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公開番号2024165741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082213
出願日2023-05-18
発明の名称物品集合装置
出願人澁谷工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 43/02 20060101AFI20241121BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送路においてキャップ等の物品の詰まりが生じても容易に解消することができ、下流側の機器を停止させる頻度を大幅に低下させることができる物品集合装置を提供する。
【解決手段】主通路11と副通路12では、キャップCは所定方向を向いた状態で搬送される。キャップCは、エア吹き出し孔45から供給される搬送エアにより、主通路11と副通路12に沿って下流側へ搬送される。副通路12は、連通部18において主通路11に合流する。連通部18に設けられたガイド部材21は、副通路12を搬送されるキャップCを主通路11へ案内するガイド位置と、主通路11および副通路12を外部へ開放する開放位置との間で昇降可能である。主通路11と副通路12のうちの少なくとも一方で物品の詰まりが発生したとき、ガイド部材21はガイド位置から上昇して開放位置に定められ、キャップCが外部へ排出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品が所定方向を向いた状態で搬送されるように構成された主通路と副通路を有し、前記副通路の終端に設けられた連通部において前記副通路が前記主通路に合流するように構成された搬送路と、
前記主通路と前記副通路に搬送エアを供給することにより、物品を前記搬送路に沿って下流側へ搬送するエア供給手段と、
前記連通部に設けられ、前記副通路を搬送される物品を前記主通路へ案内するガイド位置と、前記主通路および前記副通路を外部へ開放する開放位置との間で移動可能に設けられたガイド部材と、
前記主通路と前記副通路のうちの少なくとも一方で物品の詰まりが発生したことを検出する検出手段とを備え、
前記検出手段により物品の詰まりが検出されたとき、前記ガイド部材は前記ガイド位置から移動して前記開放位置に定められ、物品を前記搬送路の外部へ排出することを特徴とする物品集合装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記ガイド部材が、前記副通路の終端の搬送路が前記主通路に向かって曲がるように案内する曲線ガイド部と、前記主通路の搬送方向に沿った直線ガイド部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の物品集合装置。
【請求項3】
前記主通路の前記連通部よりも下流側部分を開閉可能な閉鎖部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の物品集合装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数列で搬送される物品を一列に集合させる物品集合装置に関し、より詳しくは、円形のキャップ等の軽量な物品に対してエアを噴射して搬送しつつ一列に集合させる物品集合装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような物品集合装置として特許文献1に記載されたものが知られている。この物品集合装置では、キャップ成形機はキャップの供給能力を上げるため、2か所で同時にキャップを成形し、2つのエア噴射ノズルからエアを噴射して、キャップを搬送路に供給している。搬送路は2列の通路、すなわち主通路と副通路を有し、主通路と副通路に送り込まれたキャップを1列にして主通路上に集合させ、次工程へ搬送するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5853392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の物品集合装置では、搬送路に対するキャップの向きは考慮されておらず、例えば周縁部にタブを有する円形キャップの場合、搬送路においてタブの向きは様々である。これに対して、キャップの向きを揃えて搬送しようとすると、キャップが軸心周りに回転するのを阻止するために主通路と副通路の幅をできるだけ狭める必要がある。しかし搬送路の幅を狭めると、キャップの詰まりが生じやすくなり、この状態を解消する処理のために下流側の機器を停止させる頻度が高まるおそれがある。
本発明は搬送路においてキャップ等の物品の詰まりが生じても容易に解消することができ、下流側の機器を停止させる頻度を大幅に低下させることができる物品集合装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る物品集合装置は、物品が所定方向を向いた状態で搬送されるように構成された主通路と副通路を有し、副通路の終端に設けられた連通部において副通路が主通路に合流するように構成された搬送路と、主通路と副通路に搬送エアを供給することにより、物品を搬送路に沿って下流側へ搬送するエア供給手段と、連通部に設けられ、副通路を搬送される物品を主通路へ案内するガイド位置と、主通路および副通路を外部へ開放する開放位置との間で移動可能に設けられたガイド部材と、主通路と副通路のうちの少なくとも一方で物品の詰まりが発生したことを検出する検出手段とを備え、検出手段により物品の詰まりが検出されたとき、ガイド部材はガイド位置から移動して開放位置に定められ、物品を搬送路の外部へ排出することを特徴としている。
【0006】
好ましくは、ガイド部材は、副通路の終端の搬送路が主通路に向かって曲がるように案内する曲線ガイド部と、主通路の搬送方向に沿った直線ガイド部とを備える。また主通路において連通部よりも下流側部分を開閉可能な閉鎖部材が設けられてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搬送路においてキャップ等の物品の詰まりが生じても容易に解消することができ、下流側の機器を停止させる頻度を大幅に低下させることができる物品集合装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る物品集合装置を示す平面図である。
図1の矢印A方向に沿って見た矢視図である。
図1のB-B線に沿う矢視図である。
図1のC-C線に沿う矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図示された実施形態に基づいて本発明を説明する。図1は本実施形態の物品集合装置を示し、この物品集合装置は主通路11と副通路12により2列で搬送されるキャップCを連通部18において1列に集合させ、主通路11を介して次工程のキャップシール機(図示せず)へ搬送するように構成されている。キャップCは扁平な円錐台形状の本体部と、その周縁部に形成されたタブTとを有する。キャップCは、キャップ成形機19により、アルミシートを、金型を上下方向(紙面に垂直な方向)に動作させることにより同時に2個成形され、保持台13上に一時的に載置される。
【0010】
保持台13上の2個のキャップCは、図1の左端に設けられた2個の推進用エア噴射ノズル14から噴射されるエアにより搬送路(主通路11と副通路12)に送られる。図2に示されるように、搬送路(図2では主通路11)は缶体30の上面に設けられた底部プレート10と、底部プレート10の上方に平行に配置された天面プレート20との間に形成される。搬送路の両側にはサイドガイド部15、16が設けられる。キャップ成形機19に近接した上流側部分において、サイドガイド部15、16の間は中間ガイド部17により主通路11と副通路12に区画され、キャップ成形機19から相対的に遠い下流側部分は主通路11のみが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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