TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024169948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086823
出願日
2023-05-26
発明の名称
吸管走行装置及び吸管走行方法
出願人
株式会社モリタ
,
北菱電興株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A62C
33/00 20060101AFI20241129BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】
消防用吸管の巻き取りや繰り出しを行う吸管走行装置であって、巻き取り時に吸管の巻き緩みが生じ難く、また、吸管の走行速度を一定に維持することができ、走行速度の急激な変化による巻き込み事故が生じ難い安全性の高い吸管走行装置を提供する。
【解決手段】
回動アームが架台プレートに回動可能に固定されてリールの前後に配されており、一端が架台プレートに固定され、他端は回動アームに固定されている押圧手段が前記前後に配された回動アームをリールの回転軸に向けて一定の力で押圧することで回動アームが備えるインホイールモーターが吸管表面を押圧しており、インホイールモーターが前記吸管表面を押圧しながら回転することで吸管を走行させる吸管走行装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消防用吸管の巻き取り及び繰り出しを行う吸管走行装置であって、前記吸管走行装置は、
リールと1以上のインホイールモーターを備える一対の回動アームと一対の押圧手段を備え、前記一対の回動アームは架台プレートに回動可能に固定されてリールの前後に配されており、前記一対の押圧手段はそれぞれ一端が前記架台プレートに固定され、他端は回動アームに固定されて、前後に配された一対の回動アームをリールの回転軸に向けて一定の力で押圧することで一対の回動アームが備えるインホイールモーターが吸管表面を押圧しており、前記インホイールモーターが吸管表面を押圧しながら回転することで吸管を走行させる吸管走行装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
制御装置により、前記吸管の巻き取り時の走行速度が一定になるように制御された請求項1記載の吸管走行装置。
【請求項3】
制御装置により、前記吸管の繰り出し開始時の作業者の繰り出し速度を超えない速度で繰り出すように制御された請求項1又は2記載の吸管走行装置。
【請求項4】
前記押圧手段が、300N以上、かつ、1000N以下の力で回動アームを押圧するガススプリングである請求項1又は2記載の吸管走行装置。
【請求項5】
前記インホイールモーターがそれぞれ25N以上、かつ、85N以下の力で吸管を押圧する請求項1又は2記載の吸管走行装置。
【請求項6】
前記インホイールモーターの回転数がそれぞれ50rpm以上、かつ、1000rpm以下である請求項1又は2記載の吸管走行装置。
【請求項7】
前記インホイールモーターの表面が凹凸形状である請求項1又は2記載の吸管走行装置。
【請求項8】
リールの前後に配されたインホイールモーターが吸管表面を押圧しながら回転することで吸管を走行させる吸管走行方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消防用吸管を走行させて巻き取り及び繰り出しを行う吸管走行装置に関する。詳しくは、該吸管走行装置は、吸管の巻き取り径の変化に関わらず吸管表面を押圧しながら回転するインホイールモーターによって吸管を走行させるので、巻き取り時には巻き緩みが生じ難く、また、巻き取り時の走行速度を吸管の巻き取り径の変化に関わらず一定になるように制御できるので走行速度の急激な変化による巻き込み事故が生じ難い安全性の高い吸管走行装置に関する。
続きを表示(約 880 文字)
【背景技術】
【0002】
消防用吸管とは動力消防ポンプの吸水口に結合して水を吸い上げるための導管である。
【0003】
吸水に際しては、吸管内部に高い負圧力がかかるため、消防用吸管は消防法によって規定される一定以上の非常に強固な構造を備えている。
【0004】
詳しくは、消防用吸管の技術上の規格を定める省令(耐負圧力)第11条に、長さが1m以上の消防用吸管の一端を塞ぎ、当該吸管内の真空度を94キロパスカル以上にして10分間放置した場合において、剥離、亀裂、漏れ、変形等が生じず、呼称が150~50までの吸管にあっては10%以上、呼称が40~25の吸管にあっては20%以上の縮みが生じないものであり、かつ、大気圧に戻した後10分以内にその縮みが2%以下になるものでなければならないと規定されている。
【0005】
なお、吸管は呼称により、25~150までの11種類の内径のものがある。
【0006】
吸管は消防車に積載されているリールに巻き取られた状態で保管され、消火活動時にはリールから繰り出されて使用される。
【0007】
繰り出された吸管は消火活動後にリールを電動や手動で回転させて巻き取るのが一般的である。
【0008】
しかし、リールを回転させて巻き取る方法では、巻き始め付近の巻き取り径が小さい時も、巻き終わり近くの巻き取り径が大きい時もリールが一定の速さで回転するため、吸管の巻き取り径が大きくなると吸管の走行速度が急に速くなり、側に居る消防士の身体や衣服が吸管に巻き込まれる、いわゆる巻き込み事故が生じる虞がある。
【0009】
また、吸管の構造は強固であるため、単にリールを回転させて巻き取る方法では巻き緩みが生じる虞がある。
【0010】
巻き緩みがあると、消防車の吸管を収納するスペースに収まらず、再度、巻き直しが必要になることがあるという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社モリタホールディングス
消防車
16日前
株式会社モリタホールディングス
消防車
16日前
株式会社モリタ
吸管走行装置及び吸管走行方法
1か月前
株式会社モリタ製作所
画像処理システム
23日前
国立大学法人大阪大学
画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム
23日前
個人
階段避難用滑り板
1か月前
個人
発火物保管構造
3か月前
能美防災株式会社
消火設備
3か月前
能美防災株式会社
消火装置
1か月前
能美防災株式会社
放水設備
4か月前
能美防災株式会社
消火設備
2か月前
個人
可搬式防災ターミナル
6か月前
深田工業株式会社
発泡ノズル
1か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
2か月前
能美防災株式会社
消火栓装置
1か月前
能美防災株式会社
デフレクタ
3か月前
ホーチキ株式会社
防災システム
1か月前
個人
森林火災の延焼拡大防止システム
4か月前
個人
消火用ノズルヘッド
2か月前
中国電力株式会社
長尺工具保持具
24日前
幸南工業株式会社
コンセント装置
5か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
3か月前
サンコー株式会社
係止状態検出装置
5か月前
能美防災株式会社
カバー
6か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
4か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
4か月前
プログレス株式会社
抗がん剤分解液
6か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
2か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
2か月前
中国電力株式会社
器具姿勢保持ツール
5か月前
千住金属工業株式会社
泡消火剤
4か月前
Ronk株式会社
作業者安全確認装置
3か月前
文化シヤッター株式会社
防煙垂れ壁装置
2か月前
株式会社ニフコ
圧力開放弁
2か月前
続きを見る
他の特許を見る