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公開番号2024166300
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024155132,2020163886
出願日2024-09-09,2020-09-29
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G01N 21/88 20060101AFI20241121BHJP(測定;試験)
要約【課題】 構造物に多数の変状が存在する場合であっても、変状の経年変化の状態を効率的に求める。
【解決手段】情報処理装置は、第1の時期における構造物の画像である第1の画像の部分領域を決定するとともに、前記第1の時期の後の第2の時期における前記構造物の画像である第2の画像において、前記第1の画像の前記部分領域に対応する部分領域を決定する決定手段と、前記第1の画像の前記部分領域に含まれる第1の変状と前記第2の画像の前記部分領域に含まれる第2の変状とに基づいて、前記第1の変状から前記第2の変状についての進行度を表示するための表示データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1の時期における構造物の画像である第1の画像の部分領域を決定するとともに、前記第1の時期の後の第2の時期における前記構造物の画像である第2の画像において、前記第1の画像の前記部分領域に対応する部分領域を決定する決定手段と、
前記第1の画像の前記部分領域に含まれる第1の変状と前記第2の画像の前記部分領域に含まれる第2の変状とに基づいて、前記第1の変状から前記第2の変状についての進行度を表示するための表示データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする、情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記部分領域は、前記第1の画像を等間隔で分割した領域であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の画像の前記部分領域と前記第2の画像の前記部分領域は、前記構造物の同一の領域に対応することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の変状と前記第2の変状に基づいて、前記第2の画像の前記部分領域に含まれる前記第2の変状の進行度を前記第1の変状から算出する算出手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記変状の種類がひび割れである場合、前記第1の変状と前記第2の変状のひび割れ本数、またはひび割れ密度を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記進行度に応じて前記部分領域を表示するための前記表示データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
ユーザ指示に応じて、前記部分領域の進行度表示対象を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
第1の時期における構造物の画像である第1の画像の部分領域を決定するとともに、前記第1の時期の後の第2の時期における前記構造物の画像である第2の画像において、前記第1の画像の前記部分領域に対応する部分領域を決定する決定工程と、
前記第1の画像の前記部分領域に含まれる第1の変状と前記第2の画像の前記部分領域に含まれる第2の変状とに基づいて、前記第1の変状から前記第2の変状についての進行度を表示するための表示データを生成する生成工程と、を備えることを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
変状に係る情報、構造物に係る情報、および、2つ以上の変状に係る情報のうち少なくとも一つに基づいて、第1の時期における前記構造物の画像である第1の画像に含まれる複数の変状のうちの一部の変状を選択する選択手段と、
前記第1の時期とは異なる第2の時期における前記構造物の画像である第2の画像に含まれる複数の変状の中から前記選択手段により選択された前記変状に対応する変状を決定する決定手段と、
前記選択手段により選択された変状と前記決定手段により決定された変状とに基づいて、前記選択された変状または前記決定された変状についての進行度を表示するための表示データを生成する生成手段と、を備えることを特徴とする、情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の変状変化の判定技術に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
橋梁やトンネル等の構造物点検において、構造物の部材の健全性を示す健全度を判断するために、構造物壁面に生じるひび割れや鉄筋露出等の変状がどれだけ進行(経年変化)したかを把握することが求められている。特に、健全度の判断において、太いひび割れや広範囲に広がる鉄筋露出など、構造物の機能への影響が大きな変状の進行状況は重視される。
【0003】
画像を用いたインフラ構造物の点検では、異なる時期に構造物の壁面を撮影した画像から変状を検出し、検出した変状同士の差分を求めることにより、個々の変状の進行の度合い(進行度)を算出する。特許文献1には、異なる時刻に撮影された画像間で特徴量が近似するひび割れを同一のひび割れとし、その進行度を求めることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-20220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
撮影のたびに撮影位置や天候など撮影条件が変化するため、同一構造物の同一壁面を撮影した画像であっても、画像間の各画素には位置ずれを含む。そのため、変状の経年変化の状態を求めるためには、このずれを考慮しながら変状同士の対応関係を求める必要がある。しかしながら、年数が経過した構造物の壁面には、非常に多くの変状が生じる。そのため、異なる時期の画像から検出したすべての変状同士の対応関係を、画像間のずれを考慮しながら求めるためには多くの時間を必要とする。
【0006】
本発明はかかる問題に鑑み成されたものであり、変状の経年変化の状態を効率的に求める技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
第1の時期における構造物の画像である第1の画像の部分領域を決定するとともに、前記第1の時期の後の第2の時期における前記構造物の画像である第2の画像において、前記第1の画像の前記部分領域に対応する部分領域を決定する決定手段と、
前記第1の画像の前記部分領域に含まれる第1の変状と前記第2の画像の前記部分領域に含まれる第2の変状とに基づいて、前記第1の変状から前記第2の変状についての進行度を表示するための表示データを生成する生成手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、構造物に多数の変状が存在する場合であっても、変状の経年変化の状態を効率的に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の概要を説明する図。
ハードウェア構成図と機能ブロック図。
変状データと画像の関係を説明するための図。
第1の実施形態の処理内容を示すフローチャート。
重要変状を選択する例を説明するための図。
探索範囲を設定する例を説明するための図。
整合度を算出する例を説明するための図。
参照変状を決定する例を説明するための図。
第2の実施形態の機能ブロック図。
第2の実施形態の処理内容を示すフローチャート。
変状グループの対応関係を説明するための図。
変状グループの進行度を説明するための図。
第3の実施形態の機能ブロック図。
第3の実施形態の処理内容を示すフローチャート。
異なるサイズの変状グループを説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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