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公開番号2024166289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024154729,2022108796
出願日2024-09-09,2022-07-06
発明の名称照明装置
出願人株式会社遠藤照明
代理人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241121BHJP(照明)
要約【課題】LEDを用いた照明装置において、光量を増加させることと、狭角配光・集光性を両立すること。
【解決手段】光源323と、光源323から発する光を集光するレンズ324Cを備えた照明装置300であって、光源323は、少なくとも2列に配置され、レンズ324は、光源の列に直交する断面において、光源323から発した光が入射する光入射面324CSと、光入射面に入射した光が出射する光出射面324CT1・324CT2を備え、レンズ324は、光入射面324CSと光出射面324CT1・324CT2との間隔が最も大きくなる位置をレンズの軸B1・B2として、列の数と同じ数のレンズの軸を有し、レンズ324における複数のレンズの軸B1・B2の間の外側に、入射光P51・P61を前方に反射する全反射面324CR5・324CR6を備える。
【選択図】図12


特許請求の範囲【請求項1】
光源と、前記光源から発する光を集光するレンズを備えた照明装置であって、
前記光源は、少なくとも2列に配置され、
前記レンズは、前記光源の列に直交する断面において、前記光源から発した光線が入射光として入射する光入射面と、前記入射光が出射する光出射面を備え、
前記レンズは、前記光入射面と前記光出射面との間隔が最も大きくなる位置をレンズの軸として、前記列の数と同じ数の前記レンズの軸を有し、
前記入射光を前方に反射する全反射面が、前記レンズにおける複数の前記レンズの軸の間の外側に設けられた、
照明装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記光出射面において前記全反射面によって反射された光線が出射する部分は、前記レンズの軸上における前記光出射面の位置よりも、前記レンズの軸方向に直交し前記光源を含む面に近い面上に設けられた、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記光入射面において前記全反射面によって反射される光線が入射する部分は、前記レンズの軸上における前記光入射面の位置よりも、前記レンズの軸方向に直交し前記光源を含む面に近い面上に設けられた、
請求項1に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDを列状に配置した照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
LEDを列状に配置した照明装置は、蛍光灯を置き換える技術として広く普及するに至っている。このような照明装置のうち、蛍光灯と同様に広範囲を照射することを念頭において開発されている場合、集光レンズ等を使わないものが一般的である。一方、特許文献1には、2列のLEDに対応する2つの凸部を備えたレンズを用いた線状光源が開示されている。特許文献1の図7等を参照すると、LEDの中心軸と集光レンズの凸部の中心軸とが一致している。
【0003】
特許文献2においては、その図1を参照して、LED列3に対して円柱レンズ6、9を内側にV1、V2だけずらずことにより、ビーム角の集束が最適化される、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-67367号公報
特表2015-523673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、LEDを用いた照明装置において、光量を増加させることと、狭角配光性・集光性を実現することを両立することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、光源と、前記光源から発する光を集光するレンズを備えた照明装置であって、
前記光源は、少なくとも2列に配置され、
前記レンズは、前記光源の列に直交する断面において、前記光源から発した光線が入射光として入射する光入射面と、前記入射光が出射する光出射面を備え、
前記レンズは、前記光入射面と前記光出射面との間隔が最も大きくなる位置をレンズの軸として、前記列の数と同じ数の前記レンズの軸を有し、
前記入射光を前方に反射する全反射面が、前記レンズにおける複数の前記レンズの軸の間の外側に設けられている。
【0007】
本発明は、さらに、前記全反射面によって反射された光線が出射する部分は、前記レンズの軸上における前記光出射面の位置よりも、前記レンズの軸方向に直交し前記光源を含む面に近い面上に設けられていてもよい。
【0008】
本発明は、さらに、前記光入射面において前記全反射面によって反射される光線が入射する部分は、前記レンズの軸上における前記光入射面の位置よりも、前記レンズの軸方向に直交し前記光源を含む面に近い面上に設けられていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、LEDを用いた照明装置において、LEDを複数列に配置することにより光量を増加させつつ、LED列間の距離と凸レンズの軸間の距離を異ならせることにより、狭角配光性・集光性を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1の照明装置の外観斜視図。
実施形態1の照明装置の正面断面図。
実施形態1の照明装置の側面断面図。
実施形態1において、横軸をL

/L

、縦軸を軸光度としたシミュレーションのグラフ。
実施形態1において、L

/L

をパラメータとし、横軸を1/2照度角、縦軸を軸光度としたシミュレーションのグラフ。
実施形態1において、L

/L

が1.1、1.2、1.3の場合の配光シミュレーション結果。
実施形態1に用いた各LEDの色度図。
実施形態1において3色のLEDを用いた場合のLEDの配置を示す、光源ユニットの正面図。
実施形態2の照明装置を天井に設置した場合の側面図。
実施形態2の照明装置の側面断面図。
実施形態2の照明装置の照度シミュレーション結果。
実施形態3の照明装置の側面断面図。
レンズ取付のバリエーションを示す、照明装置の側面断面図。
2色のLEDを用いた場合のLEDの配置を示す、光源ユニットの正面図。
1色のLEDを用いた場合のLEDの配置を示す、光源ユニットの正面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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