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公開番号2025166599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070742
出願日2024-04-24
発明の名称画像形成装置および媒体種別報知方法
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類B65H 7/14 20060101AFI20251029BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本発明は、ユーザの利便性が向上した媒体種別の選択を可能とする画像形成装置および媒体種別報知方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ロール紙に画像形成する画像形成装置100は、前記ロール紙の外形を計測する計測部2100と、予め計測したロール紙の外形と媒体種別とを含む媒体情報で構成されるデータリストを記憶する記憶部2600と、前記計測部2100で計測した前記ロール紙の外形と前記記憶部2600の前記データリストに基づいて前記媒体種別を選択する選択部2200と、前記選択部2200の選択結果に基づいて前記媒体種別を報知する報知部2300と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ロール紙に画像形成する画像形成装置において、
前記ロール紙の外形を計測する計測部と、
予め計測したロール紙の外形と媒体種別とを含む媒体情報で構成されるデータリストを記憶する記憶部と、
前記計測部で計測した前記ロール紙の外形と前記記憶部の前記データリストに基づいて前記媒体種別を選択する選択部と、
前記選択部の選択結果に基づいて前記媒体種別を報知する報知部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 740 文字）【請求項２】
前記選択部は、
前記計測部によって計測された前記ロール紙の外形が前記媒体情報に含まれる前記外形と適合するときに前記媒体種別を選択し、
前記報知部は、
前記記憶部に記憶されている前記媒体種別を報知することを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記選択部は、
適合する前記媒体種別がないときに前記媒体種別を選択せず、
前記報知部は、
前記ロール紙の前記媒体種別を入力するよう報知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記計測部は、前記ロール紙の搬送速度に基づいて前記ロール紙の外形を計測することを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記報知部は、
前記選択部の選択結果に基づいて、画像形成装置の表示画面に表示させることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記計測部は、
前記ロール紙の搬送速度及び角速度を算出する速度算出部と、
前記搬送速度と前記角速度に基づいて前記ロール紙の半径を算出する半径算出部と、
をさらに有することを特徴とする請求項１から請求項５のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項７】
ロール紙の外形を計測し、
計測したロール紙の外形と媒体種別とを含む媒体情報で構成されるデータリストを記憶部に記憶し、
セットされた前記ロール紙の外形と前記記憶部に予め記憶された前記データリストに基づいて前記媒体種別を選択し、
選択結果に基づいて前記媒体種別を報知することを特徴とする媒体種別報知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置および媒体種別報知方法に関するものである。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の画像形成装置では、印刷する媒体情報によって適切な制御をするために、媒体情報をオペレーションパネルからユーザに設定させていた。（特許文献１の段落００８２参照）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－１８１０６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、印刷毎にユーザが媒体情報を設定することは煩雑であり、ユーザの利便性の向上が望まれていた。本発明は、ユーザの利便性が向上した媒体種別の選択を可能とする画像形成装置および媒体種別報知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の課題を解決するために、本実施に係るロール紙に画像形成する画像形成装置において、前記ロール紙の外形を計測する計測部と、予め計測したロール紙の外形と媒体種別とを含む媒体情報で構成されるデータリストを記憶する記憶部と、前記計測部で計測した前記ロール紙の外形と前記記憶部の前記データリストに基づいて前記媒体種別を選択する選択部と、前記選択部の選択結果に基づいて前記媒体種別を報知する報知部と、を有することを特徴とする。
【０００６】
上記の課題を解決するために、本実施に係る媒体種別報知方法は、ロール紙の外形を計測し、計測したロール紙の外形と媒体種別とを含む媒体情報で構成されるデータリストを記憶し、セットされた前記ロール紙の外形と前記記憶部に予め記憶された前記データリストに基づいて前記媒体種別を選択し、選択結果に基づいて前記媒体種別を報知することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、画像形成装置がロール紙の外形を計測し、計測したロール紙の外形と記憶部で予め記憶されているロール紙の外形とに基づいて媒体種別を選択し、報知することで、ユーザの煩雑さを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の形態に関する画像形成装置の構成を示す断面図である。
本発明の実施の形態に関する画像形成装置のブロック図である。
本発明の実施の形態に関する画像形成装置の電源ＯＮから電源ＯＦＦまでのフローチャート図である。
本発明の実施の形態に関する画像形成装置の電源ＯＮから印刷データ受信前までのフローチャート図である。
本発明の実施の形態に関するデータリストを示す図である。
本発明の実施の形態に関するロール紙適用条件を示す図である。
本発明の実施の形態に関する第１回転検出センサを示す構造図である。
本発明の実施の形態に関する第１回転検出センサの検出結果の出力波形を示すタイミングチャートである。
本発明の実施の形態に関する第２回転検出センサを示す概要図である。
本発明の実施の形態に関する第２回転検出センサの検出結果の出力波形を示すタイミングチャートである。
本発明の実施の形態に関するユーザへの報知画面である。
本発明の実施の形態に関するロール紙情報入力画面である。
本発明の実施の形態に関する画像形成装置の印刷開始から印刷終了までのフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜実施の形態＞
図１は、本実施の形態に関する画像形成装置１００の構成を示した断面図である。本実施の形態にかかる画像形成装置１００は、主にフィーダ部１０００と印刷部１１００の２つに分かれている。
【００１０】
フィーダ部１０００は、ロール紙Ｐを支持するロール紙ホルダ１００１と、ロール紙ホルダ１００１の回転を検出する第１回転検出センサ１００２と、ロール紙Ｐが画像形成装置１００にセットされているかを検出するロール紙有無センサ１００３と、ロール紙Ｐを搬送する第１搬送ローラ対１００４と、第１搬送ローラ対１００４で搬送されたロール紙Ｐの通過を検出する通過センサ１００５と、ロール紙Ｐを切断するカッタユニット１００６と、ロール紙Ｐを印刷部１１００へ搬送する第２搬送ローラ対１００７と、切断されたロール紙Ｐの後端の通過を検出するカッタアウトセンサ１００８と、フィーダ制御部２７１０と、を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

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