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公開番号2024166932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083369
出願日2023-05-19
発明の名称光電変換装置、光電変換システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01L 27/146 20060101AFI20241122BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 ノイズ特性を向上した光電変換装置の提供
【解決手段】 第1面と、前記第1面に対向する第2面を備える第1半導体基板と、第1半導体基板に設けられた光電変換部と、フローティングディフュージョン部と、転送ゲートと、を有する第1部品を有する。第1部品は、光電変換部に接続された第1の埋め込み電極と、フローティングディフュージョン部に接続された第2の埋め込み電極と、を備える。第1面から第1の埋め込み電極の第2面側の端部までの深さと、第1面から第2の埋め込み電極の第2面側の端部までの深さとが異なる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面に対向する第2面を備える第1半導体基板と、
前記第1半導体基板に設けられた光電変換部と、
フローティングディフュージョン部と、
前記第1半導体基板の前記第1面の側に設けられ、前記光電変換部で生じた信号電荷を前記フローティングディフュージョン部に転送する転送ゲートと、を有する第1部品を有し、
前記第1部品は、前記光電変換部に接続された第1の埋め込み電極と、前記フローティングディフュージョン部に接続された第2の埋め込み電極と、を備え、
前記第1面から前記第1の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さと、前記第1面から前記第2の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さと、が異なることを特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
第2半導体基板を有し、前記第1部品に積層される第2部品を備えることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記第2半導体基板は、第3面と、前記第3面に対向する第4面を備え、
前記第1部品と前記第2部品とは、前記第2面と前記第3面とが向かい合うように積層され、
前記第3面から前記第4面までを貫通する貫通電極と、を有し、
前記第4面に増幅トランジスタのゲートが形成されることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第1の埋め込み電極は前記フローティングディフュージョン部と前記増幅トランジスタのゲートとを接続し、前記光電変換部で生じた電荷に基づく信号を転送する電極であることを特徴とする請求項3に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第2の埋め込み電極は前記光電変換部に電圧を印加する電極であることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記第1面から前記第1の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さは前記第1面から前記第2の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さよりも深いことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記第1の埋め込み電極の周辺には第1の導電型の第1の半導体領域が形成され、
前記第2の埋め込み電極の周辺には第2の導電型の第2の半導体領域が形成され、
前記第1面からの比較において、前記第1の半導体領域の前記第2面側の端部は、前記第2の半導体領域の前記第2面側の端部よりも前記第2面に近いことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記第1面から前記第2の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さは前記第1面から前記第1の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さよりも深いことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項9】
前記第1の埋め込み電極の周辺には第1の導電型の第1の半導体領域が形成され、
前記第2の埋め込み電極の周辺には第2の導電型の第2の半導体領域が形成され、
前記第1面からの比較において、前記第2の半導体領域の前記第2面側の端部は、前記第1の半導体領域の前記第2面側の端部よりも前記第2面に近いことを特徴とする請求項8に記載の光電変換装置。
【請求項10】
前記転送ゲートは縦型転送ゲートであることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換装置、および光電変換システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1半導体層に光電変換部、第2半導体層に画素回路を設け、コンタクト電極を埋め込み構造にすることで画素の微細化を実現し得ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/138914号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では埋め込み構造のコンタクト電極で生じうるノイズの抑制について検討されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの側面は、光電変換装置であって、第1面と、前記第1面に対向する第2面を備える第1半導体基板と、前記第1半導体基板に設けられた光電変換部と、フローティングディフュージョン部と、前記第1半導体基板の前記第1面の側に設けられ、前記光電変換部で生じた信号電荷を前記フローティングディフュージョン部に転送する転送ゲートと、を有する第1部品を有し、前記第1部品は、前記光電変換部に接続された第1の埋め込み電極と、前記フローティングディフュージョン部に接続された第2の埋め込み電極と、を備え、前記第1面から前記第1の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さと、前記第1面から前記第2の埋め込み電極の前記第2面側の端部までの深さと、が異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、よりノイズ特性を向上した光電変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る光電変換装置の概略構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の画素の等価回路図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の画素の平面図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第2実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第3実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第4実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第5実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第6実施形態に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第7実施形態に係る光電変換装置の画素の平面図である。
第7実施形に係る光電変換装置の画素の断面図である。
第8の実施形態にかかる光電変換システムの機能ブロック図である。
第9の実施形態にかかる光電変換システムの機能ブロック図である。
第10の実施形態にかかる光電変換システムの機能ブロック図である。
第11の実施形態にかかる光電変換システムの機能ブロック図である。
第12の実施形態にかかる光電変換システムの機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る光電変換装置について、図1から図4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る光電変換装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る光電変換装置の画素の等価回路図である。図3は本実施形態に係る光電変換装置の画素の平面レイアウトである。図4は本実施形態に係る光電変換装置の画素の断面を示す図である。
【0009】
本実施形態による光電変換装置100は、図1に示すように、画素領域10と、垂直走査回路20と、列読み出し回路30と、水平走査回路40と、制御回路50と、出力回路60とを有している。
【0010】
画素領域10には、複数行及び複数列に渡ってマトリクス状に配された複数の画素12が設けられている。画素領域10の画素アレイの各行には、行方向(図1において横方向)に延在して、制御信号線14が配されている。制御信号線14は、行方向に並ぶ画素12にそれぞれ接続され、これら画素12に共通の信号線をなしている。また、画素領域10の画素アレイの各列には、列方向(図1において縦方向)に延在して、垂直出力線16が配されている。垂直出力線16は、列方向に並ぶ画素12にそれぞれ接続され、これら画素12に共通の信号線をなしている。
(【0011】以降は省略されています)

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