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公開番号
2024166521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082671
出願日
2023-05-19
発明の名称
物品保管情報管理システム及び物品保管情報管理方法
出願人
日本無線株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20241122BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】物品の特定、保管場所への運搬及び保管状況の管理を自動で行うことが可能な物品保管情報管理システム及び管理方法を提供する。
【解決手段】サーバー3は、端末装置2から移動指示を受信すると、物品6の識別情報と、保管場所8の識別情報と位置情報とを含む移動指令を移動体4に送信し、移動体は、物品の現在地に移動し、RFIDタグリーダー5によって、移動指令に含まれる物品の識別情報と一致する識別情報を保有する物品用RFIDタグ7が配設された物品を選定し、移動指令に含まれる保管場所の位置に移動し、移動指令に含まれる保管場所の識別情報と一致する保管場所用RFIDタグ9が配設された保管場所へ物品を保管し、保管終了後に、完了信号をサーバーに送信し、サーバーは、物品情報DB10に記憶されている物品6保管先情報と、保管場所情報DB11に記憶されている保管場所の保管物品情報とをアップデートする、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置と、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバーと、移動体に配設されたセンサーと、物品に配設された物品識別情報送信手段と、保管場所に配設された保管場所識別情報送信手段と、を備える物品保管情報管理システムであって、
前記サーバーは、
前記物品の識別情報と、保管先情報とを記憶する物品情報記憶手段と、前記保管場所の識別情報と、位置情報と、保管物品情報とを記憶する保管場所情報記憶手段とを有し、
前記端末装置から移動すべき物品とその保管場所とを指定する移動指示を受信すると、当該物品の前記識別情報と、当該保管場所の前記識別情報と前記位置情報とを含む移動指令を前記移動体に送信し、
前記移動指令を受信した前記移動体は、
前記物品の現在地に移動し、
前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記物品の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記物品識別情報送信手段が配設された前記物品を選定し、
前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記位置情報に基づき前記保管場所に移動し、
前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記保管場所識別情報送信手段が配設された前記保管場所へ前記物品を保管し、
保管終了後に、完了信号を前記サーバーに送信し、
前記完了信号を受信した前記サーバーは、前記物品情報記憶手段に記憶された前記物品の前記保管先情報と、前記保管場所情報記憶手段に記憶された前記保管場所の前記保管物品情報をアップデートする、
ことを特徴とする物品保管情報管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記移動体を複数備え、
前記サーバーは、更に、前記移動体の識別情報と、位置情報と、使用状況とを記憶する移動体情報記憶手段を有し、
前記サーバーは、前記移動指示を受信すると、前記移動体の前記位置情報と前記使用状況とに基づき所定の移動体を選択し、
前記完了信号を受信した前記サーバーは、前記移動体情報記憶手段に記憶された前記移動体の前記位置情報と前記使用状況とをアップデートする、
ことを特徴とする請求項1に記載の物品保管情報管理システム。
【請求項3】
端末装置と、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバーと、移動体に配設されたセンサーと、物品に配設された物品識別情報送信手段と、保管場所に配設された保管場所識別情報送信手段と、を備える物品保管情報管理システムによって実行される物品保管情報管理方法であって、
前記サーバーは、前記物品の識別情報と、保管先情報とを記憶する物品情報記憶手段と、前記保管場所の識別情報と、位置情報と、保管物品情報とを記憶する保管場所情報記憶手段とを有し、
前記端末装置に移動すべき物品とその保管場所とを指定する移動指示を入力するステップと、
前記移動指示を受信した前記サーバーが、当該物品の前記識別情報と、当該保管場所の前記識別情報と前記位置情報とを含む移動指令を前記移動体に送信するステップと、
前記移動体が、前記物品の現在地に移動するステップと、
前記移動体が、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記物品の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記物品識別情報送信手段が配設された前記物品を選定するステップと、
前記移動体が、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記位置情報に基づき前記保管場所に移動するステップと、
前記移動体が、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記保管場所識別情報送信手段が配設された前記保管場所へ前記物品を保管するステップと、
前記移動体が、保管終了後に、完了信号を前記サーバーに送信するステップと、
前記サーバーが、前記物品情報記憶手段に記憶された前記物品の前記保管先情報と、前記保管場所情報記憶手段に記憶された前記保管場所の前記保管物品情報をアップデートするステップと、を有する、
ことを特徴とする物品保管情報管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、工場や倉庫などにおける物品保管情報を自動管理する技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
工場で材料から加工された一時生産品は、そのまま資材として出荷したり、工場内で再加工して製品化したりする前に、一時的に仮置きする場合がある。その際、「どこに何を置いたのか」という物品保管情報を管理する必要がある。従来は、製品を運搬するクレーンなどのオペレーターが、タブレットなどの端末にどの製品をどこに保管したかを入力することによって管理していたが、作業ミスや入力ミスにより、製品の実際の保管場所とデータ上の保管場所が異なることがあった。
【0003】
特許文献1には、置場管理システムが開示されている。このシステムを用いれば、入庫或いは出庫指示と管理対象物の移動実績とをリアルタイムで自動照合するので、作業ミスを防止することができる、と説明されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-094504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、管理対象物を運搬するオペレーターが携帯端末の表示画面を確認しながら作業を進めなければならず、オペレーターの作業負担などの点で未だ改善の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、物品の特定、保管場所への運搬及び保管情報の管理を自動で行うことが可能な物品保管情報管理システム及び物品保管情報管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端末装置と、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバーと、移動体に配設されたセンサーと、物品に配設された物品識別情報送信手段と、保管場所に配設された保管場所識別情報送信手段と、を備える物品保管情報管理システムであって、前記サーバーは、前記物品の識別情報と、保管先情報とを記憶する物品情報記憶手段と、前記保管場所の識別情報と、位置情報と、保管物品情報とを記憶する保管場所情報記憶手段とを有し、前記端末装置から移動すべき物品とその保管場所とを指定する移動指示を受信すると、当該物品の前記識別情報と、当該保管場所の前記識別情報と前記位置情報とを含む移動指令を前記移動体に送信し、前記移動指令を受信した前記移動体は、前記物品の現在地に移動し、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記物品の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記物品識別情報送信手段が配設された前記物品を選定し、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記位置情報に基づき前記保管場所に移動し、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記保管場所識別情報送信手段が配設された前記保管場所へ前記物品を保管し、保管終了後に、完了信号を前記サーバーに送信し、前記完了信号を受信した前記サーバーは、前記物品情報記憶手段に記憶された前記物品の前記保管先情報と、前記保管場所情報記憶手段に記憶された前記保管場所の前記保管物品情報をアップデートする、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品保管情報管理システムであって、前記移動体を複数備え、前記サーバーは、更に、前記移動体の識別情報と、位置情報と、使用状況とを記憶する移動体情報記憶手段を有し、前記サーバーは、前記移動指示を受信すると、前記移動体の前記位置情報と前記使用状況とに基づき所定の移動体を選択し、前記完了信号を受信した前記サーバーは、前記移動体情報記憶手段に記憶された前記移動体の前記位置情報と前記使用状況とをアップデートする、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、端末装置と、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバーと、移動体に配設されたセンサーと、物品に配設された物品識別情報送信手段と、保管場所に配設された保管場所識別情報送信手段と、を備える物品保管情報管理システムによって実行される物品保管情報管理方法であって、前記サーバーは、前記物品の識別情報と、保管先情報とを記憶する物品情報記憶手段と、前記保管場所の識別情報と、位置情報と、保管物品情報とを記憶する保管場所情報記憶手段とを有し、前記端末装置に移動すべき物品とその保管場所とを指定する移動指示を入力するステップと、前記移動指示を受信した前記サーバーが、当該物品の前記識別情報と、当該保管場所の前記識別情報と前記位置情報とを含む移動指令を前記移動体に送信するステップと、前記移動体が、前記物品の現在地に移動するステップと、前記移動体が、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記物品の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記物品識別情報送信手段が配設された前記物品を選定するステップと、前記移動体が、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記位置情報に基づき前記保管場所に移動するステップと、前記移動体が、前記センサーによって、前記移動指令に含まれる前記保管場所の前記識別情報と一致する識別情報を保有する前記保管場所識別情報送信手段が配設された前記保管場所へ前記物品を保管するステップと、前記移動体が、保管終了後に、完了信号を前記サーバーに送信するステップと、前記サーバーが、前記物品情報記憶手段に記憶された前記物品の前記保管先情報と、前記保管場所情報記憶手段に記憶された前記保管場所の前記保管物品情報をアップデートするステップと、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1及び3の発明によれば、端末装置から移動すべき物品とその移動先の保管場所とを指定する移動指示を入力すれば、移動体が物品をその保管場所に自動的に運搬して保管することが可能となる。また、端末装置から移動指示を入力しさえすれば、物品は自動的に運搬され保管されるので、オペレーターが操作する場合に発生する作業ミスや入力ミスを回避することが可能となる。また、運搬作業終了後、サーバーの各記憶手段に記憶されている情報が自動的にアップデートされるので、正確な物品保管情報の管理を実現することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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