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公開番号2024169689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024166904,2020086505
出願日2024-09-26,2020-05-18
発明の名称端末及び無線通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04W 72/1263 20230101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サービスをより効率的にユーザに提供する。
【解決手段】本開示は、端末及び無線通信方法を提供する。該端末は、前記端末の履歴情報に基づいて、前記端末用のスケジューリング情報を決定するための処理部と、決定されたスケジューリング情報を基地局に送信するための送信部と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端末であって、
前記端末の履歴情報に基づいて、前記端末用のスケジューリング情報を決定するための処理部と、
決定されたスケジューリング情報を基地局に送信するための送信部と、を含む、端末。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記履歴情報は、前記端末の位置情報、出現時間情報、及び過去の下り信号に対する測定結果の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記スケジューリング情報は、前記端末に割り当てられる時間-周波数リソース、変調符号化方式レベル、前記端末への伝送のレイヤ数又はストリーム数、ビームフォーミング又はプリコーディング方式、伝送アンテナポートの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の端末。
【請求項4】
協調マルチポイント(CoMP)伝送技術を採用する場合、前記スケジューリング情報は、伝送ポイント選択情報、プリコーディングウェイト選択情報の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の端末。
【請求項5】
前記送信部は、さらに、前記端末の、ニューラルネットワークに対するサポートを能力に間する情報を前記基地局に送信する、請求項1に記載の端末。
【請求項6】
前記基地局からの、ニューラルネットワークのネットワークレイヤ数、各レイヤのノード数、ノード接続関係、ネットワーク係数、活性化関数に関する設定情報を受信するための受信部をさらに含む、請求項5に記載の端末。
【請求項7】
前記受信部は、さらに、前記基地局からの、前記端末にフィードバックを行わせるための指示、前記端末にスケジューリング方式を自身で決定させるための指示の少なくとも一つを受信する、請求項6に記載の端末。
【請求項8】
端末の無線通信方法であって、
端末の履歴情報に基づいて、前記端末用のスケジューリング情報を決定する工程と、
決定されたスケジューリング情報を基地局に送信する工程と、を含む、端末の無線通信方法。
【請求項9】
端末であって、
基地局に前記端末に間する情報を送信するための送信部を含み、
前記端末に間する情報は、前記端末の位置情報、出現時間情報及びチャネルコンディション情報の少なくとも一つと、前記出現時間情報、前記チャネルコンディション情報の少なくとも一つに対応するフィードバック情報と、前記フィードバック情報に対応する下り伝送方式又は上り伝送方式とを含む、端末。
【請求項10】
端末の無線通信方法であって、
基地局に前記端末に間する情報を送信する送信工程を含み、
前記端末に間する情報は、前記端末の位置情報、出現時間情報及びチャネルコンディション情報の少なくとも一つと、前記出現時間情報、前記チャネルコンディション情報の少なくとも一つに対応するフィードバック情報と、前記フィードバック情報に対応する下り伝送方式又は上り伝送方式とを含む、端末の無線通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信分野に関し、より具体的には、無線通信分野における端末及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の無線通信ネットワークにおいて、基地局と端末との間は、ランダムアクセス手順によって接続が確立された後、基地局は、端末がリソース設定、測定設定、フィードバック設定等の各種設定に関する設定情報及び参照信号に基づいて測定を行って、セル指示子、ビーム指示子、参照信号受信電力、チャネル状態情報(CSI)等のような測定報告を基地局にフィードバックするように、設定情報、参照信号を端末に送信する。基地局は、端末のフィードバックに基づいて、端末の下り伝送方式又は上り伝送方式を決定し、すなわち、端末をどのようにスケジューリングするかを決定する。例えば、基地局は、端末のフィードバックに基づいて、該端末に割り当てられる時間-周波数リソース、変調符号化方式レベル、端末への伝送のレイヤ数又はストリーム数、ビームフォーミング又はプリコーディング方式、伝送アンテナポートなどを決定することができる。そして、基地局は、端末が基地局の指示に基づいて伝送を行うように、これら決定された端末の下り伝送方式又は上り伝送方式に関する情報を端末に送信する。これにより、基地局と端末との下り伝送又は上り伝送前に、基地局と端末との間には、参照信号、設定、及びフィードバック等に関するシグナリングを大量に交換する必要があり、これに対して、大量の物理リソースが占用される。
【0003】
一方、科学技術の発展に伴い、人工知能(AI)技術が多くの異なる分野に用いられる。サービスをより効率的にユーザに提供することが望ましいため、近い将来、無線通信システムにおいても、AI機能を有する基地局や移動局が提案されることが予想される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一態様によれば、端末であって、前記端末の履歴情報に基づいて、前記端末用のスケジューリング情報を決定するための処理部と、決定されたスケジューリング情報を基地局に送信するための送信部と、を含む、端末が提供される。
本開示の一態様によれば、端末の無線通信方法であって、端末の履歴情報に基づいて、前記端末用のスケジューリング情報を決定する工程と、決定されたスケジューリング情報を基地局に送信する工程と、を含む、端末の無線通信方法が提供される。
本開示の一態様によれば、端末であって、基地局に前記端末に間する情報を送信するための送信部を含み、前記端末に間する情報は、前記端末の位置情報、出現時間情報及びチャネルコンディション情報の少なくとも一つと、前記出現時間情報、前記チャネルコンディション情報の少なくとも一つに対応するフィードバック情報と、前記フィードバック情報に対応する下り伝送方式又は上り伝送方式とを含む、端末が提供される。
本開示の一態様によれば、端末の無線通信方法であって、基地局に前記端末に間する情報を送信する送信工程を含み、前記端末に間する情報は、前記端末の位置情報、出現時間情報及びチャネルコンディション情報の少なくとも一つと、前記出現時間情報、前記チャネルコンディション情報の少なくとも一つに対応するフィードバック情報と、前記フィードバック情報に対応する下り伝送方式又は上り伝送方式とを含む、端末の無線通信方法が提供される。
本開示の一態様によれば、基地局であって、第1端末の履歴情報に基づいて、前記第1端末用のスケジューリング情報を決定するための処理部と、決定されたスケジューリング情報を前記第1端末に送信するための送信部と、を含む基地局が提供される。
【0005】
本開示の一例によれば、スケジューリング情報は、端末に割り当てられる時間-周波数リソース、変調符号化方式レベル、端末への伝送のレイヤ数又はストリーム数、ビームフォーミング又はプリコーディング方式、伝送アンテナポートの少なくとも1つを含んでもよい。また、協調マルチポイント(CoMP)伝送技術を採用する場合、スケジューリング情報は、例えば、伝送ポイント選択情報、プリコーディングウェイト選択情報の少なくとも1つのような、CoMP方式に関する情報をさらに含んでもよい。
【0006】
本開示の一例によれば、上記基地局において、前記履歴情報は、前記第1端末の位置情報、出現時間情報、及びチャネルコンディション情報の少なくとも1つを含む。
【0007】
本発明の一例によれば、上記基地局において、前記処理部は、さらに、ランダムアクセス手順において前記第1端末から送信される信号、又は過去の受信した前記第1端末からのデータ情報に基づいて、前記第1端末の履歴情報を決定する。
【0008】
本開示の一例によれば、上記基地局において、前記送信部は、さらに、チャネル測定参照信号が利用不可であることか、又はチャネル測定参照信号を設定しないことを指示する第1シグナリングを前記第1端末に送信する。
【0009】
本開示の一例によれば、上記基地局において、前記送信部は、さらに、プリコーディングフィードバックを行わないこと、及びプリコーディングフィードバック以外のチャネル情報フィードバックを行わないことの少なくとも1つを前記第1端末に指示する第2シグナリングを送信する。
【0010】
本開示の一例によれば、上記基地局において、前記送信部は、さらに、従来のコードブックが利用不可であることを指示する第3シグナリングを送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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