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公開番号
2024074674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-31
出願番号
2022185992
出願日
2022-11-21
発明の名称
容器
出願人
株式会社コバヤシ
代理人
個人
主分類
B65D
43/16 20060101AFI20240524BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
本発明は、容易に蓋を開けることができ且つ商品価値を高めることに貢献することができる容器を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、蓋部と、収容部と、を備えている樹脂製容器であって、前記蓋部には、所定形状を描く切取り線が設けられており、前記切取り線は、前記蓋部により前記収容部に蓋をした場合において、前記収容部内の収容物が存在する領域の上部に前記所定形状が位置するように、且つ、前記所定形状が前記蓋部の縁の一部を含むように、設けられている前記樹脂製容器を提供する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
蓋部と、
収容部と、
を備えている樹脂製容器であって、
前記蓋部には、所定形状を描く切取り線が設けられており、
前記切取り線は、
前記蓋部により前記収容部に蓋をした場合において、前記収容部内の収容物が存在する領域の上部に前記所定形状が位置するように、且つ、
前記所定形状が前記蓋部の縁の一部を含むように、
設けられている、
前記樹脂製容器。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記蓋部のうちの前記所定形状の部分が、前記蓋部のうちの他の部分に対して立ち上げ可能であるように構成されている、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記切取り線は、前記蓋部のうちの前記所定形状の部分を前記蓋部のうちの他の部分から切り離すことができるように設けられている、請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記収容部を前記蓋部によって閉じた場合において、前記蓋部のうちの前記所定形状の部分を前記蓋部のうちの他の部分から切り離すことによって、前記他の部分が前記収容部から離れる、請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記容器は、前記蓋部と前記収容部とを接続する接続部をさらに有し、
前記所定形状に含まれる前記縁の一部が、前記接続部とは反対側の縁に存在している、
請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記容器は、前記蓋部と前記収容部とを接続する接続部をさらに有し、
前記所定形状の部分が前記接続部から離れるように、前記所定形状の部分を立ち上げ可能である、請求項1に記載の容器。
【請求項7】
前記蓋部は、前記所定形状の周囲の一部に、指又は同様物を挿入することができるように構成された陥入可能部が設けられている、請求項1に記載の容器。
【請求項8】
前記蓋部は、前記所定形状の周囲に、スタック部を有している、請求項1に記載の容器。
【請求項9】
前記スタック部は、前記容器を前記接続部での折り曲げによって前記収容部を前記蓋部によって閉じた場合において前記収容部側に向けて突き出る凸形状を有する、請求項8に記載の容器。
【請求項10】
前記スタック部は、前記接続部側の反対側に向かって開口している形状を描くように前記蓋部に設けられている、請求項8又は9に記載の容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関し、特には蓋部と収容部とを有する容器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば食品などの内容物を収容するための容器の構造に関して、これまでに様々な技術が提案されている。これらの技術のうちの一つとして、容器の蓋を開けることに関する技術がある。容器の蓋の構造は、種々の観点から設計される。
【0003】
下記特許文献1には、比較的小さな力で開蓋できる容器に関する技術が開示されている。同文献には、「食品を収納する凹部と凹部の上縁に設けられたフランジを有し、平面略方形の容器本体と、前記容器本体のフランジにヒンジ部を介して連設された蓋体とよりなり、前記蓋体を前記容器本体のヒンジ部に対向するフランジに固着して収納物を封緘するようにした包装用容器において、前記蓋体に、前記固着部位を囲み縁部に開放したミシン目を設けると共に、ミシン目を破断する際の指かけとなる凹部又は凸部を設けた、包装用容器」(請求項1)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-074478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
容器本体と蓋とが、例えば接着剤又は熱融着などによって接着されている場合に、蓋を開けることはしばしば難しい。また、開けることができても、蓋が破れることもあり、これは、商品の印象を悪化させうる。これらは、特には容器を開ける人が子供である場合に、より特には幼児である場合に、当てはまる。
【0006】
例えば納豆容器に関して、納豆が収容されている収容部と当該収容部を覆う蓋とは、上記のように接着剤又は熱融着などによって接着されている。容器本体と蓋とがこのように接着されている容器に関して、当該蓋を当該収容部から外すことはしばしば困難を伴う。また、当該蓋を当該収容部から外すことができたとしても、当該蓋は破れたりすることもある。
【0007】
また、蓋そのものに付加価値を付けることができれば、その蓋を有する商品の価値を高めることができる。例えば、蓋は、ユーザが商品を利用する際に必ず見るところであるので、そこに例えばキャラクターやロゴなどを表示することは、商品価値を高めるために有用であると考えられる。
【0008】
本発明は、容易に蓋を開けることができ且つ商品価値を高めることに貢献することができる容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、特定の構成を有する容器によって、上記課題が解決されることを見出した。
すなわち、本発明は以下を提供する。
[1]
蓋部と、
収容部と、
を備えている樹脂製容器であって、
前記蓋部には、所定形状を描く切取り線が設けられており、
前記切取り線は、
前記蓋部により前記収容部に蓋をした場合において、前記収容部内の収容物が存在する領域の上部に前記所定形状が位置するように、且つ、
前記所定形状が前記蓋部の縁の一部を含むように、
設けられている、
前記樹脂製容器。
[2]
前記蓋部のうちの前記所定形状の部分が、前記蓋部のうちの他の部分に対して立ち上げ可能であるように構成されている、[1]に記載の容器。
[3]
前記切取り線は、前記蓋部のうちの前記所定形状の部分を前記蓋部のうちの他の部分から切り離すことができるように設けられている、[1]又は[2]に記載の容器。
[4]
前記収容部を前記蓋部によって閉じた場合において、前記蓋部のうちの前記所定形状の部分を前記蓋部のうちの他の部分から切り離すことによって、前記他の部分が前記収容部から離れる、[1]~[3]のいずれか一つに記載の容器。
[5]
前記容器は、前記蓋部と前記収容部とを接続する接続部をさらに有し、
前記所定形状に含まれる前記縁の一部が、前記接続部とは反対側の縁に存在している、
[1]~[4]のいずれか一つに記載の容器。
[6]
前記容器は、前記蓋部と前記収容部とを接続する接続部をさらに有し、
前記所定形状の部分が前記接続部から離れるように、前記所定形状の部分を立ち上げ可能である、[1]~[5]のいずれか一つに記載の容器。
[7]
前記蓋部は、前記所定形状の周囲の一部に、指又は同様物を挿入することができるように構成された陥入可能部が設けられている、[1]~[6]のいずれか一つに記載の容器。
[8]
前記蓋部は、前記所定形状の周囲に、スタック部を有している、[1]~[7]のいずれか一つに記載の容器。
[9]
前記スタック部は、前記容器を前記接続部での折り曲げによって前記収容部を前記蓋部によって閉じた場合において前記収容部側に向けて突き出る凸形状を有する、[8]に記載の容器。
[10]
前記スタック部は、前記接続部側の反対側に向かって開口している形状を描くように前記蓋部に設けられている、[8]又は[9]に記載の容器。
[11]
前記収容部は、前記蓋部と接合するためのフランジ部を有し、
前記所定形状を描く切取り線は、前記収容部を前記蓋部によって閉じた場合における前記フランジ部と前記蓋部との接合部分を横切るように設けられている、
[1]~[10]のいずれか一つに記載の容器。
[12]
前記容器は、発泡樹脂から形成されている、[1]~[11]のいずれか一つに記載の容器。
[13]
前記容器は、食品を収容するために用いられる、[1]~[12]のいずれか一つに記載の容器。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、容易に蓋を開けることができ且つ商品価値を高めることができる容器が提供される。本発明に従う容器は、例えば子供であっても、容易に蓋を開けることができ、且つ、その蓋自体をキャラクターやロゴが表示されたアイテムとして利用することができる。
なお、本発明の効果は、ここに記載されたものに限定されず、本明細書内に記載された他の効果であってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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