TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024165449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081663
出願日2023-05-17
発明の名称超音波発生装置
出願人日本特殊陶業株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H04R 1/34 20060101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】幅広い範囲において超音波を集束させて伝送する。
【解決手段】超音波発生装置10は、超音波発生源11と、超音波集束部12と、導波路13と、を備える。超音波集束部12は、第1反射面21と、第2反射面22と、を有する。第1反射面21は、超音波発生源11で発生した超音波を反射させる。第2反射面22は、第1反射面21で反射された超音波を反射させる。第1反射面21と第2反射面22は、第2反射面22で反射した超音波が平面波として反射されて導波路13に導入されるように配置される。超音波集束部12、及び導波路13は、第2反射面22で生じる平面波の進行方向と直交する方向のうち特定の方向である第1方向に延びる形状をなす。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
超音波を発生する超音波発生源と、
前記超音波発生源から発生した前記超音波を集束する超音波集束部と、
前記超音波集束部によって集束された前記超音波を伝送する導波路と、を備え、
前記超音波集束部は、
前記超音波発生源で発生した前記超音波を反射させる第1反射面と、
前記第1反射面で反射された前記超音波を反射させる第2反射面と、を有し、
前記第2反射面で反射した前記超音波が平面波として反射されて前記導波路に導入されるように前記第1反射面と前記第2反射面とが配置されてなる超音波発生装置であって、
前記超音波集束部、及び前記導波路は、前記第2反射面で生じる平面波の進行方向と直交する方向のうち特定の方向である第1方向に延びる形状をなす
超音波発生装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1反射面は、前記進行方向及び前記第1方向と直交する第2方向において、前記導波路よりも一方側に設けられる一方側反射面と、前記導波路よりも他方側に設けられる他方側反射面と、を有し、
前記超音波発生源は、前記第2方向において、前記第2反射面よりも一方側に設けられる一方側発生源と、前記第2反射面よりも他方側に設けられる他方側発生源と、を有し、
前記一方側発生源と、前記他方側発生源は互いに別部材によって構成され、
前記一方側反射面は、前記一方側発生源で発生した前記超音波を反射させ、
前記他方側反射面は、前記他方側発生源で発生した前記超音波を反射させる
請求項1に記載の超音波発生装置。
【請求項3】
前記導波路内には、流路が形成されている
請求項1又は請求項2に記載の超音波発生装置。
【請求項4】
前記導波路には、空洞が形成されており、
前記空洞内に液体が充填されている
請求項1又は請求項2に記載の超音波発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波発生装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、超音波発生装置が開示されている。この超音波発生装置は、超音波発生源と、集束部と、を有する。集束部は、超音波発生源で発生した超音波を第1反射面で反射させる第1反射部と、第1反射面で反射した超音波を第2反射面で反射させる第2反射部と、超音波の伝送経路となる導波路と、を有する。導波路は、第2反射面で反射した超音波が導入部を介して自身の内部に導入されるように配置される。第2反射面で反射した超音波が平面波として反射させるように、第2反射面の焦点と第1反射面の焦点とが配置されてなる。この超音波発生装置は、超音波発生源が発生した超音波を集束部によって軸の中心に集束させて伝送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-90181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、幅広い範囲において超音波を集束させて伝送することが難しい。
【0005】
本開示は、幅広い範囲において超音波を集束させて伝送することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の超音波発生装置は、
超音波を発生する超音波発生源と、
前記超音波発生源から発生した前記超音波を集束する超音波集束部と、
前記超音波集束部によって集束された前記超音波を伝送する導波路と、を備え、
前記超音波集束部は、
前記超音波発生源で発生した前記超音波を反射させる第1反射面と、
前記第1反射面で反射された前記超音波を反射させる第2反射面と、を有し、
前記第2反射面で反射した前記超音波が平面波として反射されて前記導波路に導入されるように前記第1反射面と前記第2反射面とが配置されてなる超音波発生装置であって、
前記超音波集束部、及び前記導波路は、前記第2反射面で生じる平面波の進行方向と直交する方向のうち特定の方向である第1方向に延びる形状をなす。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、幅広い範囲において超音波を集束させて伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の超音波発生装置の斜視図である。
図2は、図1のA-A線断面図である。
図3は、第2実施形態の超音波発生装置の図2相当図である。
図4は、第3実施形態の超音波発生装置の図2相当図である。
図5は、導波路の他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。
【0010】
〔1〕超音波を発生する超音波発生源と、
前記超音波発生源から発生した前記超音波を集束する超音波集束部と、
前記超音波集束部によって集束された前記超音波を伝送する導波路と、を備え、
前記超音波集束部は、
前記超音波発生源で発生した前記超音波を反射させる第1反射面と、
前記第1反射面で反射された前記超音波を反射させる第2反射面と、を有し、
前記第2反射面で反射した前記超音波が平面波として反射されて前記導波路に導入されるように前記第1反射面と前記第2反射面とが配置されてなる超音波発生装置であって、
前記超音波集束部、及び前記導波路は、前記第2反射面で生じる平面波の進行方向と直交する方向のうち特定の方向である第1方向に延びる形状をなす
超音波発生装置。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
環境音制御方法
3か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
3か月前
個人
インターホンシステム
5日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
3か月前
株式会社奥村組
通信設備
12日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
オムロン株式会社
通信装置
12日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
21日前
キヤノン株式会社
電子機器
14日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
20日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
13日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
13日前
日本放送協会
無線伝送システム
27日前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
2か月前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
3か月前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
13日前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
3か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
27日前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
9日前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
9日前
リオン株式会社
マイクロホン
3か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
3か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
続きを見る