処理の実行中に前記給紙元でシート切れが発生した場合であって前記給紙元とは異なる前記シート収容部が予め定められた切替条件を充足する場合に、前記給紙元を前記切替条件を充足する前記シート収容部に切り替える切替処理部と、
前記切替処理部による切替前の前記給紙元の最後の前記シートが前記定着位置を通過した時以後の第1タイミングから切替後の前記給紙元の最初の前記シートの搬送が開始される時以後の第2タイミングまで前記目標温度を予め定められた第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変更する変更処理部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記シート収容部ごとに設けられ、前記シート収容部から搬出された前記シートを検出する給紙センサーを備え、
前記第2タイミングは、切替後の前記給紙元に対応する前記給紙センサーによって当該給紙元の最初の前記シートが検出された時以後のタイミングである、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2温度は、前記シート収容部ごとに当該シート収容部に対応する前記給紙センサーの検出位置から前記定着位置までのシート移動距離に基づいて定められ、
前記変更処理部は、前記目標温度を前記第1温度から切替後の前記給紙元に対応する前記第2温度に変更し、
前記第2タイミングは、切替後の前記給紙元に対応する前記給紙センサーによって当該給紙元の最初の前記シートが検出されたタイミングである、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2温度は、前記シート収容部ごとに当該シート収容部に対応する前記給紙センサーの検出位置から前記定着位置までのシート移動距離及び最速のシート搬送速度に基づいて定められ、
前記変更処理部は、前記目標温度を前記第1温度から切替後の前記給紙元に対応する前記第2温度に変更し、
前記第2タイミングは、切替後の前記給紙元に対応する前記給紙センサーによって当該給紙元の最初の前記シートが検出された時よりも、切替後の前記給紙元及び前記画像形成処理における前記シート搬送速度の組み合わせに基づいて特定される特定時間後のタイミングである、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱するヒーターと、前記定着部材の温度と予め設定された目標温度との差に基づいて前記ヒーターの駆動を制御する駆動制御部と、前記定着部材による前記トナー像の定着位置を経由する搬送経路に沿って搬送される前記シートを収容する複数のシート収容部と、を備える画像形成装置で実行される動作制御方法であって、
予め給紙元として設定された前記シート収容部から供給される前記シートに画像を形成する画像形成処理の実行中に前記給紙元でシート切れが発生した場合であって前記給紙元とは異なる前記シート収容部が予め定められた切替条件を充足する場合に、前記給紙元を前記切替条件を充足する前記シート収容部に切り替える切替ステップと、
前記切替ステップによる切替前の前記給紙元の最後の前記シートが前記定着位置を通過した時以後の第1タイミングから切替後の前記給紙元の最初の前記シートの搬送が開始される時以後の第2タイミングまで前記目標温度を予め定められた第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変更する変更ステップと、
を含む動作制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、及び動作制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、給紙カセットなどのシート収容部から供給されるシートに画像データに基づくトナー像が転写される。そして、定着ベルトなどの定着部材により、シートに転写されたトナー像が当該シートに定着される。
【0003】
前記画像形成装置では、前記定着部材の温度が予め設定された目標温度となるように、前記定着部材を加熱するヒーターの駆動が制御されることがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、前記画像形成装置では、シートに画像を形成する画像形成処理の実行中に給紙元の前記シート収容部でシート切れが発生した場合であって、同じサイズのシートを収容する他の前記シート収容部が存在する場合に、前記画像形成処理を中断させることなく、給紙元が当該他の前記シート収容部に切り替えられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-159237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記画像形成装置において前記画像形成処理の実行中に給紙元が切り替えられる場合には、給紙元の切り替え処理が終了するまで次のシートの搬送が停止する。ここで、従来の前記画像形成装置では、給紙元が切り替えられる場合であっても、前記目標温度が変更されずに前記ヒーターの駆動が制御される。
【0007】
本発明の目的は、画像形成処理の実行中に給紙元が切り替えられる場合の消費電力を低減可能な画像形成装置、及び動作制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、定着部材と、ヒーターと、駆動制御部と、複数のシート収容部と、切替処理部と、変更処理部とを備える。前記定着部材は、シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる。前記ヒーターは、前記定着部材を加熱する。前記駆動制御部は、前記定着部材の温度と予め設定された目標温度との差に基づいて前記ヒーターの駆動を制御する。前記シート収容部各々は、前記定着部材による前記トナー像の定着位置を経由する搬送経路に沿って搬送される前記シートを収容する。前記切替処理部は、予め給紙元として設定された前記シート収容部から供給される前記シートに画像を形成する画像形成処理の実行中に前記給紙元でシート切れが発生した場合であって前記給紙元とは異なる前記シート収容部が予め定められた切替条件を充足する場合に、前記給紙元を前記切替条件を充足する前記シート収容部に切り替える。前記変更処理部は、前記切替処理部による切替前の前記給紙元の最後の前記シートが前記定着位置を通過した時以後の第1タイミングから切替後の前記給紙元の最初の前記シートの搬送が開始される時以後の第2タイミングまで前記目標温度を予め定められた第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変更する。
【0009】
本発明の他の局面に係る動作制御方法は、シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱するヒーターと、前記定着部材の温度と予め設定された目標温度との差に基づいて前記ヒーターの駆動を制御する駆動制御部と、前記定着部材による前記トナー像の定着位置を経由する搬送経路に沿って搬送される前記シートを収容する複数のシート収容部と、を備える画像形成装置で実行され、以下の切替ステップと、変更ステップとを含む。前記切替ステップでは、予め給紙元として設定された前記シート収容部から供給される前記シートに画像を形成する画像形成処理の実行中に前記給紙元でシート切れが発生した場合であって前記給紙元とは異なる前記シート収容部が予め定められた切替条件を充足する場合に、前記給紙元が前記切替条件を充足する前記シート収容部に切り替えられる。前記変更ステップでは、前記切替ステップによる切替前の前記給紙元の最後の前記シートが前記定着位置を通過した時以後の第1タイミングから切替後の前記給紙元の最初の前記シートの搬送が開始される時以後の第2タイミングまで前記目標温度が予め定められた第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変更される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成処理の実行中に給紙元が切り替えられる場合の消費電力を低減可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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