TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025007504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108938
出願日2023-06-30
発明の名称タービン、ガバナ装置
出願人東京瓦斯株式会社,国立大学法人北海道大学
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F03D 3/06 20060101AFI20250109BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】厚さ一定で、断面半円状とされた内周面を有する断面弓状のブレードを2個用いて管を流れる流体からエネルギーを取り出す場合と比して、多くのエネルギーを取り出すことである。
【解決手段】タービンは、管の内部を流れる流体の流れ方向に直交する回転軸周りに回転可能に管の内部に配置され、回転軸に直交する直交断面が弓状とされるブレードを備え、直交断面において、ブレードの内周面は半円状とされ、内周面の中心が回転軸から離れると共に内周面の両端の間に回転軸が配置されており、かつ、ブレードを3個以上有し、回転軸の方向から見て、夫々の前記ブレードは、回転軸の周方向に同様の間隔で配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
管の内部を流れる流体の流れ方向に直交する回転軸周りに回転可能に前記管の内部に配置され、前記回転軸に直交する直交断面が弓状とされるブレードを備え、
前記直交断面において、前記ブレードの内周面は半円状とされ、前記内周面の中心が前記回転軸から離れると共に前記内周面の両端の間に前記回転軸が配置されており、かつ、前記ブレードを3個以上有し、前記回転軸の方向から見て、夫々の前記ブレードは、前記回転軸の周方向に同様の間隔で配置されている、
タービン。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記直交断面における前記ブレードの中央部の厚さが端部の厚さと比して厚くされている、
請求項1に記載のタービン。
【請求項3】
流れる流体としてのガスを減圧するガバナ本体と、
ガスの流れ方向において前記ガバナ本体の上流側に配置され、流れるガスによって回転する請求項1又は2に記載の前記タービンと、
前記タービンの回転をエネルギーに変換する変換部材と、
を備えるガバナ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タービン、及びガバナ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、給水管に対してサボニウス型のタービンを配置し、エネルギーを取り出す構成が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
S. Abdolkarim Payambarpour, Amir F. Najafi, Franco Magagnato, Investigation of deflector geometry and turbine aspect ratio effect on 3D modified in-pipe hydro Savonius turbine: Parametric study:, Renewable Energy 148(2020)44-59
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
流体の流れ方向に直交する回転軸を有するタービンを管の内部に配置してエネルギーを取り出す場合に、管の内部を流れる流体を受ける内周面が形成されると共に回転軸に直交する直交断面が弓状のブレードを2個有するタービンが用いられることがある。
【0005】
具体的には、2個のブレードは、厚さ一定とされている。さらに、回転軸に対して直交する直交断面において、ブレードの内周面は半円状とされ、内周面の中心が回転軸から離れると共に内周面の両端の間に回転軸が配置されている。また、回転軸の方向から見て、2個のブレードは、回転軸の周方向に同様の間隔で配置されている。
【0006】
本開示の課題は、厚さ一定で、断面半円状とされた内周面を有する弓状のブレードを2個用いて管を流れる流体からエネルギーを取り出す場合と比して、多くのエネルギーを取り出すことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1態様に係るタービンは、管の内部を流れる流体の流れ方向に直交する回転軸周りに回転可能に前記管の内部に配置され、前記回転軸に直交する直交断面が弓状とされるブレードを備え、前記直交断面において、前記ブレードの内周面は半円状とされ、前記内周面の中心が前記回転軸から離れると共に前記内周面の両端の間に前記回転軸が配置されており、かつ、前記ブレードを3個以上有し、前記回転軸の方向から見て、夫々の前記ブレードは、前記回転軸の周方向に同様の間隔で配置されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成によると、タービンに向って管の内部を流れる流体が、一のブレードの内周面を押圧すると共に内周面に沿って流れる。さらに、一のブレードの内周面に沿って流れる流体は、他のブレードの内周面を押圧すると共に内周面に沿って流れ、タービンから遠ざかるように管の内部を流れる。ここで、3個以上のブレードは、回転軸の周方向に同様の間隔で配置されている。そこで、タービンに向って流れる流体は、何れかのブレードの内周面を押圧する。
【0009】
このため、タービンでは、厚さ一定で、断面半円状とされた内周面を有する断面弓状のブレードを2個用いて管を流れる流体からエネルギーを取り出す場合と比して、多くのエネルギーを取り出すことができる。
【0010】
第2態様に係るタービンは、第1態様において、前記直交断面における前記ブレードの中央部の厚さが端部の厚さと比して厚くされていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東京瓦斯株式会社
タービン、ガバナ装置
6日前
東京瓦斯株式会社
タービン、ガバナ装置
6日前
愛知時計電機株式会社
流量計
1か月前
愛知時計電機株式会社
流量計
1か月前
愛知時計電機株式会社
流量計
1か月前
愛知時計電機株式会社
流量計
1か月前
株式会社竹中製作所
ガスメータ
1か月前
三浦工業株式会社
蒸気供給システム
1か月前
東京瓦斯株式会社
水処理回収システム及び水処理回収方法
1か月前
東京瓦斯株式会社
情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
1か月前
東京瓦斯株式会社
アノード触媒、水電解セル及び水電解セルスタック
1か月前
東京瓦斯株式会社
洋上構造物監視システム、および洋上構造物監視方法
1か月前
CKD株式会社
バーナ用燃料制御装置およびバーナ用燃料制御方法
2か月前
東京瓦斯株式会社
リモートコントロール装置及び給湯器
3日前
東京瓦斯株式会社
フランジ継手接合部修理具、フランジ継手接合部修理構造、及び、フランジ継手接合部修理方法
6日前
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
ガスサンプリング装置、ガス検出システム、およびガスサンプリング方法
1か月前
個人
水圧発電装置
3か月前
個人
風力原動機の翼
3か月前
個人
風力アクチェータ
14日前
個人
(風力向上装置。)
3か月前
個人
砂蓄熱式風力発電装置
14日前
株式会社アイシン
風車
3か月前
個人
圧縮空気圧水圧変換装置
3か月前
個人
発電システム
1か月前
株式会社不二越
油圧装置
2か月前
個人
波力を利用した揚水ポンプの活用
2か月前
株式会社 Nサイエンス
回転駆動装置
3か月前
株式会社 Nサイエンス
回転駆動装置
3か月前
個人
垂直軸型風力発電装置
16日前
株式会社LEDテクノス
発電装置
2か月前
川崎重工業株式会社
液圧回転機械
2か月前
個人
ロータリアクチュエータ
3か月前
合同会社小林知財研鑽処
水圧発電装置
6日前
個人
水蒸気爆発による水蒸気流の発生装置
3か月前
三鷹光器株式会社
垂直軸型風車
6日前
アキシオン株式会社
発電システム及び発電方法
2か月前
続きを見る