TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024177857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096225
出願日2023-06-12
発明の名称仮想空間管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20241217BHJP(計算;計数)
要約【課題】コンテンツの種類に応じて、アバターの移動先の位置を変更する。
【解決手段】仮想空間サーバ10は、ユーザの仮想空間又は現実空間における活動に関連する履歴オブジェクトを生成する生成部114と、仮想空間上の位置を示す位置情報を生成するための複数の条件と履歴オブジェクトの示すコンテンツの種類との対応関係を定めた関係情報を参照することによって、履歴オブジェクトのコンテンツの種類に応じて、複数の条件の中から一つの条件を選択する条件選択部116と、条件選択部116によって選択された一の条件に従って、履歴オブジェクトに対応する仮想空間上の位置を示す位置情報を決定する決定部117と、履歴オブジェクトに対して所定の操作がアバターによってなされた場合、位置情報が示す位置に、アバターを移動する移動部118と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの仮想空間又は現実空間における活動に関連する履歴オブジェクトを生成する生成部と、
前記仮想空間上の位置を示す位置情報を生成するための複数の条件と前記履歴オブジェクトの示すコンテンツの種類との対応関係を定めた関係情報を参照することによって、前記履歴オブジェクトのコンテンツの種類に応じて、前記複数の条件の中から一つの条件を選択する条件選択部と、
前記条件選択部によって選択された一の条件に従って、前記履歴オブジェクトに対応する前記仮想空間上の位置を示す位置情報を決定する決定部と、
前記履歴オブジェクトに対して所定の操作がアバターによってなされた場合、前記位置情報が示す位置に、前記アバターを移動する移動部と、
を備える仮想空間管理装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記履歴オブジェクトのコンテンツの種類は、写真、前記仮想空間上の1以上の仮想オブジェクトを縮小したミニチュア、前記ユーザの活動の特徴部分を示すハイライト画像、及び前記ユーザの活動の特徴部分を示すハイライト動画のうち、少なくとも1つを含む、請求項1に記載の仮想空間管理装置。
【請求項3】
前記履歴オブジェクトのコンテンツには、前記写真が含まれ、
前記関係情報は、前記コンテンツの種類が写真である場合、前記位置情報が示す位置として前記写真の撮影位置を示す、請求項2に記載の仮想空間管理装置。
【請求項4】
前記履歴オブジェクトのコンテンツには、前記ミニチュアが含まれ、
前記関係情報は、前記コンテンツの種類が前記ミニチュアである場合、前記位置情報が示す位置として、前記1以上の仮想オブジェクトが地面に接する領域の中心位置から所定距離内、且つ、前記アバターが移動した場合に危険が無い位置を示す、請求項2に記載の仮想空間管理装置。
【請求項5】
前記履歴オブジェクトのコンテンツには、前記ハイライト画像が含まれ、
前記関係情報は、前記コンテンツの種類が前記ハイライト画像である場合、前記位置情報が示す位置として、前記ハイライト画像が生成されたタイミングにおいて前記ユーザに対応するアバターの位置を示す、請求項2に記載の仮想空間管理装置。
【請求項6】
前記履歴オブジェクトのコンテンツには、前記ハイライト動画が含まれ、
前記関係情報は、前記コンテンツの種類が前記ハイライト動画である場合、前記位置情報が示す位置として、前記ハイライト動画の開始タイミングから終了タイミングまでに前記ユーザに対応するアバターが移動した経路上のいずれかの位置を示す、請求項2に記載の仮想空間管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間管理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたシステムは、3次元仮想現実空間をユーザに提供する。ユーザがサービスにログインした場合、ユーザの端末装置にはエントリールームが表示される。エントリールームには、3次元仮想現実空間を表す複数の3次元アイコンが配置される。各3次元アイコンは、対応する3次元仮想現実空間が縮小されたデザインになっている。
各3次元アイコンには3次元仮想現実空間上の位置が対応付けられている。ユーザが複数の3次元アイコンのうち、第1の3次元アイコンをクリックすると、端末装置には第1の3次元アイコンに対応する3次元仮想現実空間が表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-154244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、仮想空間におけるユーザの活動に関連した仮想オブジェクトを仮想空間に残すことができれば、ユーザは思い出を振り返ることができる。思い出となる仮想オブジェクトのコンテンツの種類としては、ユーザが仮想空間上で撮影することによって得られる写真、及び3次元アイコンのように仮想空間を縮小したミニチュア等が考えられる。このようにユーザが各種のコンテンツを仮想空間上に残す場合、コンテンツの種類に応じて、移動先を決定する条件を変更したい場合がある。
【0005】
しかし、従来のシステムでは、コンテンツの種類に応じて、移動先を決定する条件を変更することはできないといった問題があった。
【0006】
本開示は、仮想オブジェクトに対して何らかの操作をした場合、仮想オブジェクトによって示されるコンテンツの種類に応じて、ユーザに対応するアバターの移動先の位置を変更することが可能な仮想空間管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る仮想空間管理装置は、ユーザの仮想空間又は現実空間における活動に関連する履歴オブジェクトを生成する生成部と、前記仮想空間上の位置を示す位置情報を生成するための複数の条件と前記履歴オブジェクトの示すコンテンツの種類との対応関係を定めた関係情報を参照することによって、前記履歴オブジェクトのコンテンツの種類に応じて、前記複数の条件の中から一つの条件を選択する条件選択部と、前記条件選択部によって選択された一の条件に従って、前記履歴オブジェクトに対応する前記仮想空間上の位置を示す位置情報を決定する決定部と、前記履歴オブジェクトに対して所定の操作がアバターによってなされた場合、前記位置情報が示す位置に、前記アバターを移動する移動部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、履歴オブジェクトに対して所定の操作がなされた場合、履歴オブジェクトのコンテンツの種類に応じて、ユーザに対応するアバターの移動先の位置を決定する条件を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る仮想空間システム1の全体構成を示すブロック図。
仮想空間サーバ10によって提供される仮想空間の一例を示す説明図。
仮想空間サーバ10の構成例を示すブロック図。
第1テーブルTBL1のデータ構造の一例を示す説明図。
第2テーブルTBL2のデータ構造の一例を示す説明図。
履歴オブジェクトテーブルTBL4のデータ構造の一例を示す説明図。
動画テーブルTBL5のデータ構造の一例を示す説明図。
関係情報テーブルTBL6のデータ構造の一例を示す説明図。
写真のコンテンツの生成方法の説明図。
写真のコンテンツの一例を示す図。
履歴オブジェクトXの一例を示す斜視図。
ユーザ装置20-kの構成例を示すブロック図。
履歴オブジェクトに関連する仮想空間サーバ10の動作の一例を示すフローチャート。
履歴オブジェクトX1~X3を配置した個別空間の一例を示す説明図。
履歴オブジェクトX1~X3を配置した個別空間の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.実施形態
1.1:実施形態の構成
1.1.1:全体構成
図1は、実施形態に係る仮想空間システム1の全体構成を示すブロック図である。図1に示されるように、仮想空間システム1は、仮想空間サーバ10及びユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jを備える。kは1以上j以下の任意の整数である。ユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jは、ユーザU[1]、U[2]、…U[k]、…U[j]によって使用される。仮想空間サーバ10は、通信網NWを介して、ユーザ装置20-1、20-2、…20-jと互いに通信可能に接続される。仮想空間サーバ10は、仮想空間管理装置の一例である。以下の説明では、ユーザ装置20-1、20-2、…20-jを代表してユーザ装置20-kを用いて説明する。また、ユーザU[1]、U[2]、…U[j] を代表してユーザU[k]を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
物品
22日前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
15日前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
救急搬送システム
22日前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
管理サーバ
1日前
キヤノン株式会社
印刷装置
15日前
個人
技術マッチングシステム
1か月前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1日前
個人
生成AIとの常時接続システム
22日前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
28日前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
17日前
株式会社COLORS
表示装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
11日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
個人
未来型家系図構築システム
10日前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
15日前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
10日前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
22日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
8日前
ダイハツ工業株式会社
移動支援装置
10日前
富士通株式会社
情報処理プログラム
10日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
22日前
個人
後払いポイントシステム「先用後利」
1か月前
トヨタ自動車株式会社
記号識別方法
3日前
株式会社インザック
コンピュータシステム
1か月前
個人
情報処理装置およびプログラム
1日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
車載機
1か月前
続きを見る