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公開番号2025063340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2022035516
出願日2022-03-08
発明の名称垂直型風力発電装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類F03D 3/06 20060101AFI20250409BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】 従来の垂直型風力発電装置に比べて、設置場所の自由度が高く、騒音や生態系への影響が少なく、強風時のブレードの破損リスクが低い垂直型風力発電装置を提供する。
【解決手段】 本発明の垂直型風力発電装置は、錐体状の外側構造体40と、外側構造体40の内側に回転可能に設置された動力伝達軸20と、動力伝達軸20に設けられた受風面を有する受風手段30と、動力伝達軸20に連結された発電機10を備えたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
垂直型風力発電装置において、
錐体状の外側構造体と、
前記外側構造体の内側に回転可能に設置された動力伝達軸と、
前記動力伝達軸に設けられた受風面を有する受風手段と、
前記動力伝達軸に連結された発電機を備えた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1記載の垂直型風力発電装置において、
受風手段が受風面を備えた複数枚のブレードを備えた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項3】
請求項2記載の垂直型風力発電装置において、
複数枚のブレードが不均等間隔で動力伝達軸に設けられた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の垂直型風力発電装置において、
受風手段が受風面を備えた奇数枚のブレードを備えた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の垂直型風力発電装置において、
受風手段が動力伝達軸の長手方向に複数段設けられた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の垂直型風力発電装置において、
外側構造体内部に取り込んだ風の流れを規制する整流体を備えた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項7】
請求項6記載の垂直型風力発電装置において、
受風手段が動力伝達軸の長手方向に複数段設けられ、
整流体が各受風手段の上方又は/及び下方に設けられた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の垂直型風力発電装置において、
外側構造体に、風を整流して当該外側構造体内部に取り込む風取込み手段が設けられた、
ことを特徴とする垂直型風力発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は風力発電装置に関し、より詳しくは、垂直型風力発電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、地球温暖化に起因する気候変動の影響が世界各地でみうけられる。このような状況下、地球温暖化の一因である温室効果ガスの排出ゼロを実現すべく、再生可能エネルギーの導入促進が求められている。
【0003】
従来、風力発電装置として、鉛直方向に延びる回転軸に八枚の放射状のブレードが設けられた縦軸型(垂直型)の風力発電装置(特許文献1)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-337245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、風力発電装置については、設置場所の問題や騒音の問題、生態系への影響、強風時のブレードの破損等の問題が指摘されており、これらの問題を解決できる技術の提案が望まれている。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、従来の垂直型風力発電装置に比べて、設置場所の自由度が高く、騒音や生態系への影響が少なく、強風時のブレードの破損リスクが低い垂直型風力発電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の垂直型風力発電装置は、錐体状の外側構造体と、外側構造体の内側に回転可能に設置された動力伝達軸と、動力伝達軸に設けられた受風面を有する受風手段と、動力伝達軸に連結された発電機を備えたものである。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を備えた本発明の垂直型風力発電装置では、過剰な風を錐体状の外側構造体に沿って逃がすことができるため、従来の垂直型風力発電装置に比べて強風時のブレードの破損リスクを抑えることができる。また、受風手段が外側構造体の内側に設けられているため、騒音や生態系への影響が少なくすることができる。本発明の垂直型風力発電装置は小型化可能な構造であるため、設置場所の自由度も高い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の垂直型風力発電装置の一例を示す概要図。
(a)は外側構造体の一例を示す説明図、(b)は外側構造体の他例を示す説明図。
(a)は本発明の垂直型風力発電装置の一例を示す正面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は(b)に示す風取込み手段の説明図。
(a)は風取込み手段の他例を示すもの、(b)は(a)の風取込み手段の使用状態の説明図。
(a)は付着防止手段の一例を示す概要図、(b)は(a)の付着防止手段の平面図。
(a)は発電機を動力伝達軸の上端側に設けた場合の説明図、(b)は発電機を動力伝達軸の上下方向に間隔をあけて二つ設けた場合の説明図、(c)は発電機を動力伝達軸の上下方向に間隔をあけて四つ設けた場合の説明図。
発電機を二以上設ける場合の動力伝達軸の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
本発明の垂直型風力発電装置の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。一例として図1に示す垂直型風力発電装置は、発電機10と、動力伝達軸20と、受風手段30と、外側構造体40と、風取込み手段50(図3(c)及び図4(a)等)を主要構成として備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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