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公開番号2025167491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072148
出願日2024-04-26
発明の名称処理装置および処理システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20251030BHJP(チェック装置)
要約【課題】簡易な構成によりパークアンドライドを促進することを可能にする技術が提供されることが望まれる。
【解決手段】駐車場に車両を駐車した利用者に関する情報である利用者情報を取得する情報取得部と、前記利用者情報を指定するための指定操作が入力されたこと、および、交通機関を利用するための利用操作が入力されたことに基づいて、駐車料金の割引に関する割引情報の送信を制御する送信制御部と、を備える、処理装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
駐車場に車両を駐車した利用者に関する情報である利用者情報を取得する情報取得部と、
前記利用者情報を指定するための指定操作が入力されたこと、および、交通機関を利用するための利用操作が入力されたことに基づいて、駐車料金の割引に関する割引情報の送信を制御する送信制御部と、
を備える、処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記利用者情報は、前記車両を特定するための情報である車両情報を含む、
請求項１に記載の処理装置。
【請求項３】
前記指定操作は、前記駐車場への前記車両の入場時刻の入力操作を含む、
請求項２に記載の処理装置。
【請求項４】
前記指定操作は、前記車両の少なくとも一部が撮像されて得られた車両画像から認識された車番の入力操作を含む、
請求項２に記載の処理装置。
【請求項５】
前記指定操作は、前記車両の少なくとも一部が撮像されて得られた車両画像の選択操作を含む、
請求項２に記載の処理装置。
【請求項６】
前記指定操作は、前記駐車場における前記車両の駐車位置を示す駐車位置情報の入力操作を含む、
請求項２に記載の処理装置。
【請求項７】
前記利用者情報は、前記利用者が所持するＩＣカードから読取部によって読み取られた識別情報を含む、
請求項１に記載の処理装置。
【請求項８】
処理装置と精算機とを備える、処理システムであって、
前記処理装置は、
駐車場に車両を駐車した利用者に関する情報である利用者情報を取得する情報取得部と、
前記利用者情報を指定する指定操作が入力されたこと、および、交通機関を利用するための利用操作が入力されたことに基づいて、駐車料金の割引に関する割引情報の送信を制御する送信制御部と、
を備え、
前記精算機は、
前記割引情報を受信し、前記割引情報に応じた割引料金を表示する、
処理システム。
【請求項９】
前記処理システムは、サーバを備え、
前記送信制御部は、前記割引情報の前記サーバへの送信を制御し、
前記サーバは、前記処理装置から前記割引情報を受信し、
前記精算機は、前記利用者情報を指定する指定操作が入力されたことに基づいて、前記サーバから前記割引情報を受信する、
請求項８に記載の処理システム。
【請求項１０】
利用者が駐車場に車両を駐車したときに発行される媒体が挿入される媒体挿入口と、
前記媒体が前記媒体挿入口から挿入されたこと、および、交通機関を利用するための操作が入力されたことに基づいて、駐車料金の割引に関する割引情報の、前記媒体への書き込みを制御する制御部と、
を備える、処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、処理装置および処理システムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、利用者が郊外の駐車場までは車両を利用して移動し、駐車場に車両を駐車してからは交通機関を利用して目的地まで移動すること（以下、「パークアンドライド」とも言う。）が注目されている。パークアンドライドが促進されることによって、都市部の交通渋滞が緩和されたり、都市部の環境問題が低減されたりすることが期待される。そのため、利用者によるパークアンドライドを促進するための各種技術が知られている。
【０００３】
例えば、特許文献１には、利用者のＩＣ（ＩｎｔｅｇｒａｔｅｄＣｉｒｃｕｉｔ）カードから読み取った交通機関の乗降データに基づいて、交通機関の利用の有無を判定し、交通機関の利用が有ると判定した場合に、駐車料金から所定の金額を割り引いた割引適用後の駐車料金を利用者に請求する駐車場精算機に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１１－２８５６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、利用者のＩＣカードから読み取った交通機関の乗降データに基づいて、交通機関の利用の有無を判定する構成が精算機に組み込まれる必要があるとすると、駐車場精算機の構成が複雑になってしまう。そこで、簡易な構成によりパークアンドライドを促進することが望まれる。
【０００６】
そこで、簡易な構成によりパークアンドライドを促進することを可能にする技術が提供されることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、駐車場に車両を駐車した利用者に関する情報である利用者情報を取得する情報取得部と、前記利用者情報を指定するための指定操作が入力されたこと、および、交通機関を利用するための利用操作が入力されたことに基づいて、駐車料金の割引に関する割引情報の送信を制御する送信制御部と、を備える、処理装置が提供される。
【０００８】
前記利用者情報は、前記車両を特定するための情報である車両情報を含んでもよい。
【０００９】
前記指定操作は、前記駐車場への前記車両の入場時刻の入力操作を含んでもよい。
【００１０】
前記指定操作は、前記車両の少なくとも一部が撮像されて得られた車両画像から認識された車番の入力操作を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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