TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024165055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080882
出願日
2023-05-16
発明の名称
基板搬送ロボット、基板搬送システム、及び基板搬送方法
出願人
株式会社安川電機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/677 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】搬送作業の安定化を図る。
【解決手段】本開示の一側面に係る基板搬送ロボットは、基板を支持するハンドと、ハンドを動作させるアームと、を備える。ハンドは、基板の裏面を吸着により保持し、上端の高さ位置が低くなるように伸縮可能な吸着部と、基板を支持した吸着部が収縮した状態で、裏面を摩擦により保持する摩擦保持部と、吸着部及び摩擦保持部が裏面を保持した状態で、裏面を非接触状態で保持する非接触保持部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
基板を支持するハンドと、
前記ハンドを動作させるアームと、を備え、
前記ハンドは、
前記基板の裏面を吸着により保持し、上端の高さ位置が低くなるように伸縮可能な吸着部と、
前記基板を支持した前記吸着部が収縮した状態で、前記裏面を摩擦により保持する摩擦保持部と、
前記吸着部及び前記摩擦保持部が前記裏面を保持した状態で、前記裏面を非接触状態で保持する非接触保持部と、を有する、基板搬送ロボット。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記ハンドが前記基板を支持していない状態において、前記吸着部の上端の高さ位置は、前記摩擦保持部の上端の高さ位置よりも高く、
前記吸着部が前記裏面を吸着しつつ収縮した状態において、前記摩擦保持部の上端に前記裏面が接触している、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
【請求項3】
前記吸着部は、第1高さ位置から第2高さ位置まで収縮することが可能であり、
前記摩擦保持部の上端は、前記第1高さ位置と前記第2高さ位置との間に位置する、請求項2に記載の基板搬送ロボット。
【請求項4】
前記非接触保持部は、前記ハンドの所定位置に固定されており、
前記基板が前記ハンドに支持される際に前記裏面が前記非接触保持部に近づくように、前記吸着部が収縮し、
前記吸着部が収縮し、前記摩擦保持部の上端に前記裏面が接触した状態で、前記非接触保持部の上端と前記裏面との間には隙間が形成される、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
【請求項5】
前記ハンドは、前記吸着部を含む1以上の吸着部と、前記摩擦保持部を含む1以上の摩擦保持部と、を有し、
前記1以上の吸着部のいずれか1つ、又は、前記1以上の摩擦保持部のいずれか1つが、前記裏面の第1領域を保持し、
前記1以上の吸着部のいずれか1つ、又は、前記1以上の摩擦保持部のいずれか1つが、前記裏面の前記第1領域と所定方向に沿って並ぶ第2領域を保持し、
前記非接触保持部は、前記所定方向において、前記第1領域と前記第2領域との間を保持する、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
【請求項6】
前記ハンドは、前記非接触保持部に対応する第2非接触保持部を更に有し、
前記第1領域は、前記裏面の前記所定方向における第1端部に位置し、
前記第2領域は、前記裏面の前記第1端部とは反対側の第2端部に位置し、
前記1以上の吸着部のいずれか1つ、又は、前記1以上の摩擦保持部のいずれか1つが、前記所定方向において前記第1領域と前記第2領域との間に位置する第3領域を保持し、
前記非接触保持部は、前記所定方向において、前記第1領域と前記第3領域との間を保持し、
前記第2非接触保持部は、前記所定方向において、前記第3領域と前記第2領域との間を保持する、請求項5に記載の基板搬送ロボット。
【請求項7】
前記1以上の吸着部のうちの第1吸着部が、前記第1端部に位置する前記第1領域を吸着により保持し、
前記1以上の吸着部のうちの第2吸着部が、前記第2端部に位置する前記第2領域を吸着により保持する、請求項6に記載の基板搬送ロボット。
【請求項8】
前記摩擦保持部は、前記吸着部が収縮した際に前記裏面に接触する平坦な保持面を含み、
前記摩擦保持部は、前記保持面が前記吸着部を囲むように設けられている、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
【請求項9】
前記ハンドは、フォーク部を有し、
前記フォーク部は、所定方向に延びるように形成されており、
前記所定方向に直交する幅方向において、前記フォーク部の幅は、前記基板の幅よりも小さく、
前記フォーク部は、前記吸着部、前記摩擦保持部、及び前記非接触保持部を含み、
前記幅方向において、前記摩擦保持部の最大幅が、前記フォーク部の本体部分の最大幅よりも大きい、請求項1に記載の基板搬送ロボット。
【請求項10】
前記ハンドは、前記幅方向において、前記フォーク部との間に間隔を空けて並ぶ第2フォーク部を更に有し、
前記摩擦保持部の一部が、前記フォーク部の前記本体部分と前記第2フォーク部との間のスペースにおいて、前記本体部分から突出している、請求項9に記載の基板搬送ロボット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板搬送ロボット、基板搬送システム、及び基板搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板の搬送時に、基板が矯正された状態でアーム上に載置されていることを検知することができる基板搬送装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-130899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、搬送作業の安定化に有用な基板搬送ロボット、基板搬送システム、及び基板搬送方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る基板搬送ロボットは、基板を支持するハンドと、ハンドを動作させるアームと、を備える。ハンドは、基板の裏面を吸着により保持し、上端の高さ位置が低くなるように伸縮可能な吸着部と、基板を支持した吸着部が収縮した状態で、裏面を摩擦により保持する摩擦保持部と、吸着部及び摩擦保持部が裏面を保持した状態で、裏面を非接触状態で保持する非接触保持部と、を有する。
【0006】
本開示の一側面に係る基板搬送システムは、ハンドを有し、ハンドにより基板を支持して搬送する基板搬送ロボットと、基板搬送ロボットによる搬送前又は搬送後の基板が配置されるカセットと、カセットと、カセットから離れた所定位置との間で、基板を搬送するように基板搬送ロボットを制御する搬送制御部と、を備える。ハンドは、基板の裏面を吸着により保持し、上端の高さ位置が低くなるように伸縮可能な吸着部と、基板を支持した吸着部が収縮した状態で、裏面を摩擦により保持する摩擦保持部と、吸着部及び摩擦保持部が裏面を保持した状態で、裏面を非接触状態で保持する非接触保持部と、を含む。
【0007】
本開示の一側面に係る基板搬送方法は、基板を支持するハンドを有する基板搬送ロボットにより、基板を搬送する方法である。ハンドは、基板の裏面を吸着により保持し、上端の高さ位置が低くなるように伸縮可能な吸着部と、基板を支持した吸着部が収縮した状態で、裏面を摩擦により保持する摩擦保持部と、吸着部及び摩擦保持部が裏面を保持した状態で、裏面を非接触状態で保持する非接触保持部と、を含む。上記基板搬送方法は、吸着部、摩擦保持部、及び非接触保持部のそれぞれが裏面を保持した状態で基板を搬送するように、基板搬送ロボットを制御することを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、搬送作業の安定化に有用な基板搬送ロボット、基板搬送システム、及び基板搬送方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、基板搬送システムの一例を示す模式図である。
図2は、カセットに配置された基板の一例を示す模式図である。
図3は、ハンドの一例を示す上面図である。
図4(a)は、吸着部と摩擦保持部との関係を例示する模式図である。図4(b)は、吸着部に接続された吸引路の一例を示す模式図である。
図5(a)は、ワークを支持していない状態の吸着部の一例を模式的に示す断面図である。図5(b)は、ワークを支持した状態の吸着部の一例を模式的に示す断面図である。
図6(a)は、摩擦保持部と非接触保持部との関係を例示する模式図である。図6(b)は、非接触保持部に接続された送気路の一例を示す模式図である。
図7は、ロボットコントローラの機能構成の一例を示すブロック図である。
図8は、ロボットコントローラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図9は、ロボットコントローラが実行する一連の処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、ロボットコントローラが実行する一連の処理の一例を示すフローチャートである。
図11(a)及び図11(b)は、ハンドが配置された状態の一例を示す模式図である。
図12は、ロボットコントローラが実行する一連の処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、ロボットコントローラが実行する一連の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、スキャン動作時の様子を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社安川電機
ロボット
13日前
株式会社安川電機
ロボット
13日前
株式会社安川電機
ロボット
13日前
株式会社安川電機
ロボット及び基板搬送装置
13日前
株式会社安川電機
電力変換装置及び制御方法
1か月前
株式会社安川電機
ロボットシステム及びロボット制御方法
13日前
株式会社安川電機
エンコーダ、サーボモータ、サーボシステム
1か月前
株式会社安川電機
ロボット制御システム及び梱包資材の切断方法
11日前
株式会社安川電機
ロボット制御システム、ロボット制御方法、及びプログラム
24日前
株式会社安川電機
ロボット制御システム、ロボット制御方法、及びプログラム
24日前
株式会社安川電機
ロボットシステム、プランニングシステム、ロボット制御方法、およびプランニングプログラム
1か月前
個人
電波吸収体
16日前
個人
テーブルタップ
13日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
9日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
9日前
株式会社ダイヘン
碍子
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
3日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
13日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
13日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
13日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
2日前
ローム株式会社
半導体装置
13日前
イビデン株式会社
プリント配線板
16日前
住友電装株式会社
コネクタ
9日前
TDK株式会社
コイル部品
9日前
三洲電線株式会社
撚線導体
3日前
イビデン株式会社
プリント配線板
24日前
大和電器株式会社
コンセント
9日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
17日前
日産自動車株式会社
電子機器
16日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
3日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
9日前
続きを見る
他の特許を見る