TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024157263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071517
出願日2023-04-25
発明の名称印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】可搬型メモリのメモリインタフェースを無効にした状態でも、悪影響を及ぼすことなく使用を継続することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】MFP10は、複数のインタフェースを備えている。コントローラ11は、複数のインタフェースのうち、特定のインタフェースの無効化の指定を受け付けることが可能である。コントローラ11は、メモリIF19の無効化の指定を受け付けた場合に、機能「ストレージプリント」への悪影響に対処するための処理である対処処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プリンタと、
ユーザインタフェースと、
複数のインタフェースと、
コントローラと、
を備え、
前記複数のインタフェースには、可搬型メモリを装着可能なメモリインタフェースを含み、
前記コントローラは、
取得した印刷データを前記メモリインタフェースに装着された前記可搬型メモリに蓄積させておき、前記ユーザインタフェースを介して受け付けた指示に応じて、前記可搬型メモリに蓄積されている印刷データを前記プリンタに印刷させる第1蓄積印刷を実行可能であり、
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して、前記複数のインタフェースのうち、特定のインタフェースの無効化を指定可能であり、
前記ユーザインタフェースを介して、前記メモリインタフェースの無効化を指定された場合に、前記第1蓄積印刷への悪影響に対処するための処理である対処処理を実行する、構成であることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記メモリインタフェースの無効化を指定された場合に、前記第1蓄積印刷が有効に設定されていれば、前記対処処理として、前記第1蓄積印刷の実行を無効に設定する、構成であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記対処処理として、前記ユーザインタフェースに、前記第1蓄積印刷を無効にすることを示唆する画面を表示し、前記画面に対応する操作に応じて、前記第1蓄積印刷を無効に設定する、構成であることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記印刷装置に組み込まれた組込みメモリを備え、
前記コントローラは、前記対処処理として、
前記第1蓄積印刷を無効に設定するとともに、取得済みの印刷データを、前記組込みメモリに蓄積させておき、
取得された印刷データを前記組込みメモリに蓄積させ、前記ユーザインタフェースを介した指示に応じて、前記組込みメモリに蓄積された印刷データを、前記プリンタに印刷させる第2蓄積印刷を有効に設定する、構成であることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記対処処理として、前記第1蓄積印刷の実行を無効に設定する場合に、前記可搬型メモリに記憶されているデータの出力、又は消去を実行する、構成であることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記印刷装置に組み込まれた組込みメモリを備え、
前記コントローラは、前記可搬型メモリに記憶されているデータの出力として、前記可搬型メモリに記憶されている印刷データを前記組込みメモリにコピーする、構成であることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記対処処理として、前記ユーザインタフェースに、印刷データを前記組込みメモリにコピーすることを示唆する画面を表示し、前記画面に対応する操作に応じて、前記可搬型メモリに記憶された印刷データを前記組込みメモリにコピーする、構成であることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記印刷装置に組み込まれた組込みメモリを備え、
前記コントローラは、前記対処処理として、
前記第1蓄積印刷を無効に設定するとともに、取得済みの印刷データを、前記可搬型メモリから前記組込みメモリにコピーし、
取得された印刷データを前記組込みメモリに蓄積させ、前記ユーザインタフェースを介した指示に応じて、前記組込みメモリに蓄積された印刷データを前記プリンタに印刷させる第2蓄積印刷を有効に設定し、
前記コントローラは、
前記第2蓄積印刷を有効に設定した後、前記可搬型メモリから前記組込みメモリにコピーした印刷データを、前記組込みメモリに蓄積させた印刷データとともに、前記第2蓄積印刷で印刷する、構成であることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記対処処理として、前記可搬型メモリに記憶されており、前記第1蓄積印刷で用いられる管理情報を、前記組込みメモリにコピーし、
前記コントローラは、
前記可搬型メモリから前記組込みメモリにコピーした前記管理情報を、前記組込みメモリに蓄積させた印刷データとともに、前記第2蓄積印刷で印刷するために用いる、構成であることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記管理情報は、
印刷データそれぞれに対応付けられた情報であり、
対応する印刷データを特定する情報と、対応する印刷データを印刷するときに用いられる認証情報と、のうち少なくともいずれかを含む、構成であることを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インタフェースを備える印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可搬型メモリに関するインタフェースを含む、複数のインタフェースを備えた印刷装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-15685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、特定のインタフェースを有効又は無効に設定でき、かつ特定のインタフェースを無効に設定した状態で、印刷装置を継続して使用できるようにすることを考えた。しかし、印刷装置において、特定のインタフェースとして可搬型メモリのメモリインタフェースを無効にした場合に、印刷装置の動作に改良の余地があることがわかった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、可搬型メモリのメモリインタフェースを無効にした状態でも、悪影響を及ぼすことなく使用を継続することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本実施形態に開示された印刷装置では、プリンタと、ユーザインタフェースと、複数のインタフェースと、コントローラと、を備えている。複数のインタフェースには、可搬型メモリを装着可能なメモリインタフェースを含み、コントローラは、取得した印刷データをメモリインタフェースに装着された可搬型メモリに蓄積させておき、ユーザインタフェースを介して受け付けた指示に応じて、可搬型メモリに蓄積されている印刷データをプリンタに印刷させる第1蓄積印刷を実行可能である。コントローラは、ユーザインタフェースを介して、複数のインタフェースのうち、特定のインタフェースの無効化を指定可能であり、ユーザインタフェースを介して、メモリインタフェースの無効化を指定された場合に、第1蓄積印刷への悪影響に対処するための処理である対処処理を実行する、構成である。
【0007】
上記構成の印刷装置では、コントローラは、ユーザインタフェースを介して、複数のインタフェースのなかから、メモリインタフェースの無効化を指定された場合に、第1蓄積印刷への悪影響に対処するための対処処理を実行する。これにより、メモリインタフェースの無効化が指定された状態でも、このメモリインタフェースを使用する第1蓄積印刷への悪影響を抑制することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、可搬型メモリのメモリインタフェースを無効にした状態でも、悪影響を及ぼすことなく使用を継続することが可能な印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
MFPのブロック図である。
コントローラと、ブラウザとの間で実行される処理を説明するタイミングチャートである。
ブラウザに表示されるWebページを説明する図である。
ブラウザに表示されるWebページを説明する図である。
インタフェースを無効にする場合の処理の手順を説明するフローチャートである。
インタフェースを無効にする場合の処理の手順を説明するフローチャートである。
管理情報を説明する図である。
設定確認画面を説明する図である。
機能「ストレージプリント」の状態を説明する図である。
コピー確認画面を説明する図である。
図6のS24で実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
データ一覧画面を説明する図である。
印刷データを受信した際に、コントローラが実行する処理の手順を示すフローチャートである。
機能「ストレージプリント」を実行する際の処理の手順を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
本実施形態に係る印刷装置を、MFP(Multifunction peripheralの略称)を例に説明する。図1に示すMFP10は、ネットワークに接続されており、ネットワークを通じてPC70と通信可能である。ネットワークは、LANや、インターネットである。なお、インターネットは無線接続の他、有線接続であってもよい。ネットワークは、MFP10とPC70とを繋ぐUSB配線であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本化薬株式会社
記録材料
1か月前
個人
印鑑の製造方法とアプリ
1か月前
株式会社リコー
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
28日前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
15日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
28日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
1か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
6日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
19日前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
吐出ヘッド、吐出装置
1か月前
マクセル株式会社
印刷用メタルマスク
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
13日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
5日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
28日前
理想科学工業株式会社
加飾装置および方法
14日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
排出孔を設けた番号器
1か月前
株式会社コムラテック
印刷版
19日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
28日前
キヤノンファインテックニスカ株式会社
記録媒体
2か月前
日本製紙株式会社
インクジェット記録用紙
1か月前
株式会社リコー
加熱装置及び液体吐出装置
13日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
29日前
続きを見る