TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024166520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082670
出願日2023-05-19
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人株式会社トヨタマップマスター,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人白坂
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241122BHJP(信号)
要約【課題】仮想的なプローブ情報を生成することが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、道路地図を利用して出発地及び目的地を特定して、その出発地からその目的地までの道路を移動する際の経路を設定する第1設定部と、第1設定部によって設定された経路を仮想的に走行する際の条件を設定する第2設定部と、第2設定部によって設定された条件に応じて、出発地から目的地までの疑似プローブ情報を生成する生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
道路地図を利用して出発地及び目的地を特定して、当該出発地から当該目的地までの道路を移動する際の経路を設定する第1設定部と、
前記第1設定部によって設定された前記経路を仮想的に走行する際の条件を設定する第2設定部と、
前記第2設定部によって設定された条件に応じて、前記出発地から前記目的地までの疑似プローブ情報を生成する生成部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2設定部は、条件として、前記第1設定部によって設定された前記経路における道路属性、ドライバの運転特性、前記経路における交通状況、及び、GNSSを利用するGNSS信号の受信感度のうち少なくとも1つの条件を設定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
位置情報を含むプローブ情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたプローブ情報に含まれる位置情報と、道路地図とを利用して、プローブ情報の数が閾値以下の領域を特定する特定部と、を備え、
前記第1設定部は、前記特定部によって特定された領域において、前記出発地及び前記目的地を特定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部は、疑似プローブ情報に、前記第2設定部によって設定された条件に基づいたアノテーションを付与する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成部は、
前記第1設定部によって設定された前記経路に基づいて、基準プローブ情報を生成し、
前記第2設定部によって設定された条件に応じて、前記基準プローブ情報を変更して、疑似プローブ情報を生成する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成部によって生成された疑似プローブ情報を利用してマップマッチング処理を行い、当該マップマッチング処理の評価を行う評価部を備える
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが、
道路地図を利用して出発地及び目的地を特定して、当該出発地から当該目的地までの道路を移動する際の経路を設定する第1設定ステップと、
前記第1設定ステップによって設定された前記経路を仮想的に走行する際の条件を設定する第2設定ステップと、
前記第2設定ステップによって設定された条件に応じて、前記出発地から前記目的地までの疑似プローブ情報を生成する生成ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータに、
道路地図を利用して出発地及び目的地を特定して、当該出発地から当該目的地までの道路を移動する際の経路を設定する第1設定機能と、
前記第1設定機能によって設定された前記経路を仮想的に走行する際の条件を設定する第2設定機能と、
前記第2設定機能によって設定された条件に応じて、前記出発地から前記目的地までの疑似プローブ情報を生成する生成機能と、
を実現させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両で生成されるプローブ情報を収集するシステムがある。特許文献1に記載されたシステムは、車両の走行情報と車載地図情報とに基づいて、車両が違反走行を行ったことを判定し、さらに、車両の走行情報とより新しい地図情報(外部地図情報)とに基づいて車両が違反走行を行ったか否かを改めて判定する。そのシステムは、その車両が違反走行を行ったと判定された場合に、違反走行に関する情報をプローブ情報として取得する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-10561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両で取得される位置情報を利用して、道路地図にマッチング(マップマッチング)させることがある。マップマッチングとは、例えば、車両で取得された位置情報が道路からずれていた場合に、車両が走行していると推定される道路上に位置合わせすることである。マップマッチング処理の精度はより高い方が良いと考えられるため、そのマップマッチング処理の精度についての評価がより重要となる。
しかしながら、交通量が相対的に少ない道路区間等においては、位置情報等を含むプローブ情報の数が相対的に少なくなるため、マップマッチング処理の評価をより正確に行えない可能性がある。特許文献1に記載されたシステムは、プローブ情報を収集するのみであり、交通量が相対的に少ない道路区間においては、前述と同様に、マップマッチングの評価をより正確に行うことができない。
【0005】
本開示は、仮想的なプローブ情報を生成することが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、道路地図を利用して出発地及び目的地を特定して、その出発地からその目的地までの道路を移動する際の経路を設定する第1設定部と、第1設定部によって設定された経路を仮想的に走行する際の条件を設定する第2設定部と、第2設定部によって設定された条件に応じて、出発地から目的地までの疑似プローブ情報を生成する生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、仮想的なプローブ情報を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
出発地から目的地まで移動する際の経路の一例について説明するための図である。
設定条件に応じた速度の推移の一例について説明するための図である。
疑似プローブ情報に対する補正の一例について説明するための図である。(A)は交差点等における角部の滑らか補正の一例、(B)はノイズ加算の一例を示す。
一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[情報処理装置100の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置100の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置100について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
火器使用警報装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
1か月前
株式会社SUBARU
車載装置
1か月前
アズビル株式会社
測定システム
25日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ホーチキ株式会社
通報システム
2か月前
株式会社大林組
誘導装置
1か月前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
2か月前
ニッタン株式会社
煙感知器
1か月前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
2か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
株式会社SUBARU
運転支援装置
1か月前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
2か月前
日本無線株式会社
人物探索システム
5日前
株式会社大林組
監視システム
2か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
京セラ株式会社
案内システム及び案内方法
5日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
能美防災株式会社
発信機
2か月前
綜合警備保障株式会社
警備システム
1か月前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
1か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
27日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
ニッタン株式会社
火災感知端末
1か月前
トヨタ自動車株式会社
通信装置
2か月前
ニッタン株式会社
火災感知端末
1か月前
個人
安全に飛び乗りが可能な低速自動運転車
13日前
株式会社CCT
監視装置及び監視方法
1か月前
株式会社日立国際電気
防災無線システム
2か月前
株式会社F2Fグループ
疲労度判定方法
12日前
能美防災株式会社
防災表示盤
2か月前
トヨタ車体株式会社
運転支援装置
1か月前
能美防災株式会社
火災感知器
2か月前
株式会社ユピテル
システムおよびプログラム等
1か月前
マツダ株式会社
興味関心度推定装置
1か月前
続きを見る