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公開番号2024152155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066188
出願日2023-04-14
発明の名称駆動装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】フライホイールを固定する締結部材の緩みを防止できる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置60は、感光体ドラムの回転軸66の一方端部に設けられたフライホイール72および締結部材74を備える。回転軸は、一方端部の外周面にテーパ面を有し、フライホイールは、回転軸の一方端部が挿通される挿通孔と、挿通孔の周縁部から突出する筒状の変形圧接部84とを有する。フライホイールは、締結部材の締結力によって変形圧接部が変形して回転軸の一方端部に圧接した状態で、回転軸に固定されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
回転体を回転駆動させるための駆動装置であって、
駆動源からの回転力を受けて前記回転体を回転させる回転軸、
前記回転軸の一方端部に設けられたフライホイール、および
前記回転軸の一方端部に締結され、前記フライホイールを前記回転軸に固定する締結部材を備え、
前記回転軸は、一方端部の外周面に他端側に向かって径が大きくなるテーパ面を有し、
前記フライホイールは、前記回転軸の一方端部が挿通される挿通孔と、前記挿通孔の周縁部から突出する筒状の変形圧接部とを有し、
前記締結部材の締結力によって前記変形圧接部が変形して前記回転軸の一方端部に圧接した状態で、前記フライホイールが前記回転軸に固定されている、駆動装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記変形圧接部は、軸方向に延びる複数のスリットを有する、請求項1記載の駆動装置。
【請求項3】
前記フライホイールは、中央部に形成される開口部と前記開口部の内周縁から内方に向かって突出する複数の突出片とを有し、
前記挿通孔および前記変形圧接部は、前記複数の突出片の先端部によって形成されている、請求項2記載の駆動装置。
【請求項4】
前記フライホイールと前記締結部材の座面との間に挟み込まれるように前記回転軸の一方端部に設けられ、前記締結部材の締結力によって前記フライホイールを押圧する押圧部材を備える、請求項1または2記載の駆動装置。
【請求項5】
回転体を回転駆動させるための駆動装置であって、
駆動源からの回転力を受けて前記回転体を回転させる回転軸、
前記回転軸の一方端部に設けられたフライホイール、
前記回転軸の一方端部に締結され、前記フライホイールを前記回転軸に固定する第1締結部材、および
前記フライホイールと前記第1締結部材の座面との間に挟み込まれるように前記回転軸の一方端部に設けられ、かつ前記フライホイールに固定された押圧部材を備え、
前記回転軸は、一方端部の外周面に前記フライホイールの他端側への移動を規制する係止部を有し、
前記押圧部材は、
前記フライホイールを押圧するホイール押圧部、
前記ホイール押圧部の中央部から前記第1締結部材の座面側に突出する窪み部、
前記窪み部の中央部に形成され、前記回転軸の一方端部が挿通される挿通孔、および
前記挿通孔の周縁部から突出する筒状の変形圧接部を有し、
前記第1締結部材の締結力によって前記変形圧接部が変形して前記回転軸の一方端部に圧接した状態で、前記フライホイールが前記回転軸に固定されている、駆動装置。
【請求項6】
前記回転軸は、一方端部の外周面に軸方向に延びる溝部を有する、請求項5記載の駆動装置。
【請求項7】
前記ホイール押圧部と前記フライホイールとを固定する第2締結部材を備える、請求項5または6記載の駆動装置。
【請求項8】
請求項1または5記載の駆動装置、および
前記駆動装置によって回転駆動される感光体ドラムを備える、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は駆動装置および画像形成装置に関し、特にたとえば、回転体を回転駆動させるための駆動装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の駆動装置を備える画像形成装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、回転体と、回転体の軸に取り付けられたフライホイールとを備える。回転体の軸は、一端に回り止め部を有している。フライホイールは、中央に軸の回り止め部に嵌合する孔を有する第1タイプのフライホイールと、軸の端部に固定する第2タイプのフライホイールと含む。そして、軸の回り止め部に第1タイプのフライホイールを1枚以上嵌合し、第2タイプのフライホイールを軸に固定するとともに、第2タイプのフライホイールと第1タイプのフライホイールとを一体的に結合する構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-29375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、回転体の軸(回転軸)に形成されるD形状の回り止め部に対して、フライホイールに形成されるD形状の孔が嵌合することで、軸に対してフライホイールが回り止めされている。しかしながら、回り止め部と孔との間には、組立性の観点から一定のクリアランスが必要である。すなわち、回り止め部と孔とは、必然的に回転方向にガタをもつ。フライホイールは、ビス(締結部材)によって軸に固定されているが、フライホイールの慣性が大きいと、回転体の起動および停止の際に、回り止め部と孔との間のガタの分だけ、ビスとフライホイールとの摩擦面に滑りが発生し、ビスを緩めてしまうという問題がある。
【0005】
それゆえに、この開示の主たる目的は、新規な、駆動装置および画像形成装置を提供することである。
【0006】
この開示の他の目的は、回転軸にフライホイールを固定するための締結部材の緩みを防止できる、駆動装置および画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の開示は、回転体を回転駆動させるための駆動装置であって、駆動源からの回転力を受けて回転体を回転させる回転軸、回転軸の一方端部に設けられたフライホイール、および回転軸の一方端部に締結され、フライホイールを回転軸に固定する締結部材を備え、回転軸は、一方端部の外周面に他端側に向かって径が大きくなるテーパ面を有し、フライホイールは、回転軸の一方端部が挿通される挿通孔と、挿通孔の周縁部から突出する筒状の変形圧接部とを有し、締結部材の締結力によって変形圧接部が変形して回転軸の一方端部に圧接した状態で、フライホイールが回転軸に固定されている、駆動装置である。
【0008】
第1の開示によれば、フライホイールが変形圧接部を有しており、この変形圧接部が回転軸の一方端部に圧接した状態で、回転軸に対してフライホイールが固定される。すなわち、フライホイールが回転軸に対してガタなく圧着固定されるので、感光体ドラムの起動および停止の際に、締結部材が緩むことを適切に防止できる。
【0009】
第2の開示は、第1の開示に従属し、変形圧接部は、軸方向に延びる複数のスリットを有する。
【0010】
第3の開示は、第2の開示に従属し、フライホイールは、中央部に形成される開口部と開口部の内周縁から内方に向かって突出する複数の突出片とを有し、挿通孔および変形圧接部は、複数の突出片の先端部によって形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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