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公開番号
2024168257
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084766
出願日
2023-05-23
発明の名称
画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241128BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着器で媒体の巻付きが生じた場合に、媒体の巻付きを適切に検出でき、巻付いた媒体を安全に装置外に排出できるようにして装置故障を防止する。
【解決手段】本開示の画像形成装置は、媒体に画像を定着させる定着部と、媒体の搬送を制御する搬送制御部と、定着部を通過する媒体の位置を検知する媒体検知部と、定着部の温度を検知する温度検知部と、温度検知部の検知温度に基づいて、定着部の温度を監視する温度監視部と、を備え、温度監視部により定着部の温度異常を検出した場合に、搬送制御部は、媒体検知部により検知された媒体の位置に基づいて、媒体の搬送停止、又は搬送継続を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に画像を定着させる定着部と、
前記媒体の搬送を制御する搬送制御部と、
前記定着部を通過する前記媒体の位置を検知する媒体検知部と、
前記定着部の温度を検知する温度検知部と、
前記温度検知部の検知温度に基づいて、前記定着部の温度を監視する温度監視部と、
を備え、
前記温度監視部により前記定着部の温度異常を検出した場合に、前記搬送制御部は、前記媒体検知部により検知された前記媒体の位置に基づいて、前記媒体の搬送停止、又は搬送継続を制御する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記定着部を通過する前記媒体の位置及び前記媒体の媒体長に基づいて、前記媒体の巻付きが検出された場合であって、前記媒体が除去可能な位置にあるとき、前記搬送制御部は前記媒体の搬送継続を行なう
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記媒体の先端が前記定着部の出口を通過していない場合、前記定着部の入口から出口までの距離長と、前記媒体の除去可能な長さとを加算した値よりも、前記媒体の媒体長が短いときには前記媒体は搬送停止し、前記媒体の媒体長が長いときには前記媒体は搬送継続する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記媒体の先端が前記定着部の出口を通過している場合、前記定着部の入口から前記媒体の除去可能な長さと、前記媒体の先端から前記定着部の出口までの長さとを加算した値より、前記媒体の後端から前記定着部の入口までの長さが短いときには前記媒体は搬送停止し、前記媒体の後端から前記定着部の入口までの長さが長いときには前記媒体は搬送継続する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記媒体に形成された画像のうち、所定値以上のトナー濃度領域の開始位置を管理する画像位置管理部を備え、
前記媒体が除去可能な位置であるときであって、前記トナー濃度領域の開始位置に基づく、前記媒体の前記定着部への巻付きの可能性があるとき、前記搬送制御部は前記媒体の搬送継続を行なう
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記媒体の先端が前記定着部の出口を通過していない場合、前記媒体の媒体長から前記媒体の除去可能な長さを引いた長さの半分の値より、前記媒体の先端から前記トナー濃度領域の開始位置までの長さが短いときには、前記媒体を搬送停止し、前記媒体の先端から前記トナー濃度領域の開始位置までの長さが長いときには、前記媒体を搬送継続する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記媒体の先端が前記定着部の出口を通過している場合、前記媒体の媒体長と前記媒体の除去可能な長さとを加えた長さの半分の値より、前記媒体の先端から前記トナー濃度領域の開始位置までの長さが短いときには、前記媒体を搬送停止し、前記媒体の先端から前記トナー濃度領域の開始位置までの長さが長いときには、前記媒体を搬送継続する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば電子写真方式の画像形成装置における定着器に異常が発生した際の制御方式に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、定着ユニットは、媒体上のトナー像を加熱及び加圧してトナー像を媒体上に定着させているが、定着ユニット内部のロール部材等に媒体が巻付いてしまうことがある。定着ユニットにおいて媒体の巻付きが生じると、画像形成装置の故障にも繋がってしまう。
【0003】
このような媒体の巻付きを回避するため、媒体が通過する通過領域と非通過領域とのそれぞれに温度センサを設置し、各温度センサによる温度上昇率に基づいて、媒体の巻き付きを判断する方法がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-124451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来の方法を用いた場合でも、温度センサが故障してしまうと、温度センサによる温度測定ができず、媒体の巻付きを検出できないという問題が生じ得る。また、媒体の巻付きが生じたときに、安全に媒体を排出できるようにすることも望まれる。
【0006】
そこで、本開示は、上述した課題に鑑み、定着部で媒体の巻付きが生じた場合に、媒体の巻付きを適切に検出でき、巻付いた媒体を安全に装置外に排出できるようにして、装置故障を防止できる画像形成装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本開示の画像形成装置は、媒体に画像を定着させる定着部と、媒体の搬送を制御する搬送制御部と、定着部を通過する媒体の位置を検知する媒体検知部と、定着部の温度を検知する温度検知部と、温度検知部の検知温度に基づいて、定着部の温度を監視する温度監視部と、を備え、温度監視部により定着部の温度異常を検出した場合に、搬送制御部は、媒体検知部により検知された媒体の位置に基づいて、媒体の搬送停止、又は搬送継続を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、定着部で媒体の巻付きが生じた場合に、媒体の巻付きを適切に検出でき、巻付いた媒体を安全に装置外に排出できるようにして、装置故障を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す構成図である。
実施形態に係る定着ユニットの構成を示す構成図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示す構成図である。
第1の実施形態において、情報処理装置からの印刷データを受信したときの画像形成装置の処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態において、媒体位置管理部による媒体位置の管理処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態において、巻付き監視部による定着ユニットにおける媒体巻付きの監視処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態において、異常温度監視部による温度監視処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態において巻付き判断部による巻付き判断処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態で、媒体先端が定着入口センサをONするまでの間のエラーを説明する説明図である。
第1の実施形態で、媒体先端が定着入口センサをON後、定着出口センサをOFFするまでの間のエラーを説明する説明図である。
第1の実施形態で、媒体先端が定着出口センサをON後、媒体後端が定着入口センサをOFFするまでの間のエラーを説明する説明図である。
第1の実施形態で、媒体先端が定着出口センサをON後、媒体後端が定着入口センサをOFFした後のエラーを説明する説明図である。
第2の実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示す構成図である。
第2の実施形態において情報処理装置からの印刷データを受信したときの画像形成装置の処理を示すフローチャートである。
第2の実施形態において、画像位置管理部による画像位置管理の動作フローである。
第2の実施形態において巻付き判断部による巻付き判断処理を示すフローチャートである。
第2の実施形態で、媒体先端が定着入口センサをON後、定着出口センサをOFFするまでの間のエラーを説明する説明図である。
第2の実施形態で、媒体先端が定着出口センサをON後、媒体後端が定着入口センサをOFFするまでの間のエラーを説明する説明図である。
第2の実施形態で、媒体先端が定着出口センサをON後、媒体後端が定着入口センサをOFFした後のエラーを説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(A)第1の実施形態
本開示に係る画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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