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公開番号
2024167907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2024109733
出願日
2024-07-08
発明の名称
洋上構造物監視システム、および洋上構造物監視方法
出願人
東京瓦斯株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20241127BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】洋上にある構造物の外観点検を、点検作業員が現地に赴いて目視で行う場合に比べて安全安価に行えるようにする。
【解決手段】洋上構造物監視システムを構成するカメラ装置30-1は、洋上の予め定められた領域に設置された洋上構造物であるプラットフォーム70-1に固定され、自機を固定しているプラットフォーム70-1とは異なる他のプラットフォーム70-2に固定された洋上風車50-2の外観の少なくとも一部を撮像し、画像処理装置が、カメラ装置30-1により撮像された撮像画像を、ネットワークを介して取得して表示する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
洋上の予め定められた領域に設置された複数の洋上構造物の各々に固定され、当該複数の洋上構造物のうち、自機を固定している洋上構造物とは異なる他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像するカメラ装置と、
前記カメラ装置により撮像された撮像画像を、ネットワークを介して取得して表示する画像処理装置と、
を有することを特徴とする洋上構造物監視システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
1の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像する複数の前記カメラ装置が、前記複数の洋上構造物のいずれかに固定されていることを特徴とする、
請求項1に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項3】
前記複数の洋上構造物が一列または略一列に設置されており、
前記カメラ装置は、前記自機を固定している洋上構造物の隣に設置されている1の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像することを特徴とする、
請求項2に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項4】
一列または略一列に設置された前記複数の洋上構造物のうち、両端部に設置されている洋上構造物が、前記カメラ装置を固定するために当該両端部に設置された、撮像対象にならない洋上構造物であることを特徴とする、
請求項3に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項5】
前記複数の洋上構造物がランダムに設置されており、
前記カメラ装置は、前記自機を固定している洋上構造物に隣接する複数の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像することを特徴とする、
請求項2に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項6】
前記カメラ装置は、前記洋上構造物に固定される位置および撮像領域が予め定められた固定カメラであることを特徴とする、
請求項1に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項7】
前記カメラ装置が、前記洋上構造物における天地方向の複数の位置に固定されていることを特徴とする、
請求項6に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項8】
前記カメラ装置が、前記洋上構造物における水平方向の複数の位置に固定されていることを特徴とする、
請求項6に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項9】
前記カメラ装置は、前記撮像に用いられるレンズの表面に、海塩の付着を抑制するための保護部材が形成されていることを特徴とする、
請求項1に記載の洋上構造物監視システム。
【請求項10】
前記保護部材が、撥水性を有する塗料、硝子、または樹脂であることを特徴とする、
請求項9に記載の洋上構造物監視システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洋上構造物監視システム、および洋上構造物監視方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
陸上風力発電に用いられる陸上風車の外観点検は、ドローンを用いて陸上風車の外観を撮影等する手法が主流になりつつあり、関連する技術も存在する(例えば、特許文献1)。ドローンを用いた風車の外観点検は、洋上風力発電に用いられる洋上風車の外観点検にも採用し得るが、ドローンの継続飛行可能時間には限界があるため、離岸距離が数km乃至数十kmにもなる洋上風車の外観点検をドローンにより行うことは困難である。このため、洋上風車の外観点検は、点検作業員が船舶等で現地に赴き、高所である洋上風車のナセルに登り、ワイヤ等で上から釣り下げられた状態で目視により行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-072593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洋上風車などの洋上構造物の高所で行われる目視による点検作業は、安全面や費用面に課題がある。
【0005】
本発明の目的は、洋上にある構造物の外観点検を、点検作業員が現地に赴いて目視で行う場合に比べて安全安価に行えるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載された発明は、洋上の予め定められた領域に設置された複数の洋上構造物の各々に固定され、当該複数の洋上構造物のうち、自機を固定している洋上構造物とは異なる他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像するカメラ装置と、前記カメラ装置により撮像された撮像画像を、ネットワークを介して取得して表示する画像処理装置と、を有することを特徴とする洋上構造物監視システムである。
請求項2に記載された発明は、1の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像する複数の前記カメラ装置が、前記複数の洋上構造物のいずれかに固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項3に記載された発明は、前記複数の洋上構造物が一列または略一列に設置されており、前記カメラ装置は、前記自機を固定している洋上構造物の隣に設置されている1の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像することを特徴とする、請求項2に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項4に記載された発明は、一列または略一列に設置された前記複数の洋上構造物のうち、両端部に設置されている洋上構造物が、前記カメラ装置を固定するために当該両端部に設置された、撮像対象にならない洋上構造物であることを特徴とする、請求項3に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項5に記載された発明は、前記複数の洋上構造物がランダムに設置されており、前記カメラ装置は、前記自機を固定している洋上構造物に隣接する複数の前記他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像することを特徴とする、請求項2に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項6に記載された発明は、前記カメラ装置は、前記洋上構造物に固定される位置および撮像領域が予め定められた固定カメラであることを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項7に記載された発明は、前記カメラ装置が、前記洋上構造物における天地方向の複数の位置に固定されていることを特徴とする、請求項6に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項8に記載された発明は、前記カメラ装置が、前記洋上構造物における水平方向の複数の位置に固定されていることを特徴とする、請求項6に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項9に記載された発明は、前記カメラ装置は、前記撮像に用いられるレンズの表面に、海塩の付着を抑制するための保護部材が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項10に記載された発明は、前記保護部材が、撥水性を有する塗料、硝子、または樹脂であることを特徴とする、請求項9に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項11に記載された発明は、前記カメラ装置は、自機の揺れに応じて前記撮像を開始または停止することを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項12に記載された発明は、前記カメラ装置は、自機の揺れの大きさが予め定められた大きさを超えると前記撮像を行わないことを特徴とする、請求項11に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項13に記載された発明は、前記洋上構造物が、洋上風力発電に用いられる洋上風車であることを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項14に記載された発明は、前記カメラ装置は、前記自機を固定している洋上構造物を撮像しないことを特徴とする、請求項1に記載の洋上構造物監視システムである。
請求項15に記載された発明は、洋上の予め定められた領域に設置された複数の洋上構造物の各々に固定されたカメラ装置により、当該複数の洋上構造物のうち、当該カメラ装置を固定している洋上構造物とは異なる他の洋上構造物の外観の少なくとも一部を撮像するステップと、撮像された撮像画像を、ネットワークを介して取得して画像処理装置に表示するステップと、を含むことを特徴とする洋上構造物監視方法である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、洋上にある構造物の外観点検を、点検作業員が現地に赴いて目視で行う場合に比べて安全安価に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態が適用される洋上構造物監視システムの全体構成の一例を示す図である。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
カメラ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置の制御部の機能構成の一例を示す図である。
カメラ装置の制御部の機能構成の一例を示す図である。
画像処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
カメラ装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
水平方向に並べられた洋上風車を撮像する手法の具体例を示す図である。
水平方向に一列に設置された洋上風車を撮像する手法の具体例を示す図である。
水平方向にランダムに設置された洋上風車を撮像する手法の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<洋上構造物監視システム1の構成>
図1は、本実施の形態が適用される洋上構造物監視システム1の全体構成の一例を示す図である。
洋上構造物監視システム1は、画像処理装置10と、カメラ装置30-1乃至30-n(nは1以上の整数値)とがネットワーク90を介して接続されることにより構成されている。ネットワーク90は、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネット等である。以下、カメラ装置30-1乃至30-nの各々を個別に説明する必要がない場合には、これらをまとめてカメラ装置30と呼ぶ。
【0010】
(画像処理装置10)
画像処理装置10は、洋上の予め定められた領域に設置された複数の洋上構造物である洋上風車に固定されたカメラ装置30により撮像された撮像画像を、ネットワーク90を介して取得し、ディスプレイに表示する。ここで、「洋上風車に固定される」には、洋上風車を洋上で支持する洋上プラットフォームに固定されることを含む。「洋上風車」とは、洋上風力発電を行うために洋上に設置された構造物のことをいう。洋上風車は、風力タービンを用いて風の運動エネルギーを回転エネルギーに変換し、その回転を直接、または増速機を経た後に発電機に伝送して電気エネルギーに変換する機能を有する。なお、洋上風車の構成については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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