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公開番号2024154606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068520
出願日2023-04-19
発明の名称液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20241024BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ノズルに位置する液体の温度が低下するおそれを低減できる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体吐出装置11は、液体を吐出するヘッド13と、熱源と、熱源による熱をヘッドに伝達する伝達部材36と、を備え、ヘッドは、液体を吐出するノズル15が開口するノズル面16を有するノズルプレート14と、ノズルプレートが取り付けられ、ノズルと通じる供給流路18を有する本体部分17と、を有し、伝達部材は、ノズルプレートを囲う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出するヘッドと、
熱源と、
前記熱源による熱を前記ヘッドに伝達する伝達部材と、を備え、
前記ヘッドは、
液体を吐出するノズルが開口するノズル面を有するノズルプレートと、
前記ノズルプレートが取り付けられ、前記ノズルと通じる供給流路を有する本体部分と、を有し、
前記伝達部材は、前記ノズルプレートを囲うことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記伝達部材は、前記ノズルプレート及び前記本体部分を囲うことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記伝達部材は、
前記ノズルプレートを囲う第1部材と、
前記本体部分を囲う第2部材と、を有し、
前記熱源は、前記第2部材に取り付けられ、
前記第1部材は、前記第2部材に接触することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第1部材は、前記ヘッドに接触せず、
前記第2部材は、前記ヘッドに接触することを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記ヘッドを搭載するキャリッジを備え、
前記熱源は、前記キャリッジに取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
液体の温度を検出する検出部を備え、
前記検出部は、
前記ノズルプレートに取り付けられ、
前記ノズルに位置する液体の温度を検出することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
液体の温度を検出する検出部を備え、
前記検出部は、
前記本体部分に取り付けられ、
前記供給流路に位置する液体の温度を検出することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記伝達部材は、前記ヘッドを保持することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記伝達部材は、前記ヘッドを保持することを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ノズルが開口するノズル面を有するヘッドと、ヘッドに液体を供給する流路と、流路を加熱する熱源とを備える液体吐出装置が記載されている。熱源により流路が加熱されることによって、流路を流れる液体が加熱される。これにより、ヘッドは、ノズルから液体を正常に吐出できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-136179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした液体吐出装置においては、ノズル面が外気にさらされているため、ノズル面の温度が低下しやすい。ノズル面の温度が低下すると、ノズルに位置する液体の温度が低下する。すなわち、熱源により流路が加熱されても、ノズルに位置する液体の温度が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する液体吐出装置は、液体を吐出するヘッドと、熱源と、前記熱源による熱を前記ヘッドに伝達する伝達部材と、を備え、前記ヘッドは、液体を吐出するノズルが開口するノズル面を有するノズルプレートと、前記ノズルプレートが取り付けられ、前記ノズルと通じる供給流路を有する本体部分と、を有し、前記伝達部材は、前記ノズルプレートを囲う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、液体吐出装置の一実施例を示す断面図である。
図2は、記録部の下面図である。
図3は、記録部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、液体吐出装置の一実施例について図を参照しながら説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
【0008】
<液体吐出装置>
図1、図2、及び、図3に示すように、液体吐出装置11は、記録部12を備える。記録部12は、媒体99に画像を記録するように構成される。詳しくは、記録部12は、媒体99に液体を吐出することによって媒体99に画像を記録する。
【0009】
記録部12は、ヘッド13を有する。ヘッド13は、液体を吐出するように構成される。ヘッド13は、媒体99に液体を吐出する。
ヘッド13は、ノズルプレート14を有する。ノズルプレート14は、例えば、金属で構成される。ノズルプレート14は、1以上のノズル15が開口するノズル面16を有する。ノズル15は、ノズルプレート14を貫通する。ヘッド13は、ノズル15から液体を吐出する。ノズル面16は、媒体99と対向する面である。そのため、ノズル面16は、外気にさらされる。ノズル面16においては、1列以上のノズル列が形成されていてもよい。ノズル列は、複数のノズル15が一方向に並ぶことによって形成される。
【0010】
ヘッド13は、本体部分17を有する。本体部分17には、ノズルプレート14が取り付けられる。一例では、本体部分17の下部に、ノズルプレート14が取り付けられる。
本体部分17は、供給流路18を有する。供給流路18は、本体部分17を延びる流路である。供給流路18には、液体が流れる。例えば、液体吐出装置11に装着される貯留体から供給流路18に液体が供給される。貯留体は、例えば、インクカートリッジである。供給流路18は、ノズル15と通じる。供給流路18からノズル15に液体が供給される。
(【0011】以降は省略されています)

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