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公開番号2024169911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023086772
出願日2023-05-26
発明の名称プロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20241129BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】レバーを目立たなくすることが可能なプロジェクターを提供する。
【解決手段】設置面と対向する対向面を有し、設置面に配置される外装筐体と、対向面からの突出量を調節可能な軸部、及び、軸部に設けられた複数の被係合部を有し、軸部の先端が設置面と接触する第1脚部と、複数の被係合部のうち少なくとも1つに係合して軸部を固定する係合部を有し、回転軸を中心に回転可能に設けられたレバーと、係合部が被係合部に係合する第1回転方向にレバーを付勢する付勢部材と、を備え、外装筐体は、対向面と連続し、レバーの一部が露出する第1側面と、対向面に設けられ、設置面に向かって開口する収容凹部と、第1側面の一部を構成し、収容凹部における第1側面側の辺縁を構成する壁部とを有し、レバーは、第1回転方向とは反対方向にレバーが回転されて係合部と被係合部との係合が解除されたときに、収容凹部の内部に挿入される挿入部を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
設置面と対向する対向面を有し、前記設置面に配置される外装筐体と、
前記対向面からの突出量を調節可能な軸部、及び、前記対向面からの前記軸部の突出方向に沿って前記軸部に設けられた複数の被係合部を有し、前記軸部の先端が前記設置面と接触する第1脚部と、
前記複数の被係合部のうち少なくとも1つの被係合部に係合して、前記軸部を固定する係合部を有し、回転軸を中心に回転可能に設けられたレバーと、
前記係合部が前記少なくとも1つの被係合部に係合する第1回転方向に前記レバーを付勢する付勢部材と、を備え、
前記外装筐体は、
前記対向面と連続し、前記レバーの一部が露出する第1側面と、
前記対向面に設けられ、前記設置面に向かって開口する収容凹部と、
前記第1側面における一部を構成し、前記収容凹部における前記第1側面側の辺縁を構成する壁部と、を有し、
前記レバーは、前記第1回転方向とは反対方向に前記レバーが回転されて前記係合部と前記少なくとも1つの被係合部との係合が解除されたときに、前記収容凹部の内部に挿入される挿入部を有する、ことを特徴とするプロジェクター。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記挿入部の端部は、前記係合部と前記少なくとも1つの被係合部とが係合している場合、前記壁部の先端部を通り、かつ、前記設置面に沿う第1仮想面と交差する、ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項3】
請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記外装筐体は、前記対向面に前記設置面と接触する第2脚部を有し、
前記第1脚部と前記第2脚部とは、合わせて3つ以上設けられ、
前記壁部の先端部を通り、かつ、前記設置面に沿う第1仮想面は、前記第1脚部及び前記第2脚部のそれぞれの前記設置面と接触する部分を通る第2仮想面と平行である、ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記外装筐体は、
前記外装筐体において前記第1側面とは反対側に設けられた第2側面と、
前記第1側面と前記対向面とに跨り、前記第2側面に向かうに従って前記設置面に近接する筐体側傾斜面と、を有し、
前記収容凹部は、前記筐体側傾斜面にて前記設置面に向かって開口している、ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項5】
請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
前記レバーは、前記係合部と前記少なくとも1つの被係合部とが係合する前記レバーの係合位置において、前記外装筐体の外部に露出する外面を有し、
前記外面は、
前記筐体側傾斜面に沿う第1傾斜面と、
前記第1傾斜面に対して前記挿入部側に設けられ、前記筐体側傾斜面よりも内側に配置される第2傾斜面と、を有する、ことを特徴とするプロジェクター。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記収容凹部の底面は、前記係合部が前記少なくとも1つの被係合部から離間したときに前記挿入部が接触して、前記回転軸を中心とする前記レバーの回転を規制する規制面である、ことを特徴とするプロジェクター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プロジェクターに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、設置面と接触する脚部を備えたプロジェクターが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、本体からの突出量を調整可能な2つの脚を備える。各脚の突出量は、脚部の外周に形成されたラック状の複数の凹部と係合する係止手段を操作することによって調節される。具体的に、係止手段の操作部を上方向に移動させると、係止手段において凹部と係合する係止片が凹部から離間し、これにより、本体からの脚の突出、及び、本体に対する脚の挿入が可能となる。一方、操作部を下方向に移動させると、係止片が凹部と係合し、これにより、脚が係止される。
【0003】
特許文献2に記載のプロジェクターは、チルトフット機構を備える。チルトフット機構は、操作部を有するレバーと、レバーの部分円筒部に挿通される棒状の雄ねじ部を有するフットと、を備える。レバーの一部には、雄ねじ部と噛合する雌ねじ部が設けられている。操作部が押圧されてレバーが後方に回転されると、雌ねじ部が雄ねじ部から離間することによって、フットはベースに対して雄ねじ部の長手方向に移動可能となる。一方、操作部への押圧が解除されると、ばねの弾性力によって、レバーは前方に回転され、雌ねじ部が雄ねじ部に圧接される。これにより、フットがベースに再び固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第98/12601号
国際公開第2011/010360号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1及び2に記載のプロジェクターのように、脚部の突出量を調節するレバーは、プロジェクターの底面に近い位置に設置される。これに対し、レバーの操作性の観点から、ユーザーがレバーの存在を認識できるように、レバーは、比較的目立つように設置されている。
近年、よりデザイン性が高いプロジェクターが要望されており、シンプルな外観を有するプロジェクターの需要が高まっている。このような需要の高まりから、脚部の突出量を調整するレバーを目立たなくすることが可能な構成が要望されてきた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るプロジェクターは、設置面と対向する対向面を有し、前記設置面に配置される外装筐体と、前記対向面からの突出量を調節可能な軸部、及び、前記対向面からの前記軸部の突出方向に沿って前記軸部に設けられた複数の被係合部を有し、前記軸部の先端が前記設置面と接触する第1脚部と、前記複数の被係合部のうち少なくとも1つの被係合部に係合して、前記軸部を固定する係合部を有し、回転軸を中心に回転可能に設けられたレバーと、前記係合部が前記少なくとも1つの被係合部に係合する第1回転方向に前記レバーを付勢する付勢部材と、を備え、前記外装筐体は、前記対向面と連続し、前記レバーの一部が露出する第1側面と、前記対向面に設けられ、前記設置面に向かって開口する収容凹部と、前記第1側面における一部を構成し、前記収容凹部における前記第1側面側の辺縁を構成する壁部と、を有し、前記レバーは、前記第1回転方向とは反対方向に前記レバーが回転されて前記係合部と前記少なくとも1つの被係合部との係合が解除されたときに、前記収容凹部の内部に挿入される挿入部を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るプロジェクターを示す斜視図。
第1実施形態に係るプロジェクターを示す斜視図。
第1実施形態に係るロアーケースの一部を拡大して示す斜視図。
第1実施形態に係る調節脚部を示す斜視図。
第1実施形態に係る調節脚部を示す斜視図。
第1実施形態に係る調節脚部を示す斜視図。
第1実施形態に係る調節脚部を示す断面図。
第1実施形態に係るロアーケース及び調節脚部を示す断面図。
第1実施形態に係るロアーケース及び調節脚部を示す断面図。
第1実施形態に係るプロジェクターを示す正面図。
第2実施形態に係るプロジェクターが備えるロアーケース及び調節脚部を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの構成]
図1及び図2は、本実施形態に係るプロジェクター1を示す斜視図である。詳述すると、図1は、下方正面側から見たプロジェクター1を示す斜視図であり、図2は、上方背面側から見たプロジェクター1を示す斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、画像情報に応じた画像光を被投射面に投射する。プロジェクター1は、図1及び図2に示すように、外装筐体2を備える。
以下の説明では、互いに直交する三方向を、+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。+Y方向は、図2に示すように、プロジェクター1が設置される設置面SFに対して垂直に起立する方向である。+Y方向からプロジェクター1を見た場合、+Z方向は、プロジェクター1が画像光を投射する方向である。
図示を省略するが、+X方向とは反対方向を-X方向とし、+Y方向とは反対方向を-Y方向とし、+Z方向とは反対方向を-Z方向とする。図示を省略するが、+X方向に沿う軸をX軸とし、+Y方向に沿う軸をY軸とし、+Z方向に沿う軸をZ軸とする。
【0009】
[外装筐体の構成]
外装筐体2は、図1及び図2に示すように、プロジェクター1の外装を構成する筐体である。外装筐体2は、+Y方向の部分を構成するアッパーケース2Aと、-Y方向の部分を構成するロアーケース2Bと、を備え、アッパーケース2Aとロアーケース2Bとが組み合わされて略直方体形状に構成されている。外装筐体2は、正面21、背面22、右側面23、左側面24、天面25、底面26及び傾斜面28を有する。
正面21、背面22、右側面23及び左側面24のそれぞれは、アッパーケース2Aにおける-Y方向の部分とロアーケース2Bにおける+Y方向の部分とによって構成される。天面25は、アッパーケース2Aによって構成され、底面26は、ロアーケース2Bによって構成される。
【0010】
正面21と背面22とは、Z軸において互いに反対側となる面である。正面21は、第1側面に相当し、背面22は、第2側面に相当する。
正面21は、図1に示すように、外装筐体2において+Z方向を向く側面であり、底面26と連続している。正面21には、被投射面に投射される画像光が通過する投射口211が設けられている。
背面22は、図2に示すように、外装筐体2において+Z方向を向く側面である。背面22における-Y方向の部分は、図示しないスピーカーユニットを-Z方向にて覆うファブリックユニットFBによって構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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