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公開番号2024170520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-10
出願番号2024151986,2022509296
出願日2024-09-04,2021-01-14
発明の名称音声処理装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04S 7/00 20060101AFI20241203BHJP(電気通信技術)
要約【課題】携帯端末装置を使用している場合であっても適切な位置に音を定位させる等の補正をする。
【解決手段】レシーバ部(20)は、制御部(22)が、コンテンツに関する情報が表示される表示部(11)を有するタブレット端末(10)の位置を検出し、補正部(23)が、検出されたタブレット端末(10)の位置に基づいて、所定の空間に配置されたスピーカから出力されるコンテンツに関する音声を補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンテンツに関する情報が表示される表示画面を有する携帯端末装置の前記表示画面の向きを検出する向き検出部と、
所定の空間に配置された複数のスピーカから出力される前記コンテンツに関する音声を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、検出された前記表示画面の向きに基づいて、前記コンテンツに関する音声のうち、左側の音声を出力するスピーカと右側の音声を出力するスピーカとを前記複数のスピーカから選択する、
ことを特徴とする音声処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記携帯端末装置の位置を検出する位置検出部を備え、
前記補正部は、検出された前記表示画面の向き及び前記携帯端末の位置に基づいて、前記コンテンツに関する音声のうち、左側の音声を出力するスピーカと右側の音声を出力するスピーカとを前記複数のスピーカから選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
【請求項3】
前記携帯端末装置の床面に対する傾きを取得する傾き取得部を備え、
前記補正部は、前記携帯端末装置の位置、前記表示画面の向き及び前記床面に対する傾きに基づいて前記補正をすることを特徴とする請求項2に記載の音声処理装置。
【請求項4】
前記向き検出部は、前記携帯端末装置に設けられた第1地磁気センサと、前記第1地磁気センサとは別に設けられた第2地磁気センサと、からそれぞれ検出結果を取得し、前記第1地磁気センサと前記第2地磁気センサの前記検出結果に基づいて前記表示画面の向きを検出することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の音声処理装置。
【請求項5】
前記複数のスピーカは車両の車室内に設けられていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の音声処理装置。
【請求項6】
所定の空間に配置された複数のスピーカから出力されるコンテンツに関する音声に所定の処理を施す音声処理装置で実行される音声処理方法であって、
前記コンテンツに関する情報が表示される表示画面を有する携帯端末装置の前記表示画面の向きを検出する向き検出工程と、
前記スピーカから出力される前記コンテンツに関する音声を補正する補正工程と、を含み、
前記補正工程は、検出された前記表示画面の向きに基づいて、前記コンテンツに関する音声のうち、左側の音声を出力するスピーカと右側の音声を出力するスピーカとを前記複数のスピーカから選択する、
ことを特徴とする音声処理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の音声処理方法をコンピュータにより実行させることを特徴とする音声処理プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の音声処理プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の空間に配置されたスピーカから出力されるコンテンツに関する音声に所定の処理を施す音声処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、車両において、運転席等の座席に座っている乗員等に楽曲等の音を定位させるため、車内に設置された各スピーカの遅延等を調整する機能はタイムアライメント等と称されて知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
このようなタイムアライメントを行う場合、乗員の有無を検出し、乗員の座っている座席の近傍に音を定位させるのが望ましい。この際の乗員の検出方法としては、カメラにより検出することが知られている(特許文献2、3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-54326号公報
特開2019-139582号公報
特開2018-164144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
カメラにより乗員を検出する方法の場合、画像認識等の複雑な処理が必要となる。また、処理の精度により乗員の検出が不正確となる場合もある。また、近年タブレット端末やスマートフォン等の携帯端末装置によりコンテンツを視聴等することが増えている。このような携帯端末装置の使用者(視聴者)に音を定位させる場合、携帯端末装置は車内で移動自在であるので、単に乗員を検出するだけでは、端末の使用者と他の乗員との区別がつかず所望の場所に音を定位させることができない。
【0006】
本発明が解決しようとする課題としては、携帯端末装置を使用している場合であっても適切な位置に音を定位させる等の補正をすることが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンテンツに関する情報が表示される表示画面を有する携帯端末装置の前記表示画面の向きを検出する向き検出部と、所定の空間に配置された複数のスピーカから出力される前記コンテンツに関する音声を補正する補正部と、を備え、前記補正部は、検出された前記表示画面の向きに基づいて、前記コンテンツに関する音声のうち、左側の音声を出力するスピーカと右側の音声を出力するスピーカとを前記複数のスピーカから選択する、ことを特徴としている。
【0008】
請求項6に記載の発明は、所定の空間に配置された複数のスピーカから出力されるコンテンツに関する音声に所定の処理を施す音声処理装置で実行される音声処理方法であって、前記コンテンツに関する情報が表示される表示画面を有する携帯端末装置の前記表示画面の向きを検出する向き検出工程と、前記スピーカから出力される前記コンテンツに関する音声を補正する補正工程と、を含み、前記補正工程は、検出された前記表示画面の向きに基づいて、前記コンテンツに関する音声のうち、左側の音声を出力するスピーカと右側の音声を出力するスピーカとを前記複数のスピーカから選択する、ことを特徴としている。
【0009】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の音声処理方法をコンピュータにより実行させることを特徴としている。
【0010】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の音声処理プログラムを格納したことを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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