特許ウォッチ

公開番号2024160644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-14
出願番号2023075871
出願日2023-05-01
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241107BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】小型化可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、第1方向に延びる回転軸を中心に回転可能な感光体と、シートにトナー像を転写する転写部材と、を含む画像形成部と、定着部と、反転搬送部と、反転搬送部によって反転されたシートを再び転写部材に向けて案内する搬送路と、搬送路においてシートを搬送する搬送部と、感光体及び搬送部を駆動する駆動源と、駆動源から伝達された駆動力を搬送部に入力する駆動入力部と、を備える。駆動源は、前記搬送部におけるシート搬送方向に平行な第2方向において、転写部材と定着部との間に配置され、駆動入力部は、第1方向において駆動源にオーバーラップし、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向において駆動源にオーバーラップし、かつ第2方向において駆動源にオーバーラップしないように配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
第１方向に延びる回転軸を中心に回転可能に支持され、トナー像を担持する感光体と、シートにトナー像を転写する転写部材と、を含む画像形成部と、
前記転写部材によって転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、
前記定着部によって搬送されたシートを反転して搬送する反転搬送部と、
前記反転搬送部によって反転されたシートを再び前記転写部材に向けて案内する搬送路と、
前記搬送路においてシートを搬送する搬送部と、
前記感光体及び前記搬送部を駆動する駆動源と、
前記駆動源から伝達された駆動力を前記搬送部に入力する駆動入力部と、を備え、
前記駆動源は、前記搬送部におけるシート搬送方向に平行な第２方向において、前記転写部材と前記定着部との間に配置され、
前記駆動入力部は、前記第１方向において前記駆動源にオーバーラップし、前記第１方向及び前記第２方向に直交する第３方向において前記駆動源にオーバーラップし、かつ前記第２方向において前記駆動源にオーバーラップしないように配置されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記駆動源は、駆動力を発生させるロータ部と、前記ロータ部と共に回転する出力軸と、前記出力軸に固定される駆動伝達部材と、を有し、
前記駆動源を支持する第１側板と、
前記第１方向において、前記搬送路を挟んで前記第１側板とは反対側に配置される第２側板と、を更に備え、
前記駆動伝達部材は、前記第１方向において前記第１側板に対して前記第２側板とは反対側に配置されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記駆動伝達部材は、ピニオンギアであり、
前記感光体に駆動力を出力する出力ギアと、
前記ピニオンギア及び前記出力ギアに噛合し、前記駆動源の駆動力を前記出力ギアに伝達する１つのアイドラギアと、を更に備える、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記ロータ部は、前記第１方向において、前記第１側板と前記搬送路の間に配置されている、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記搬送部は、第１搬送部であり、
前記第１搬送部によって搬送されたシートを、前記搬送路において前記転写部材に向けて搬送する第２搬送部と、
前記駆動源から前記駆動入力部を介して前記第１搬送部に入力された駆動力を、前記第２搬送部に伝達する駆動伝達機構と、を更に備え、
前記駆動伝達機構は、前記第１方向において、前記第２側板と前記搬送路との間に配置されている、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記駆動源に送風することで前記駆動源を冷却するファンを更に備え、
前記ファンは、前記第１方向において前記第１側板と前記第２側板との間に配置され、かつ前記定着部及び前記搬送路の下方に配置される、
ことを特徴とする請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記搬送部は、前記第１方向に見て、前記駆動源と前記定着部の間に配置されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項８】
シートを収容するシート収容部と、
前記シート収容部に設けられ、前記シート収容部に支持されるシートの前記第１方向における位置を規制するシート規制部と、を更に備え、
前記駆動源は、前記第２方向に見て、前記シート規制部に重ならないように配置されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記画像形成部は、前記転写部材によってトナー像がシートに転写された後に前記感光体に残留したトナーを収容する廃トナー収容部を有し、
前記駆動源は、前記第１方向に見て、前記廃トナー収容部に重ならないように配置されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、感光ドラムを有するプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジを着脱可能に支持する左側板及び右側板と、を有するプリンタが提案されている（特許文献１参照）。左側板と右側板との間には、モータが配置されており、モータの駆動力は、ギア列を介して本体カップリングに伝達される。プロセスカートリッジは、感光ドラムと共に回転するドラムカップリングを有しており、ドラムカップリングが本体カップリングに係合することで、モータから感光ドラムに駆動力が伝達される。また、上記プリンタは、第１面に画像が形成されたシートを再び感光ドラムへ向けて搬送するための両面印刷パスを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－４５３７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１のようなシートの両面に印刷可能なプリンタにおいて、小型化が望まれている。
【０００５】
本発明は、小型化可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、画像形成装置において、第１方向に延びる回転軸を中心に回転可能に支持され、トナー像を担持する感光体と、シートにトナー像を転写する転写部材と、を含む画像形成部と、前記転写部材によって転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、前記定着部によって搬送されたシートを反転して搬送する反転搬送部と、前記反転搬送部によって反転されたシートを再び前記転写部材に向けて案内する搬送路と、前記搬送路においてシートを搬送する搬送部と、前記感光体及び前記搬送部を駆動する駆動源と、前記駆動源から伝達された駆動力を前記搬送部に入力する駆動入力部と、を備え、前記駆動源は、前記搬送部におけるシート搬送方向に平行な第２方向において、前記転写部材と前記定着部との間に配置され、前記駆動入力部は、前記第１方向において前記駆動源にオーバーラップし、前記第１方向及び前記第２方向に直交する第３方向において前記駆動源にオーバーラップし、かつ前記第２方向において前記駆動源にオーバーラップしないように配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によると、小型化可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１の実施の形態に係る画像形成装置を示す断面図。
前ドア、リアドア及び両面搬送ガイドを開いた状態の画像形成装置を示す断面図。
モータの周辺構成を示す断面図。
図３の４Ａ－４Ａ断面を示す断面図。
モータの周辺構成を示す斜視図。
図３の６Ａ－６Ａ断面を示す断面図。
モータの取り付け構成を示す分解斜視図。
駆動伝達部を示す背面図。
第２の実施の形態に係る画像形成装置を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜第１の実施の形態＞
〔全体構成〕
以下では、本発明に係る画像形成装置の構成の一例として、電子写真方式のレーザープリンタに適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。
【００１０】
図１は、第１の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。ただし、本実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許