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公開番号
2024165656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082020
出願日
2023-05-18
発明の名称
トナー容器
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20241121BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】再利用可能なトナー容器を提供する。
【解決手段】トナー容器1は、容器本体10と、キャップ30とを備える。前記容器本体10は、充填口11の一部を覆う閉止板17と、前記閉止板17に設けられた挿入孔19と、を有する。前記キャップ30は、蓋体41と、前記挿入孔19に挿入可能な筒部47と、前記筒部47に挿入可能な固定ピン60と、を有する。前記筒部47の内周面には内凸部が形成され、前記固定ピン60の外周面には外凸部が形成される。前記固定ピン60を、前記外凸部が前記内凸部に達するまで前記筒部47に挿入すると、前記外凸部によって前記筒部47が押し広げられて前記挿入孔19に密着することで前記キャップ30が前記閉止板17に固定され、前記固定ピン60を、前記外凸部が前記内凸部から離間するまで前記筒部47にさらに挿入すると、前記筒部47が元の形状に復帰して前記挿入孔17との密着が解除される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーの充填口を有する容器本体と、前記充填口を閉止するキャップとを備えるトナー容器であって、
前記容器本体は、
前記充填口の一部を覆う閉止板と、
前記閉止板に設けられた挿入孔と、を有し、
前記キャップは、
貫通孔を有し、前記充填口を閉止する蓋体と、
前記貫通孔と連通するように前記蓋体に設けられて、前記挿入孔に挿入可能であると共に径方向に弾性変形可能な筒部と、
前記貫通孔を通して前記筒部に挿入可能な固定ピンと、を有し、
前記筒部の内周面には、内側に突出する内凸部が形成され、
前記固定ピンの外周面には、外側に突出する外凸部が形成され、
前記挿入孔に前記筒部を挿入して前記蓋体で前記充填口を閉止した後、前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部に達するまで前記貫通孔を通して前記筒部に挿入すると、前記外凸部によって前記筒部が径方向の外側に押し広げられるように弾性変形して前記挿入孔に密着することで前記キャップが前記閉止板に固定され、
前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部から離間するまで前記筒部にさらに挿入すると、前記筒部が元の形状に復帰して該筒部と前記挿入孔との密着が解除され、前記キャップの前記閉止板からの取り外しが可能となることを特徴とするトナー容器。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記筒部には、前記固定ピンの挿入方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
【請求項3】
前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部に達するまで前記筒部に挿入した際、前記固定ピンは前記筒部から挿入方向の上流側に突出していないことを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナー充填口を閉止するキャップを備えるトナー容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複合機やプリンター等、トナーを用いる電子写真式の画像形成装置では、トナー容器から現像装置にトナーが供給される。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のトナーコンテナ(トナー容器に相当)は、コンテナ本体に設けられた筒状の充填口の先端面に接着される鍔部を有するキャップを備えている。キャップを取り外す際には、鍔部を含むキャップを充填口とともに切除する。コンテナ本体を再利用する際には、別のキャップの鍔部を充填口の先端面に接着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-96828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載のトナーコンテナでは、キャップは充填口に接着されるので、キャップを取り外す際には、キャップの一部と充填口の一部とを切除する必要がある。このため、コンテナ本体を再利用することは不可能である。近年では、環境問題を考慮して、このような樹脂製品の廃棄物の量を削減する傾向が高まっており、再利用可能なトナーコンテナが要求されている。
【0006】
そこで、本発明は上記事情を考慮し、再利用可能なトナー容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明のトナー容器は、トナーの充填口を有する容器本体と、前記充填口を閉止するキャップとを備えるトナー容器であって、前記容器本体は、前記充填口の一部を覆う閉止板と、前記閉止板に設けられた挿入孔と、を有し、前記キャップは、貫通孔を有し、前記充填口を閉止する蓋体と、前記貫通孔と連通するように前記蓋体に設けられて、前記挿入孔に挿入可能であると共に径方向に弾性変形可能な筒部と、前記貫通孔を通して前記筒部に挿入可能な固定ピンと、を有し、前記筒部の内周面には、内側に突出する内凸部が形成され、前記固定ピンの外周面には、外側に突出する外凸部が形成され、前記挿入孔に前記筒部を挿入して前記蓋体で前記充填口を閉止した後、前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部に達するまで前記貫通孔を通して前記筒部に挿入すると、前記外凸部によって前記筒部が径方向の外側に押し広げられるように弾性変形して前記挿入孔に密着することで前記キャップが前記閉止板に固定され、前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部から離間するまで前記筒部にさらに挿入すると、前記筒部が元の形状に復帰して該筒部と前記挿入孔との密着が解除され、前記キャップの前記閉止板からの取り外しが可能となることを特徴とする。
【0008】
本発明のトナー容器において、前記筒部には、前記固定ピンの挿入方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴としてもよい。
【0009】
本発明のトナー容器において、前記固定ピンを、前記外凸部が前記内凸部に達するまで前記筒部に挿入した際、前記固定ピンは前記筒部から挿入方向の上流側に突出していないことを特徴としてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、簡単な作業でキャップを容器本体に固定することができると共にキャップを容器本体から取り外すことができるので、容器本体の再利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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