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公開番号2024180078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099519
出願日2023-06-16
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/14 20060101AFI20241219BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジの使用に応じて、感光体ドラム上の異物を適切に取り除く。
【解決手段】画像形成装置は、ドラムカートリッジと、トナーカートリッジと、現像ローラと、記憶部と、制御部とを備える。現像ローラは、トナーを感光体ドラムに供給し、感光体ドラム上の異物を取り除くことが可能である。記憶部は、ドラムカートリッジ情報と、トナーカートリッジ情報とを記憶する。制御部は、ドラムカートリッジ情報およびトナーカートリッジ情報に基づいて、印刷ジョブの終了後に感光体ドラムおよび現像ローラの回転を継続させる回転継続時間を決定する(S3)。制御部は、印刷ジョブで画像形成すべき最後のシートが感光体ドラムを通過した後(S9,Yes)、回転継続時間が経過するまで(S11)、感光体ドラムおよび現像ローラの回転を継続する回転継続処理を実行する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
ドラムカートリッジであって、感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、
トナーカートリッジであって、トナーを収容するトナー筐体を有するトナーカートリッジと、
前記感光体ドラムの周面に接触する現像ローラであって、前記トナー筐体に収容されたトナーを前記感光体ドラムに供給し、前記感光体ドラム上の異物を取り除くことが可能な現像ローラと、
前記ドラムカートリッジを用いて印刷された累積印刷枚数であるドラム印刷枚数と、前記感光体ドラムの累積回転回数であるドラム回転回数と、のうち少なくとも一つを含むドラムカートリッジ情報と、
前記トナーカートリッジを用いて印刷された累積印刷枚数であるトナー印刷枚数と、前記現像ローラの累積回転数である現像回転回数と、前記トナーカートリッジを用いて印刷されたドット数の累積であるトナードットカウントと、のうち少なくとも一つを含むトナーカートリッジ情報と、
を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
画像形成の実行に従って、前記記憶部に記憶されている前記ドラムカートリッジ情報および前記トナーカートリッジ情報を更新する更新処理を実行し、
前記ドラムカートリッジ情報および前記トナーカートリッジ情報に基づいて、印刷ジョブの終了後に前記感光体ドラムおよび前記現像ローラの回転を継続させる回転継続時間を決定し、
前記印刷ジョブで画像形成すべき最後のシートが前記感光体ドラムを通過した後、前記回転継続時間が経過するまで、前記感光体ドラムおよび前記現像ローラの回転を継続する回転継続処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記画像形成装置は、
前記感光体ドラムとの間で前記感光体ドラム上に形成されたトナー像をシートに転写する転写ローラを備え、
前記現像ローラおよび前記転写ローラとは別の前記感光体ドラムの周面をクリーニングする部材を備えていないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ドラム印刷枚数と前記トナー印刷枚数とに基づいて前記回転継続時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記トナーカートリッジは、現像ローラを有し、
前記制御部は、前記ドラム回転回数と前記現像回転回数とに基づいて前記回転継続時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ドラム印刷枚数または前記ドラム回転回数と、前記トナードットカウントと、に基づいて前記回転継続時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、
印刷可能範囲における平均ドット占有率が所定値未満である場合、平均ドット占有率が所定値以上である場合よりも前記回転継続時間を長くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、
画像形成をする場合、前記感光体ドラムを第1帯電バイアスで帯電させ、
前記回転継続処理を実行する場合、前記感光体ドラムを前記第1帯電バイアスより小さい第2帯電バイアスで帯電させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
画像形成をする場合、前記現像ローラに第1現像バイアスを印加し、
前記回転継続処理を実行する場合、前記現像ローラに前記第1現像バイアスより小さい第2現像バイアスを印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記回転継続処理を実行する場合、画像形成をする場合よりも、前記感光体ドラムの回転速度と前記現像ローラの回転速度の速度差を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置は、前記感光体ドラムとの間で前記感光体ドラム上に形成されたトナー像をシートに転写する転写ローラを備え、
前記制御部は、
画像形成をする場合、前記転写ローラに第1転写バイアスを印加し、
前記回転継続処理を実行する場合、前記転写ローラに前記第1転写バイアスより絶対値の小さい第2転写バイアスを印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジを備える画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが本体ケーシングに着脱されることが記載されている。そして、ドラムカートリッジには、感光ドラム上に付着する紙粉を除去するための紙粉除去部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-267537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置によって画像形成すると、感光体ドラム上にトナーや紙粉などの異物が付着することがある。感光体ドラム上に付着する異物の付着状態は、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジの使用状態に応じて変化する。しかしながら、従来の画像形成装置では、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジの使用状態に応じて、感光体ドラム上の異物を取り除くことはできなかった。
【0005】
そこで、本開示は、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジの使用状態に応じて、感光体ドラム上の異物を取り除くことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するため、本願の第1態様の画像形成装置は、ドラムカートリッジと、トナーカートリッジと、現像ローラと、記憶部と、制御部と、を備える。
ドラムカートリッジは、感光体ドラムを有する。トナーカートリッジは、トナーを収容するトナー筐体を有する。現像ローラは、感光体ドラムの周面に接触する。現像ローラは、トナー筐体に収容されたトナーを感光体ドラムに供給し、感光体ドラム上の異物を取り除くことが可能である。記憶部は、ドラムカートリッジ情報と、トナーカートリッジ情報と、を記憶する。ドラムカートリッジ情報は、ドラムカートリッジを用いて印刷された累積印刷枚数であるドラム印刷枚数と、感光体ドラムの累積回転回数であるドラム回転回数と、のうち少なくとも一つを含む。トナーカートリッジ情報は、トナーカートリッジを用いて印刷された累積印刷枚数であるトナー印刷枚数と、現像ローラの累積回転数である現像回転回数と、トナーカートリッジを用いて印刷されたドット数の累積であるトナードットカウントと、のうち少なくとも一つを含む。
制御部は、画像形成の実行に従って、記憶部に記憶されているドラムカートリッジ情報およびトナーカートリッジ情報を更新する更新処理を実行する。
制御部は、ドラムカートリッジ情報およびトナーカートリッジ情報に基づいて、印刷ジョブの終了後に感光体ドラムおよび現像ローラの回転を継続させる回転継続時間を決定する。
制御部は、印刷ジョブで画像形成すべき最後のシートが感光体ドラムを通過した後、回転継続時間が経過するまで、感光体ドラムおよび現像ローラの回転を継続する回転継続処理を実行する。
【0007】
制御部は、ドラムカートリッジ情報およびトナーカートリッジ情報に基づいて、回転継続時間を決定し、画像形成が終了してから回転継続処理を実行する。このため、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジの使用状態に応じて、感光体ドラム上の異物を取り除くことができる。
【0008】
また、第2態様に係る画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、感光体ドラムとの間で感光体ドラム上に形成されたトナー像をシートに転写する転写ローラを備えてもよい。そして、現像ローラおよび転写ローラとは別の感光体ドラムの周面をクリーニングする部材を備えていない構成としてもよい。
【0009】
現像ローラおよび転写ローラとは別の感光体ドラムの周面をクリーニングする部材を備えていない構成であっても、回転継続処理を実行するため、感光体ドラム上の異物を適切に取り除くことができる。
【0010】
また、第3態様に係る画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、制御部が、ドラム印刷枚数とトナー印刷枚数とに基づいて回転継続時間を決定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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