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公開番号
2024169906
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086767
出願日
2023-05-26
発明の名称
液体収容体、及び液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20241129BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体収容体に収容される液体の所定期間あたりの使用量に変動が生じた場合にユーザビリュティーが低下する虞がある。
【解決手段】液体収容体51は、液体吐出装置10によって媒体Pに吐出されるインクを収容可能な液体収容体51であって、インクを収容する収容部541と、収容部541と不通に設けられ、収容部541に収容されるインクと同じインクを収容する収容部542と、収容部541と収容部542とを連結する連結部CPと、を備え、収容部541には、収容部541に収容されるインクを導出可能な導出部551が設けられ、収容部542には、収容部542に収容されるインクを導出可能な導出部552が設けられ、収容部541及び収容部542は、それぞれ個別に密閉される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出装置によって媒体に吐出される液体を収容可能な液体収容体であって、
前記液体を収容する第1収容部と、
前記第1収容部と不通に設けられ、前記第1収容部に収容される前記液体と同じ液体を収容する第2収容部と、
前記第1収容部と前記第2収容部とを連結する連結部と、
を備え、
前記第1収容部には、前記第1収容部に収容される前記液体を導出可能な第1導出部が設けられ、
前記第2収容部には、前記第2収容部に収容される前記液体を導出可能な第2導出部が設けられ、
前記第1収容部及び前記第2収容部は、それぞれ個別に密閉される、
ことを特徴とする液体収容体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1導出部からの前記液体の導出方向は、前記第2導出部からの前記液体の導出方向と同じ方向である、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
【請求項3】
前記第1導出部及び前記第2導出部は、前記導出方向に沿う方向において、同じ位置にある、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体収容体。
【請求項4】
前記第1導出部からの前記液体の導出方向は、前記第2導出部からの前記液体の導出方向と反対方向である、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
【請求項5】
前記連結部は、前記第1収容部及び前記第2収容部を収納する筐体である、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
【請求項6】
前記液体収容体は、前記液体吐出装置に設けられた液体貯留部に注入される前記液体を収容する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体収容体。
【請求項7】
前記液体収容体は、前記液体吐出装置の装着部に着脱可能である、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体収容体。
【請求項8】
前記液体収容体は、
前記第1導出部から前記液体吐出装置に前記液体を導出可能な第1姿勢と、
前記第2導出部から前記液体吐出装置に前記液体を導出可能な、前記第1姿勢とは異なる第2姿勢と、
で、前記装着部に対して装着可能である、
ことを特徴とする請求項7に記載の液体収容体。
【請求項9】
前記液体収容体は、
前記第1姿勢で前記装着部に対して装着された場合に、前記装着部の接続端子に電気的に接続可能な第1接点を有し、
前記第2姿勢で前記装着部に対して装着された場合に、前記接続端子に電気的に接続可能な第2接点を有する、
ことを特徴とする請求項8に記載の液体収容体。
【請求項10】
請求項9に記載の前記液体収容体を着脱可能な装着部と、
前記装着部に設けられる接続端子と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1接点と前記接続端子とが電気的に接続されてからの経過時間が、第1所定時間に達した場合に、前記第1収容部に収容される前記液体の使用期限が経過したと判断し、
前記第2接点と前記接続端子とが電気的に接続されてからの経過時間が、第2所定時間に達した場合に、前記第2収容部に収容される前記液体の使用期限が経過したと判断する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体収容体、及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、使用量予測手段と、推奨容量品選択手段と、報知手段と、を備え、消耗品を使用して印刷を行う印刷装置が開示されている。使用量予測手段は、消耗品の使用期間と使用量とに基づいて、消耗品の保証期間におけるユーザーの使用量を予測する。推奨容量品選択手段は、予測されたユーザーの使用量に基づいて異なる容量の消耗品群の中から保証期間内にユーザーが消費可能な推奨容量の消耗品を選択する。そして、印刷装置は、保証期間内にユーザーが消費可能な推奨容量の消耗品を、ユーザーに報知手段で報知することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-64917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される印刷装置では、過去のある期間における消耗品の使用量に基づいて、保証期間内にユーザーが消費可能な推奨容量の消耗品を選択する。このため、消耗品の所定期間あたりの使用量に変動が生じた場合にユーザビリティーが低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
液体収容体は、液体吐出装置によって媒体に吐出される液体を収容可能な液体収容体であって、前記液体を収容する第1収容部と、前記第1収容部と不通に設けられ、前記第1収容部に収容される前記液体と同じ液体を収容する第2収容部と、前記第1収容部と前記第2収容部とを連結する連結部と、を備え、前記第1収容部には、前記第1収容部に収容される前記液体を導出可能な第1導出部が設けられ、前記第2収容部には、前記第2収容部に収容される前記液体を導出可能な第2導出部が設けられ、前記第1収容部及び前記第2収容部は、それぞれ個別に密閉される。
【0006】
液体吐出装置は、前記液体収容体を着脱可能な装着部と、前記装着部に設けられる接続端子と、制御部と、を備え、前記液体収容体は、前記第1導出部から前記液体吐出装置に前記液体を導出可能な第1姿勢と、前記第2導出部から前記液体吐出装置に前記液体を導出可能な、前記第1姿勢とは異なる第2姿勢と、で前記装着部に対して装着可能であり、前記液体収容体は、前記第1姿勢で前記装着部に対して装着された場合に、前記接続端子に電気的に接続可能な第1接点を有し、前記第2姿勢で前記装着部に対して装着された場合に、前記接続端子に電気的に接続可能な第2接点を有し、前記制御部は、前記第1接点と前記接続端子とが電気的に接続されてからの経過時間が、第1所定時間に達した場合に、前記第1収容部に収容される前記液体の使用期限が経過したと判断し、前記第2接点と前記接続端子とが電気的に接続されてからの経過時間が、第2所定時間に達した場合に、前記第2収容部に収容される前記液体の使用期限が経過したと判断する。
【0007】
液体吐出装置は、前記液体収容体を着脱可能な装着部を有する前記液体吐出装置であって、前記装着部に対して第1姿勢で前記液体収容体を装着した状態で、前記第1導出部から前記液体を導入可能な第1導入部と、前記装着部に対して前記第1姿勢で前記液体収容体を装着した状態で、前記第2導出部から前記液体を導入可能な第2導入部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の一実施形態を示す模式上面図。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
収容体情報処理の流れを示すフローチャート。
残量確認処理の流れを示すフローチャート。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
液体吐出装置の装着部に装着される液体収容体を示す模式断面図。
液体吐出装置の装着部に装着可能な液体収容体を示す斜視図。
図10に示す液体収容体が装着される液体吐出装置を示す模式正面図。
液体収容体が装着される液体吐出装置の他の実施形態を示す模式断面図。
液体吐出装置の他の実施形態を示す模式断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を実施形態に基づいて説明する。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、完全に同じであることを指すのみならず、測定誤差を考慮して同じである場合、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合、および、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±10パーセント以内、さらに好ましくは±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0010】
また、各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向とする。向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用し、各図の矢印が向かう向きを+方向、矢印の反対方向を-方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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