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公開番号
2024166597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082793
出願日
2023-05-19
発明の名称
撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/75 20230101AFI20241122BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像配信中の撮像装置への入射光量が変動した場合であっても、画像の色や明るさの変化を最小限に抑える。
【解決手段】撮像装置は、撮像光学系を含む撮像部と、当該撮像光学系の光路上に挿抜される光学フィルタとを備え、当該撮像部により撮像された画像の輝度値が閾値以下になったか、または、当該閾値を超えたかを判定し、当該撮像部により撮像された画像を外部装置へ送信し、当該画像の輝度値が当該閾値以下になった、または、当該閾値を超えたと判定された場合に、当該画像が配信されているか否かを判定し、当該画像が配信されていないと判定された場合に、当該光学フィルタの光路上への挿抜を制御する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像光学系を含む撮像部と、
前記撮像光学系の光路上に挿抜される光学フィルタと、
前記撮像部により撮像された画像の輝度値が閾値以下になったか、または、前記閾値を超えたかを判定する第1の判定手段と、
前記撮像部により撮像された画像を外部装置へ送信する送信手段と、
前記第1の判定手段により前記画像の輝度値が前記閾値以下になった、または、前記閾値を超えたと判定された場合に、前記画像が配信されているか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記画像が配信されていないと判定された場合に、前記光学フィルタの光路上への挿抜を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、赤外光を遮光して可視光を含む光を透過させる第1のモードと、赤外光と可視光を含む光を透過させる第2のモードとを含む撮像モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記光学フィルタは、赤外光を遮光し、可視光を透過させる赤外線カットフィルタであり、
前記制御手段は、前記赤外線カットフィルタの挿抜を制御することにより、前記撮像モードを切り替えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記撮像モードを切り替えた後に、前記撮像モードの切り替えが終了したことを前記外部装置へ通知することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第2の判定手段により前記画像が配信されていると判定された場合に、前記制御手段は、前記外部装置に対して、前記撮像モードの切り替えが終了したことの通知を受領後に、前記画像を配信しないように要求し、
前記要求の後に、前記判定手段により前記画像が配信されていないと判定された場合に、前記制御手段は、前記撮像モードを切り替える、
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第2の判定手段は、前記画像が前記外部装置を介して配信されていないことを示す情報が前記外部装置から通知された場合に、前記画像が配信されていないと判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第2の判定手段は、前記画像が前記外部装置から出力されていないことを示す情報が前記外部装置から通知された場合に、前記画像が配信されていないと判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
照明部を更に備え、
前記第2の判定手段により前記画像が配信されているか否かに応じて、前記制御手段は、前記照明部の点灯を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮像光学系を含む撮像部と、
前記撮像光学系の光路上に挿抜される光学フィルタと、を備える撮像装置の制御方法であって、
前記撮像部により撮像された画像の輝度値が閾値以下になったか、または、前記閾値を超えたかを判定する第1の判定工程と、
前記撮像部により撮像された画像を外部装置へ送信する送信工程と、
前記第1の判定手段により前記画像の輝度値が前記閾値以下になった、または、前記閾値を超えたと判定された場合に、前記画像が配信されているか否かを判定する第2の判定工程と、
前記画像が配信されていないと判定された場合に、前記光学フィルタの光路上への挿抜を制御する制御工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
【請求項10】
コンピュータを
撮像光学系を含む撮像部と、前記撮像光学系の光路上に挿抜される光学フィルタと、を備える撮像装置であって、
前記撮像部により撮像された画像の輝度値が閾値以下になったか、または、前記閾値を超えたかを判定する第1の判定手段と、
前記撮像部により撮像された画像を外部装置へ送信する送信手段と、
前記第1の判定手段により前記画像の輝度値が前記閾値以下になった、または、前記閾値を超えたと判定された場合に、前記画像が配信されているか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記画像が配信されていないと判定された場合に、前記光学フィルタの光路上への挿抜を制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、撮像データを記録媒体に記録するだけでなく、ネットワークを介してサーバ等に撮像中または撮像済みの画像を転送する機能を有する撮像装置が広く使用されている。また、このような撮像装置を、ネットワークを介して複数台接続し、サーバ等に画像を集め、複数の画像の中から一つあるいは複数の画像を選択して多数の視聴者にネットワークを介して配信する、画像配信システムが利用されている。
【0003】
さらに、従来の撮像装置において、撮像素子への光路上に備えつけられた赤外線カットフィルタを、被写体から撮像素子への入射光量に応じて挿抜することにより、撮像環境に合わせた撮影を行う手法が提案されている。
例えば、特許文献1では、撮像素子に対して脱着可能な赤外線カットフィルタを介して撮像するデイモードと、赤外線カットフィルタを介さないで撮像するナイトモードとを、被写体から撮像素子への入射光量に応じて切り替える手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-120202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述のような、画像を転送する機能を有する撮像装置において、デイモードとナイトモードの切り替えを、撮像環境における明度(すなわち、撮像装置への入射光量)の変動に応じて自動で行うと、当該切り替え前後で画像の色や明るさ変化してしまう。例えば、シーンの演出のために、被写体を撮影する照明の光量を瞬時に落とすケースを考える。このようなケースにおいて従来技術を適用すると、撮像環境の明度の変動に応じて自動でナイトモードへの切り替えが行われるため、画像配信中にナイトモードへの切り替えが行われると、当該切り替え前後で画像の色や明るさが変化してしまう。このような色や明るさが変化した画像は、当該画像を視聴した視聴者に違和感を与えてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像配信中の撮像装置への入射光量が変動した場合であっても、画像の色や明るさの変化を最小限に抑えるための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための一手段として、本発明の撮像装置は以下の構成を有する。すなわち、撮像光学系を含む撮像部と、前記撮像光学系の光路上に挿抜される光学フィルタと、前記撮像部により撮像された画像の輝度値が閾値以下になったか、または、前記閾値を超えたかを判定する第1の判定手段と、前記撮像部により撮像された画像を外部装置へ送信する送信手段と、前記第1の判定手段により前記画像の輝度値が前記閾値以下になった、または、前記閾値を超えたと判定された場合に、前記画像が配信されているか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記画像が配信されていないと判定された場合に、前記光学フィルタの光路上への挿抜を制御する制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像配信中の撮像装置への入射光量が変動した場合であっても、画像の色や明るさの変化を最小限に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態による画像配信システムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態による撮像装置の構成例を示す図である。
図3は、第一の実施形態による撮像モード切り替えシーケンスを示す。
図4は、第一の実施形態による撮像装置により実行される処理のフローチャートを示す。
図5は、第二の実施形態による撮像モード切り替えシーケンスを示す。
図6は、第二の実施形態による撮像装置により実行される処理のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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