TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024167589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083770
出願日2023-05-22
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241127BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】露光ユニットの保守・点検作業を容易に実行可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(1)は、カバー部材(3)と、カバー部材(3)が閉位置から開位置まで開放された場合に、第1の位置から、第1の位置にある状態に対してカバー部材(3)に対する角度が異なる第2の位置まで移動する露光ユニット(7)と、ロック機構(8)とを備える。露光ユニット(7)は、カバー部材(3)が開位置にある場合において、第2の位置と、第2の位置にある状態に対してカバー部材(3)に対する角度が異なる第3の位置との間で移動自在であり、露光ユニット(7)が第3の位置にある場合に、ロック機構(8)は露光ユニット(7)の位置をロックし、露光ユニット(7)が第3の位置にある状態で、カバー部材(3)が開位置から閉位置に向けて移動させられた場合に、ロック機構(8)による露光ユニット(7)の位置のロックが解除される。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に対して、閉位置と開位置との間で開閉自在に支持されるカバー部材と、
前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置まで開放された場合に、第1の位置から、前記第1の位置にある状態に対して前記カバー部材に対する角度が異なる第2の位置まで移動する露光ユニットと、
前記露光ユニットの位置をロックするロック機構と
を備え、
前記露光ユニットは、
前記カバー部材が前記開位置にある場合において、前記第2の位置と、前記第2の位置にある状態に対して前記カバー部材に対する角度が異なる第3の位置との間で移動自在であり、
前記露光ユニットが前記第3の位置にある場合に、前記ロック機構は前記露光ユニットの位置をロックし、
前記露光ユニットが前記第3の位置にある状態で、前記カバー部材が前記開位置から前記閉位置に向けて移動させられた場合に、前記ロック機構による前記露光ユニットの位置のロックが解除される
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記カバー部材に対して、少なくとも第1の方向及び前記第1の方向の反対の第2の方向において移動自在に支持されるリンクユニットをさらに有し、
前記カバー部材は、前記装置本体に対して、第1の回動軸を中心に回動自在に設けられ、
前記第1の方向は、前記第1の回動軸から遠ざかる、前記カバー部材が延在する方向であり、
前記リンクユニットは、
前記カバー部材に対して少なくとも前記第1の方向において移動自在に保持されるリンク部材と、
前記リンク部材に対して少なくとも前記第1の方向において移動自在に保持され、前記第1の方向における移動に伴って前記露光ユニットに作用し、前記カバー部材に対する角度が異なる位置まで移動させるスライド部材と
を有し、
前記ロック機構は、
前記リンク部材に設けられた第1の係合部と、
前記スライド部材に設けられた第2の係合部と
を有し、
前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合により、前記露光ユニットは前記第3の位置にロックされる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記露光ユニットが前記第3の位置にある状態で、前記カバー部材が前記開位置から前記閉位置に向けて移動させられた場合に、前記第1の係合部又は前記第2の係合部の少なくとも一方と当接して前記係合を解除するロック解除部32を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記露光ユニットは、
前記カバー部材に支持され、前記カバー部材に対する第2の回動軸上に配設される保持部材と、
前記保持部材に、第2の回動軸から離間して配設される露光ヘッド部と
を有し、
前記露光ユニットが前記第3の位置にある状態は、前記第2の位置にある状態よりも、前記露光ヘッド部が前記カバー部材から離間した状態である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記露光ユニットは、
前記カバー部材に支持され、前記カバー部材に対する第2の回動軸上に配設される保持部材と、
前記保持部材に、第2の回動軸から離間して配設される露光ヘッド部と
を有し、
前記露光ユニットが前記第3の位置にある状態は、前記第2の位置にある状態よりも、前記露光ヘッド部が前記第1の回動軸から離間した状態である
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記リンク部材に備えられ、前記第1の方向に向かう第1の付勢力を前記スライド部材に付与する第1の付勢部材と、
前記カバー部材に備えられ、前記第2の方向に向かう第2の付勢力を前記リンクユニットに付与する第2の付勢部材と、
をさらに有し、
前記第1の付勢力は、前記第2の付勢力よりも大きい
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記スライド部材は、前記カバー部材に対する移動に伴って、前記露光ユニットに設けられる被作用部に作用し、前記露光ユニットを前記カバー部材に対して移動させる作用部を有する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記リンク部材に備えられ、前記第1の方向に向かう第1の付勢力を前記スライド部材に付与する第1の付勢部材をさらに有し、
前記ロック機構によるロックが解除された場合に、前記スライド部材は、前記第1の付勢部材の付勢力によって、前記リンク部材に対して前記第1の方向に移動し、前記露光ユニットは、前記第3の位置から前記第2の位置に向けて移動する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記カバー部材に備えられ、前記第2の方向に向かう第2の付勢力を前記リンク部材に付与する第2の付勢部材と、
前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置まで回動する際に前記リンクユニットを押圧し、前記カバー部材に対して前記リンクユニットを前記第1の方向に移動させる押圧部材と
をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、装置本体と、装置本体に対して開閉自在なカバー部材と、カバー部材に支持された露光ユニットとを有し、カバー部材が閉位置から開位置まで開放されると、カバー部材に対する露光ユニットの角度が変わる画像形成装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-168505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、カバー部材に対する露光ユニットの角度が変わる位置まで、露光ユニットが移動することで、露光ユニットの保守・点検作業がしづらくなるという問題があった。
【0005】
本開示は、露光ユニットの保守・点検作業を容易に実行可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の画像形成装置は、装置本体に対して、閉位置と開位置との間で開閉自在に支持されるカバー部材と、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置まで開放された場合に、第1の位置から、前記第1の位置にある状態に対して前記カバー部材に対する角度が異なる第2の位置まで移動する露光ユニットと、前記露光ユニットの位置をロックするロック機構とを備え、前記露光ユニットは、前記カバー部材が前記開位置にある場合において、前記第2の位置と、前記第2の位置にある状態に対して前記カバー部材に対する角度が異なる第3の位置との間で移動自在であり、前記露光ユニットが前記第3の位置にある場合に、前記ロック機構は前記露光ユニットの位置をロックし、前記露光ユニットが前記第3の位置にある状態で、前記カバー部材が前記開位置から前記閉位置に向けて移動させられた場合に、前記ロック機構による前記露光ユニットの位置のロックが解除されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、露光ユニットの保守・点検作業を容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
(A)から(C)は、実施の形態に係る画像形成装置のカバー部材の状態及び露光ユニットの状態を示す図であり、(A)は、閉位置にあるカバー部材及び露光位置(第1の位置)にある露光ユニットを示し、(B)は、開位置にあるカバー部材及び退避位置(第2の位置)にある露光ユニットを示し、(C)は、開位置にあるカバー部材及び非退避位置(第3の位置)にある露光ユニットを示す。
閉位置にあるカバー部材と、露光位置にある露光ユニットと、露光ユニットを移動させるリンクユニット(リンク部材、スライド部材)とを示す図である。
カバー部材が閉状態であるときにおける、露光位置にある露光ユニットとスライド部材とを示す図である。
カバー部材が閉状態であるときにおける、露光位置にある露光ユニットと、リンクユニットとを示す図である。
閉位置にあるカバー部材と、露光位置にある露光ユニットと、リンクユニットとの要部を示す斜視図である。
開位置にあるカバー部材と、退避位置にある露光ユニットと、リンクユニットとを示す図である。
開位置にあるカバー部材と、退避位置にある露光ユニットと、リンクユニットとの要部を示す斜視図である。
図8に示される部分を矢印D8方向に見た状態を示す図である。
開位置にあるカバー部材と、非退避位置にある露光ユニットと、リンクユニットとを示す図である。
開位置にあるカバー部材と、非退避位置にある露光ユニットと、リンクユニットとの要部を示す斜視図である。
図11に示される部分を矢印D11方向に見た状態を示す図である。
ロック機構(第1の係合部、第2の係合部)の係合の解除動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施の形態に係る画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
【0010】
図には、図相互の関係を理解しやすくするために、xyz直交座標系の座標軸が示されている。本実施の形態では、xy面が水平面であり、画像形成装置が水平面に置かれている場合を説明する。図において、x方向は、画像形成装置の幅方向であり、印刷媒体の幅方向である。y方向は、画像形成装置の奥行方向であり、画像形成装置の前面は-y方向を向いている。z方向は、鉛直方向である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
表示装置
1か月前
個人
露光裕度拡大方法
2か月前
株式会社シグマ
レンズフード
2か月前
株式会社シグマ
フードキャップ
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
光学機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
現像装置
2か月前
国立大学法人広島大学
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
シャープ株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
3か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
26日前
キヤノン株式会社
定着装置
21日前
株式会社リコー
画像形成システム
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
20日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
個人
水中及び水上の同時撮影用具
2か月前
コニカミノルタ株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
続きを見る