TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024172215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089780
出願日2023-05-31
発明の名称ガスサンプリング装置、ガス検出システム、およびガスサンプリング方法
出願人東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社,東京瓦斯株式会社,株式会社ガスター
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G01N 1/22 20060101AFI20241205BHJP(測定;試験)
要約【課題】ガスのサンプリングを容易にする。
【解決手段】ガスをサンプリングするガスサンプリング装置110は、サンプリングするガスが収容される容器部111と、一端側に開口部112aを有し、他端側が上記容器部111に接続されて、上記開口部112a付近のガスを拡散により上記容器部111に導く管路部112とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスをサンプリングするガスサンプリング装置であって、
サンプリングするガスが収容される容器部と、
一端側に開口部を有し、他端側が上記容器部に接続されて、上記開口部付近のガスを拡散により上記容器部に導く管路部と、
を有することを特徴とするガスサンプリング装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1のガスサンプリング装置であって、
上記容器部は、サンプリングされたガスを検出する検出光が透過する透明部を有することを特徴とするガスサンプリング装置。
【請求項3】
請求項1のガスサンプリング装置であって、
上記容器部は、サンプリングされたガスを外部から吸引可能にするバルブを備えたことを特徴とするガスサンプリング装置。
【請求項4】
請求項1のガスサンプリング装置であって、
上記管路部は、上記一端側の端部が閉塞され、上記端部付近の管路壁に上記開口部が形成されていることを特徴とするガスサンプリング装置。
【請求項5】
請求項1のガスサンプリング装置を用いたガスサンプリング方法であって、
上記管路部の開口部をサンプリングするガスが存在する領域に配置し、上記開口部から拡散により上記容器部に導かれるガスをサンプリングすることを特徴とするガスサンプリング方法。
【請求項6】
検出対象ガスを検出するガス検出システムであって、
複数の請求項2のサンプリング装置と、
上記複数のサンプリング装置の容器部におけるそれぞれの透明部に検出光を照射し、上記検出対象ガスを検出する検出装置と、
を備えたことを特徴とするガス検出システム。
【請求項7】
検出対象ガスを検出するガス検出システムであって、
請求項3のサンプリング装置と、
上記容器部に収容されたガスを上記バルブを介して吸引し、上記検出対象ガスを検出する検出装置と、
を備えたことを特徴とするガス検出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスの漏洩を検出するためなどに用いられるガスサンプリング装置、ガス検出システム、およびガスサンプリング方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ガスの漏洩等を検出する技術としては、ポンプにより周囲の空気を吸引し、ガスセンサに向けて送気するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、レーザ光などの検出光を物体に照射して反射光を受光し、被検出ガスのコラム密度を測定するとともに、上記コラム密度および光路長に基づいて被検出ガスの濃度を計算する技術も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3235844号公報
特開2014-55858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ガスを吸引して検出する手法では、検知しようとするガスが広い空間に広がっている場合にはガスをわずかに吸引しても測定する空間のガス濃度はほとんど変化しないので、比較的容易にガスを検知することができる。しかし、例えば漏洩ガス量の総量が比較的少ない場合には、十分にガスを吸引できないことや、吸引によってガス濃度が低下してしまうことがあり、適切な検知を行えないことがある。
【0006】
また、レーザー光などの検出光を用いる手法では、ガスを吸引しないので上記のような問題は生じないが、閉所のガス漏洩など検出光を照射することができない場合には、計測を行うことができない。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ガス量が比較的少ない場合や、ガスが存在する領域に直接検出光を照射できない場合などでも、ガスをサンプリングしてガス濃度を計測することなどが容易にできるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、
本発明は、
ガスをサンプリングするガスサンプリング装置であって、
サンプリングするガスが収容される容器部と、
一端側に開口部を有し、他端側が上記容器部に接続されて、上記開口部付近のガスを拡散により上記容器部に導く管路部と、
を有することを特徴とする。
【0009】
これにより、開口部付近のガスが管路部を介した拡散により容器部に導かれるので、検出対象ガスを容易にサンプリングすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、ガス量が比較的少ない場合や、ガスが存在する領域に直接検出光を照射できない場合などでも、ガスをサンプリングしてガス濃度を計測することなどが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
積算巻尺
1か月前
個人
地震予測システム
1か月前
個人
水準器
19日前
丸一株式会社
試験用継手
1か月前
個人
電波反射強度向上方法
1か月前
個人
シート形状体温計
15日前
株式会社大真空
センサ
12日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
1か月前
日本電波工業株式会社
風速測定装置
12日前
三菱電機株式会社
レーダ装置
1か月前
アズビル株式会社
圧力センサ
1か月前
株式会社チノー
液浸プローブ
14日前
トヨタ自動車株式会社
評価装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
1か月前
トヨタ自動車株式会社
解析装置
12日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
26日前
株式会社東芝
センサ
19日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
1か月前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
26日前
株式会社東芝
センサ
26日前
大和製衡株式会社
搬送装置
26日前
株式会社豊田自動織機
車両
14日前
株式会社島津製作所
液体注入装置
26日前
個人
コンベックスルール用の計測補助用具
12日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
1か月前
株式会社ピーエムティー
検査ゲージ
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池検査装置
21日前
株式会社不二越
X線測定装置
1か月前
Igr技研株式会社
Igr測定装置
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
能美防災株式会社
構造物劣化診断システム
26日前
ミツミ電機株式会社
入力装置
26日前
ミツミ電機株式会社
入力装置
27日前
株式会社リコー
測距システム
27日前
個人
純金を作用電極に用いたORP測定装置
1か月前
株式会社山城建設
鉄筋用ロッド支持具
1か月前
続きを見る