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公開番号2024167009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083515
出願日2023-05-19
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/18 20060101AFI20241122BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置本体の装着部に対するカートリッジのより確実な装着と、画像形成装置本体に搭載されたカートリッジに対する物流時の衝撃のより確実な緩和と、を図ること。
【解決手段】画像形成装置の装置本体に着脱されるカートリッジBが、開口部を通過した後に装着完了位置に至っていないときに、開位置から閉位置へ移動する開閉ドア107の押圧部107b1に押されることで装着方向に移動し、装着完了位置にあるカートリッジBと押圧部107b1との間には隙間C1が形成され、カートリッジBが装着完了位置にあり、かつ第2ユニット15が当接位置にあるときの押圧部107b1に対する第2ユニット15の第1近接部と、第2ユニット15が離隔位置にあるときの押圧部107b1に対する第2ユニット15の第2近接部と、が第2ユニット15の回転中心を中心とする仮想円上に位置する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、前記装置本体に着脱可能なカートリッジと、を備える画像形成装置であって、
前記装置本体が、前記カートリッジが装着される装着部と、前記装着部に対して前記カートリッジが着脱される際に前記カートリッジが通過する開口部と、前記開口部を開く開位置と、前記開口部を閉じる閉位置と、を取り得る開閉部材と、を有し、
前記開閉部材が、押圧部を有し、
前記カートリッジが、前記開口部を通過した後に前記装着部における装着完了位置に至っていないときに、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記押圧部に押されることで装着方向に移動するように構成され、
前記カートリッジが、感光ドラムを有する第1ユニットと、現像ローラを有する第2ユニットと、を有し、
前記第2ユニットが、前記第1ユニットに対して回転軸線を中心に、前記感光ドラムと前記現像ローラとが接触する第1位置と、前記感光ドラムと前記現像ローラとが離隔する第2位置と、の間を回転可能に構成された画像形成装置において、
前記カートリッジが前記装着部における装着完了位置にあるときに、前記カートリッジと前記押圧部との間には、隙間が形成され、
前記第2ユニットが、前記カートリッジが前記装着完了位置にあり、かつ前記第2ユニットが前記第1位置にあるときに前記押圧部と最も近接する第1近接部と、前記カートリッジが前記装着完了位置にあり、かつ前記第2ユニットが前記第2位置にあるときに前記押圧部と最も近接する第2近接部と、を有し、
前記第1近接部と前記第2近接部が、前記回転軸線を中心とする仮想円上に位置していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記カートリッジが、前記開口部を通過した前記カートリッジが前記装着完了位置に至っていないときに、前記押圧部に押される被押圧部を有し、
前記被押圧部が、前記第1近接部と前記第2近接部とを含み、
前記被押圧部が、前記第1ユニットに対する前記第2ユニットの回転中心に対して同心の円弧面であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記押圧部が前記被押圧部を押圧する押圧力が、前記回転中心を中心とする仮想円の法線上に作用することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記開閉部材が、前記開閉部材が前記閉位置にあるときに前記装置本体の内部に露出する面から突出する突起部を有し、
前記押圧部が、前記突起部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記開閉部材が、前記装着完了位置にある前記カートリッジにおける前記第2ユニットの回転を規制する規制部であって、前記回転のうち前記感光ドラムに対して前記現像ローラが前記第2位置よりもさらに離隔する回転を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カートリッジが、前記規制部に対して前記第2ユニットの回転中心周りの周方向に対向する被規制部を有し、
前記隙間を第1隙間とし、
前記カートリッジが前記装着部における装着完了位置にあるときにおいて、前記規制部と前記被規制部との間には、第2隙間が形成され、
前記第2ユニットが前記第2位置にあるときにおける前記第2隙間が、前記第2ユニッ
トが前記第1位置にあるときにおける前記第2隙間よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記開閉部材が、前記開閉部材が前記閉位置にあるときに前記装置本体の内部に露出する面から突出する突起部を有し、
前記押圧部が、前記突起部の一部であり、
前記規制部が、前記突起部の他の一部であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記装置本体が、前記装着部における前記カートリッジの移動を前記装着方向にガイドするガイド部を有し、
前記ガイド部が、
前記カートリッジにおける前記第2ユニットの回転中心に対して前記装着方向と交差する方向における第1の側の部位をガイドする第1ガイド部と、
前記カートリッジにおける前記回転中心に対して前記装着方向と交差する方向における前記第1の側とは反対の第2の側の部位をガイドする第2ガイド部と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記開口部と前記開閉部材が、前記装置本体の上面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記カートリッジが、前記第2ユニットが前記第2位置に保持されるように前記第1ユニットと前記第2ユニットとの間に作用力を発生させる作用位置と、前記作用力を発生させない非作用位置と、を取り得るように設けられた離隔部材を有し、
前記離隔部材が、前記カートリッジが初めて使用される際に、前記装置本体から伝達される駆動力によって、前記作用位置から前記非作用位置に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式により記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像形成に用いられる感光ドラムなどのプロセス部材を枠体内にまとめてカートリッジとし、このカートリッジを画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とした構成が知られている。このようなカートリッジ方式の画像形成装置では、画像形成装置本体に設けられた装着部にカートリッジが挿入され、画像形成装置本体に設けられた開閉部材によって装着部を閉じる構成とされる場合がある。また、近年においては、ユーザーが購入してすぐに使用できるように、装置本体出荷時にカートリッジを装置本体内に同梱させる装置本体出荷時カートリッジ同梱方式がとられる場合がある。
【0003】
従来、カートリッジの装着部への装着を確実に行うために、開閉部材の閉動作時に、カートリッジに設けた被押圧部を、開閉部材に設けた押圧部が当接して押圧し、カートリッジを装着部の奥へ押し込む構成が採用される場合がある(特許文献1参照)。特許文献1の構成では、装着完了時において押圧部と被押圧部との間に隙間が形成されるように構成され、カートリッジの確実な装着とともに、画像形成装置本体に搭載されたカートリッジに対する物流時の衝撃緩和が図られている。
【0004】
また、従来から、現像ローラを備える現像ユニットと、感光ドラムを備えるドラムユニット(クリーニングユニット)とを相対回動可能に構成することがある。すなわち、現像ユニットとドラムユニットとが、現像ローラが感光ドラムに近接する現像位置(当接位置)と、現像ローラが感光ドラムから離隔する退避位置(離間位置)と、の間で回動可能に構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-125248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、カートリッジの装着完了時に開閉部材の押圧部とカートリッジの被押圧部との間に隙間を持ったせる上述の従来構成では、カートリッジにおける現像ユニットとドラムユニットの相対回転により上述の隙間が変化してしまうことがある。すなわち、現像ユニットとドラムユニットの相対位置が現像位置と退避位置のいずれか一方の位置にあるときは上記隙間が相対的に大きくなり、他方の位置にあるときは上記隙間が相対的に小さくなる。そのため、開閉部材の押圧部でカートリッジの被押圧部を押してカートリッジを装着部へ装着する際において、現像ユニットとドラムユニットの相対位置によっては、すなわち、上記隙間の大きさによっては、最後まで押しきれない場合があり得る。また、現像ユニットとドラムユニットの相対位置によっては、すなわち、上記隙間の大きさによっては、画像形成装置本体に搭載されたカートリッジへの物流時の衝撃緩和の効果が不十分となる可能性もある。
【0007】
本発明の目的は、画像形成装置本体の装着部に対するカートリッジのより確実な装着と、画像形成装置本体に搭載されたカートリッジに対する物流時の衝撃のより確実な緩和と、を図ることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
装置本体と、前記装置本体に着脱可能なカートリッジと、を備える画像形成装置であって、
前記装置本体が、前記カートリッジが装着される装着部と、前記装着部に対して前記カートリッジが着脱される際に前記カートリッジが通過する開口部と、前記開口部を開く開位置と、前記開口部を閉じる閉位置と、を取り得る開閉部材と、を有し、
前記開閉部材が、押圧部を有し、
前記カートリッジが、前記開口部を通過した後に前記装着部における装着完了位置に至っていないときに、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記押圧部に押されることで装着方向に移動するように構成され、
前記カートリッジが、感光ドラムを有する第1ユニットと、現像ローラを有する第2ユニットと、を有し、
前記第2ユニットが、前記第1ユニットに対して回転軸線を中心に、前記感光ドラムと前記現像ローラとが接触する第1位置と、前記感光ドラムと前記現像ローラとが離隔する第2位置と、の間を回転可能に構成された画像形成装置において、
前記カートリッジが前記装着部における装着完了位置にあるときに、前記カートリッジと前記押圧部との間には、隙間が形成され、
前記第2ユニットが、前記カートリッジが前記装着完了位置にあり、かつ前記第2ユニットが前記第1位置にあるときに前記押圧部と最も近接する第1近接部と、前記カートリッジが前記装着完了位置にあり、かつ前記第2ユニットが前記第2位置にあるときに前記押圧部と最も近接する第2近接部と、を有し、
前記第1近接部と前記第2近接部が、前記回転軸線を中心とする仮想円上に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成装置本体の装着部に対してカートリッジをより確実に装着し、かつ画像形成装置本体に搭載されたカートリッジに対する物流時の衝撃をより確実に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係る画像形成装置の内部構造の概略図
実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図
実施例1に係るプロセスカートリッジの駆動側と非駆動側の斜視図
実施例1に係るプロセスカートリッジの分解斜視図
実施例1に係るプロセスカートリッジの駆動側の断面図
実施例1に係るプロセスカートリッジの装置本体への挿入前の斜視図
実施例1に係るプロセスカートリッジの挿入過程の駆動側の側面図
実施例1に係るプロセスカートリッジの挿入動作を説明する側面図
実施例1に係るプロセスカートリッジの挿入動作を説明する側面図
実施例1に係るプロセスカートリッジの完全装着状態時の側面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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