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公開番号
2024165635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081995
出願日
2023-05-18
発明の名称
クレーン
出願人
株式会社タダノ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66C
23/88 20060101AFI20241121BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】索状部材がブームヘッドとウエイトの間、またはウエイトとフックブロックとの間に挟み込まれることを防止することができるクレーンを提供する。
【解決手段】ダビットクレーン1は、開口23からワイヤロープ40が垂下するブームヘッド21と、フック31を備え、ワイヤロープ40により吊り下げられるフックブロック30と、板面に開口511aを有する平板部512を備え、開口511aにワイヤロープ40が通されるウエイト51と、ウエイト51をブームヘッド21とフックブロック30の間に吊り下げるチェーン53-55と、を備える。ウエイト51は、チェーン53-55により吊り下げられる平板部512の周縁部に、板面に交差する交差方向へ延びる突起部516-518を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口が設けられた下面部を有し、前記開口からワイヤロープが垂下するブームヘッドと、
フックを備え、前記ワイヤロープにより吊り下げられるフックブロックと、
板面に開口を有する板状部を備え、前記開口に前記ワイヤロープが通される巻過検出用ウエイトと、
前記巻過検出用ウエイトを前記ブームヘッドと前記フックブロックの間に吊り下げる索状部材と、を備え、
前記巻過検出用ウエイトは、前記索状部材により吊り下げられる前記板状部の周縁部に、前記板面に交差する交差方向に延びる突起部を有する、
クレーン。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記周縁部は、前記板状部の外周よりも外方に延出したフランジ部を有し、
前記突起部は、前記フランジ部に形成されている、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項3】
前記索状部材は、前記周縁部との接続部分を中心に前記突起部に向けて回動可能な連結部材を下端に有し、
前記突起部の長さは、前記連結部材の回動半径よりも大きい、
請求項1または2に記載のクレーン。
【請求項4】
前記突起部は、前記板状部の前記周縁部から前記交差方向に延びるに従い、前記板状部の前記開口の径方向の外方に傾斜する内側面を有する、
請求項1または2に記載のクレーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
クレーンには、ワイヤロープを巻き過ぎてフックブロックがブーム、ジブ等に衝突することを防ぐため、巻過防止装置を装備することが求められている。巻過防止装置には、ブームヘッドとフックブロックの間に巻過検出用ウエイト(以下、単にウエイトともいう)を吊り、ウエイトがフックブロックによって持ち上げられたときに巻過したと判定するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、ワイヤロープの巻き過ぎを検知した際に巻過検出信号を出力する巻過防止スイッチと、巻過防止スイッチからチェーンにより吊り下げられた巻過検出用ウエイトと、を備えた巻過防止装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公平3-40873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなクレーンでは、ブーム格納時等のクレーン作業をしないときに、ワイヤロープを巻き上げてフックブロックとブームヘッドの間にウエイトを挟み込むことにより、ブームヘッドにウエイトを固定することが行われている。
【0006】
一方、クレーンには、海岸、洋上等の強風が吹く環境に設置されるものがある。その場合、フックブロックやウエイトが、強風により煽られて大きく揺れ動くことがある。これに伴い、ウエイトを吊り下げる索状部材が、暴れて絡みつきを引き起こす可能性がある。
【0007】
その結果、索状部材が、ブームヘッドとウエイトの間、あるいはウエイトとフックブロックとの間に位置してしまうおそれがある。そのため、フックブロックとブームヘッドの間にウエイトを挟み込んでブームヘッドにウエイトを固定するときに、索状部材が挟み込まれてしまい、クレーンが損傷してしまうおそれがある。
【0008】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、索状部材がブームヘッドとウエイトの間、またはウエイトとフックブロックとの間に挟み込まれることを防止することができるクレーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明に係るクレーンは、
開口が設けられた下面部を有し、前記開口からワイヤロープが垂下するブームヘッドと、
フックを備え、前記ワイヤロープにより吊り下げられるフックブロックと、
板面に開口を有する板状部を備え、前記開口に前記ワイヤロープが通される巻過検出用ウエイトと、
前記巻過検出用ウエイトを前記ブームヘッドと前記フックブロックの間に吊り下げる索状部材と、を備え、
前記巻過検出用ウエイトは、前記索状部材により吊り下げられる前記板状部の周縁部に、前記板面に交差する交差方向に延びる突起部を有することを特徴とする。
【0010】
前記周縁部は、前記板状部の外周よりも外方に延出したフランジ部を有し、
前記突起部は、前記フランジ部に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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