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公開番号2025014780
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117604
出願日2023-07-19
発明の名称端末装置及び端末装置のためのアプリケーションプログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】第1の通信装置に代えて第2の通信装置が利用される場合に、ユーザの利便性を向上すること。
【解決手段】アプリケーションプログラムは、端末装置のコンピュータを、下記の各部、即ち、端末装置が第1の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、第1の通信装置から受信される第1の特定情報に対応する第1の能力情報であって、第1の通信装置の能力を示す第1の能力情報を取得する第1の取得部と、端末装置が第1の通信装置に代えて第2の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、第2の通信装置から受信される第2の特定情報に対応する第2の能力情報であって、第2の通信装置の能力を示す第2の能力情報を取得する第2の取得部と、第1の能力情報と第2の能力情報とが異なる場合に、第1の能力情報と第2の能力情報とが異なることを示す情報を出力部に出力させる出力制御部と、として機能させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置のためのアプリケーションプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、下記の各部、即ち、
前記端末装置が第1の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、前記第1の通信装置から受信される第1の特定情報に対応する第1の能力情報であって、前記第1の通信装置の能力を示す前記第1の能力情報を取得する第1の取得部と、
前記端末装置が前記第1の通信装置に代えて第2の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、前記第2の通信装置から受信される第2の特定情報に対応する第2の能力情報であって、前記第2の通信装置の能力を示す前記第2の能力情報を取得する第2の取得部と、
前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なる場合に、前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なることを示す情報を出力部に出力させる出力制御部と、
として機能させる、
アプリケーションプログラム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1の取得部は、前記第1の通信装置から前記第1の特定情報と前記第1の能力情報とを受信し、
前記第2の取得部は、前記第2の通信装置から前記第2の特定情報と前記第2の能力情報を受信する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項3】
前記出力部は、前記端末装置の表示部であり、
前記出力制御部は、前記情報を示す特定画面を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項4】
前記特定画面は、前記第2の能力情報によって示される能力のうち、前記第1の能力情報によって示される能力とは異なる能力に対応する機能を前記第2の通信装置に実行させるための実行指示を受け付け可能であり、
前記アプリケーションプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記特定画面において前記実行指示が受け付けられる場合に、前記機能を前記第2の通信装置に実行させるための実行要求を前記第2の通信装置に送信する第1の送信部として機能させる、
請求項3に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項5】
前記第1の送信部は、
複数個の前記第2の通信装置のうち、前記端末装置が第1の通信方式に従って通信可能な第2の通信装置に前記実行要求を送信し、
前記複数個の第2の通信装置のうち、前記端末装置が前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式に従って通信可能な第2の通信装置に前記実行要求を送信しない、
請求項4に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項6】
前記第1の通信方式は、Universal Serial Bus(USB)方式である、請求項5に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項7】
前記特定画面は、さらに、前記機能を前記複数個の第2の通信装置のそれぞれのデフォルトの機能として設定するための設定指示を受け付け可能であり、
前記アプリケーションプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記設定指示が受け付けられる場合に、前記機能をデフォルトの機能として設定するための設定要求を前記複数個の第2の通信装置のそれぞれに送信する第2の送信部として機能させる、請求項5に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項8】
前記特定画面は、前記第2の能力情報によって示される能力のうち、前記第1の能力情報によって示される能力とは異なる能力に対応する機能を前記第2の通信装置のデフォルトの機能として設定するための設定指示を受け付け可能であり、
前記アプリケーションプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記設定指示が受け付けられる場合に、前記機能をデフォルトの機能として設定するための設定要求を前記第2の通信装置に送信する第2の送信部
として機能させる、請求項3に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項9】
前記第1の特定情報は、前記1の通信装置のモデル名を含み、
前記第2の特定情報は、前記2の通信装置のモデル名を含み、
前記アプリケーションプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記1の通信装置の前記モデル名と前記2の通信装置の前記モデル名とが異なる場合に、前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なるか否かを判断する判断部であって、前記1の通信装置のモデル名と前記2の通信装置のモデル名とが一致する場合に、前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なるか否かは判断されない、前記判断部として機能させる、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項10】
前記第1の能力情報は、前記第1の通信装置における表示部の省電力機能が存在しないことを示し、
前記第2の能力情報は、前記第2の通信装置における表示部の省電力機能が存在することを示す、請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、通信装置と通信可能な端末装置に関する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1のプリンタを第2のプリンタに交換する際に、第1のプリンタに設定されていた印刷条件を第2のプリンタに設定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-91392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、例えば、第2のプリンタの能力が第1のプリンタの能力とは異なる場合でも、第1のプリンタの印刷条件がそのまま第2のプリンタに設定される。本明細書では、第1の通信装置に代えて第2の通信装置が利用される場合に、ユーザの利便性を向上させることが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書では、端末装置のためのアプリケーションプログラムを開示する。アプリケーションプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、下記の各部、即ち、前記端末装置が第1の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、前記第1の通信装置から受信される第1の特定情報に対応する第1の能力情報であって、前記第1の通信装置の能力を示す前記第1の能力情報を取得する第1の取得部と、前記端末装置が前記第1の通信装置に代えて第2の通信装置と通信可能な状態に変化した後に、前記第2の通信装置から受信される第2の特定情報に対応する第2の能力情報であって、前記第2の通信装置の能力を示す前記第2の能力情報を取得する第2の取得部と、前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なる場合に、前記第1の能力情報と前記第2の能力情報とが異なることを示す情報を出力部に出力させる出力制御部と、として機能させてもよい。
【0006】
上述した端末装置は、第1の通信装置の第1の能力情報と第2の通信装置の第2の能力情報とが異なる場合に、各能力情報が異なることを示す情報を出力する。このため、ユーザは、第2の通信装置の能力が第1の通信装置の能力とは異なることを容易に認識することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0007】
上記のアプリケーションプログラムによって実現される端末装置そのもの、上記のアプリケーションプログラムを格納するコンピュータ可読記録媒体、端末装置を制御するための方法、及び、端末装置によって実行される方法も、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの概略を示す。
各装置の制御構成を示す。
デバイステーブルの一例を示す。
USBI/Fを介してプリンタと接続される場合のプリンタ設定処理のフローチャートの一例を示す。
図4の続きのフローチャートを示す。
ネットワークI/Fを介してプリンタと接続される場合のプリンタ設定処理のフローチャートの一例を示す。
具体的な処理のシーケンス図の一例を示す。
図7の続きのシーケンス図を示す。
図8の続きのシーケンス図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
(通信システム2の構成:図1)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のプリンタ101~104と、管理PC10と、を備える。本実施例では、例えば、或る企業の本社に管理PC10とプリンタ101とが設置されており、本社から離れた支店に複数個のプリンタ102~104が設置される状況を想定している。本社に勤務する管理者は、管理PC10を利用して各プリンタ101~104を管理する。プリンタ101~104は、同じモデル名及び同じバージョンである。
【0010】
プリンタ101は、USB(Universal Serial Busの略)方式によって、管理PC10と通信可能である。管理PC10は、インターネット4を介して、支店のLAN2と通信可能である。各プリンタ102~104は、LAN2に接続されている。LAN2は、本実施例では無線LANを想定しているが、変形例では有線LANであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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