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公開番号
2024163623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079399
出願日
2023-05-12
発明の名称
表示装置、制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G02B
27/02 20060101AFI20241115BHJP(光学)
要約
【課題】表示画像、レンズ、またはディスプレイなどをより適切な位置に配置可能な技術を提供する。
【解決手段】表示装置は、画像を表示する表示手段を有する。表示装置は、前記表示手段の第1の部材と前記画像の表示位置との少なくとも一方を移動させ、ユーザの眼球位置が所定の状態である場合には、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を第1の目標位置に移動させる第1の駆動を実行することにより、前記眼球位置を前記所定の状態でない状態にし、前記ユーザが注視する位置を示す指標と前記ユーザへの指示との少なくともいずれかを前記第1の駆動後に表示するように前記表示手段を制御した後に、前記ユーザの反応に基づく第2の目標位置に、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を移動させる第2の駆動を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の第1の部材と前記画像の表示位置との少なくとも一方を移動させる駆動手段と、
ユーザの眼球位置を取得する取得手段と、
1)前記眼球位置が所定の状態である場合には、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を第1の目標位置に移動させる第1の駆動を実行するように前記駆動手段を制御することにより、前記眼球位置を前記所定の状態でない状態にし、2)前記ユーザが注視する位置を示す指標と前記ユーザへの指示との少なくともいずれかを前記第1の駆動後に表示するように前記表示手段を制御した後に、前記ユーザの反応に基づく第2の目標位置に、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を移動させる第2の駆動を実行するように前記駆動手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記駆動手段は、前記画像の表示位置を移動させ、
前記第1の駆動および前記第2の駆動は、前記画像の表示位置を移動させる駆動である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記駆動手段は、前記第1の部材を移動させ、
前記第1の駆動および前記第2の駆動は、前記第1の部材を移動させる駆動である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記取得手段は、撮像手段による前記ユーザの眼球の撮像に基づき、前記眼球位置を取得し、
前記所定の状態とは、前記撮像手段の画角内に前記眼球が配置された状態である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記所定の状態とは、前記眼球位置が、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方に対して所定の方向に所定量以上ズレてる状態である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1の部材は、前記ユーザの左の眼球用の第2の部材と、前記ユーザの右の眼球用の第3の部材とを有し、
前記表示手段は、前記ユーザの右の眼球用の第1の画像と、前記ユーザの左の眼球用の第2の画像とを表示し、
前記所定の状態とは、右の眼球の中心と左の眼球の中心との間隔が、前記第1の画像の中心と前記第2の画像の中心との間隔および前記第2の部材の中心と前記第3の部材の中心との間隔の少なくとも一方より小さい状態である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第2の駆動では、前記指標および前記ユーザへの指示の少なくともいずれかが表示された際の前記ユーザの反応に基づき前記第2の目標位置を決定する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第1の駆動後に、前記指標を表示するように前記表示手段を制御し、
前記ユーザの反応とは、前記ユーザが前記指標を注視する動作である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第1の駆動後に、ユーザ情報を選択することを求める指示を表示するように前記表示手段を制御し、
前記ユーザの反応とは、前記ユーザによる前記ユーザ情報の選択である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
複数のユーザの眼球情報を格納する格納手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記第2の駆動では、1)選択された前記ユーザ情報に対応する眼球情報を前記格納手段から取得して、2)取得した眼球情報に基づく前記第2の目標位置に、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を移動させるように前記駆動手段を制御する、
ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」と記す)は、ユーザに画像が見えるようにするため、表示用部材(接眼レンズおよびディスプレイなど)を備える。一般的に、表示画像(または表示用部材)とユーザの眼球の位置との差分が大きい場合には、ユーザが視認する画像の画質が劣化してしまう。
【0003】
また、ユーザの左右の眼球の間隔は、個人によりバラつきがある。このバラつきに起因する画質の劣化を防ぐためには、左右の眼球の間隔に合わせて、表示画像または表示用部材の位置調整を行う必要がある。特許文献1には、眼球位置を取得するカメラを備え、取得した眼球位置に応じて表示画像および表示用部材の位置を調整するHMDが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-232718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
なお、表示画像または表示用部材の位置の調整を高精度に行うためには、眼球の位置を高精度に検出する必要がある。そして、この眼球の位置の検出には、ユーザへの指示または指標などを表示する必要がある。しかし、このような表示は表示用部材の位置調整などの前に行われるため、上記の位置ズレが大きい可能性がある。このような場合には、指示または指標の視認性が悪く、またユーザが指示または指標を適切に視認できずに、眼球の位置検出精度が悪化する可能性がある。このため、表示画像または表示用部材を適切な位置に配置できない場合があった。
【0006】
そこで、本発明は、眼球に対して、表示画像、レンズ、またはディスプレイなどをより適切な位置に配置可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1つの態様は、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の第1の部材と前記画像の表示位置との少なくとも一方を移動させる駆動手段と、
ユーザの眼球位置を取得する取得手段と、
1)前記眼球位置が所定の状態である場合には、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を第1の目標位置に移動させる第1の駆動を実行するように前記駆動手段を制御することにより、前記眼球位置を前記所定の状態でない状態にし、2)前記ユーザが注視する位置を示す指標と前記ユーザへの指示との少なくともいずれかを前記第1の駆動後に表示するように前記表示手段を制御した後に、前記ユーザの反応に基づく第2の目標位置に、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を移動させる第2の駆動を実行するように前記駆動手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする表示装置である。
【0008】
本発明の1つの態様は、
画像を表示する表示手段を有する表示装置の制御方法であって、
前記表示手段の第1の部材と前記画像の表示位置との少なくとも一方を移動させる駆動ステップと、
ユーザの眼球位置を取得する取得ステップと、
前記眼球位置が所定の状態である場合には、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を第1の目標位置に移動させる第1の駆動を前記駆動ステップにおいて実行するように制御することにより、前記眼球位置を前記所定の状態でない状態にする第1の制御ステップと、
前記ユーザが注視する位置を示す指標と前記ユーザへの指示との少なくともいずれかを前記第1の駆動後に表示するように前記表示手段を制御した後に、前記ユーザの反応に基づく第2の目標位置に、前記画像の表示位置と前記第1の部材の少なくとも一方を移動させる第2の駆動を前記駆動ステップにおいて実行するように制御する第2の制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、眼球に対して、表示画像、レンズ、またはディスプレイなどをより適切な位置に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係るHMDの構成を説明する図である。
実施形態1に係るHMDの構成を説明する図である。
HMDに生じる課題を説明する図である。
実施形態1に係る位置調整の処理のフローチャートである。
実施形態1に係る第1の駆動前の状態を示す図である。
実施形態1に係る第1の駆動後の状態を示す図である。
実施形態2に係る位置調整の処理のフローチャートである。
実施形態2に係る第1の駆動後の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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