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公開番号
2024163230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024151512,2023088914
出願日
2024-09-03,2016-05-24
発明の名称
代かき機
出願人
小橋工業株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
A01B
33/16 20060101AFI20241114BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】耐作業性の高い代かき機を提供すること。
【解決手段】走行機体に装着され、通信端末と通信して代かき機の作業状態を前記通信端
末に表示させる代かき機であって、爪軸と前記爪軸を中心に回転する作業爪とを備えたロ
ータリ作業部と、前記ロータリ作業部の上方に設けられた第1カバー部材と、前記ロータ
リ作業部の後方に設けられ、前記第1カバー部材に対して回動可能に接続された第2カバ
ー部材と、前記第1カバー部材の上方に設けられ、前記爪軸と同じ方向に延伸したフレー
ムと、前記通信端末に前記作業機に関する情報を送信する送信部を有する制御ボックスと
、を備え、前記制御ボックスは、前記フレームの上方に設けられている代かき機。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
走行機体に装着される代かき機であって、
爪軸と前記爪軸を中心に回転する作業爪とを備えたロータリ作業部と、
前記ロータリ作業部の上方に設けられた第1カバー部材と、
前記ロータリ作業部の後方に設けられ、前記第1カバー部材に対して回動可能に接続された第2カバー部材と、
前記第1カバー部材の上方に設けられ、前記爪軸と同じ方向に延伸したフレームと、
前記フレームに設けられた、前記走行機体からの動力を受ける入力軸を備えたギアボックスと、
通信端末に前記代かき機に関する情報を送信する送信部と、を備え、
前記送信部は、前記ギアボックスより上方に設けられている代かき機。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記ロータリ作業部の作業状態を検出するセンサをさらに備え、
前記送信部は、前記センサの検出結果を前記通信端末に送信する、請求項1に記載の代かき機。
【請求項3】
前記センサは、前記第1カバー部材に対する前記第2カバー部材の回動角度を検出するポテンショメータを含み、
前記送信部は、前記検出結果として、前記ポテンショメータが検出した前記回動角度の変化に関する情報を前記通信端末に送信する、請求項2に記載の代かき機。
【請求項4】
前記フレームは、前記ロータリ作業部の鉛直上方に設けられ、
前記送信部は、前記フレームの鉛直上方に設けられている、請求項1に記載の代かき機。
【請求項5】
前記入力軸は、前記フレームより前方に突出し、
前記送信部は、前記入力軸より後方かつ上方に設けられている、請求項4に記載の代かき機。
【請求項6】
前記代かき機に関する情報は、前記代かき機に固有の作業機IDを含む、請求項1に記載の代かき機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は作業機操作プログラムに関する。特に、走行機の後部に装着される作業機操作
プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の農作業は各農家の経験と勘に頼っていた。したがって、各農家によって農作業の
効率はばらつき、農作物の収穫量および品質にもばらつきが生じていた。さらに、各農家
が世代交代すると、新たな世代を担う農家は、その経験と勘のすべてを引き継ぐことは困
難であり、農作業の経験の蓄積が活かされない。
【0003】
近年、農作業の作業効率を向上させるために、情報技術(IT)を駆使した農作業機の
開発が進められている。例えば、全地球測位システム(GPS)を利用して正確な作業が
可能なトラクタや、稲刈りと同時に米の水分やタンパク量を測定可能なコンバインが開発
されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、農作業の労働時間を軽減するために作業機のオートマチック化が進められ、様々
な作業機が開発されている。特に、トラクタ等の走行機の後方に装着され、耕耘、代かき
、および畦塗りなど、作業の種類に応じて交換可能な作業機は、トラクタ等の走行機に対
してアタッチメントのように交換するだけで様々な農作業に対応することが可能であり、
農作業のコスト低減に大きく寄与している。
【0005】
上記の交換可能な作業機はさまざまな機種の走行機に取り付けられる。したがって、I
Tを駆使した農作業を行うためには、作業機自体にITを導入する必要がある。また、作
業機の性能は取り付けられる走行機の性能に依存する。つまり、ITを駆使した作業機の
性能を十分に発揮するためには、走行機に応じて作業機の作業条件を調整する必要がある
。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-192330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、走行機に応じて作業機の作業条件を調整することはユーザにとって大き
な負担になる。特に、ITに慣れていないユーザは、上記作業条件の調整の煩わしさから
IT導入に否定的になってしまう。その結果、農作業機へのITの導入が進展しない可能
性があった。
【0008】
本発明は、そのような課題に鑑みてなされたものであり、作業機に適した作業条件を容
易に得ることができる作業機操作プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態による作業機操作プログラムは、作業機と通信端末との確認通信に
よって通信端末に送信された作業機の作業機IDを確認し、通信端末で動作する複数のア
プリケーションから、作業機IDに関連付けられた実行アプリケーションを選択し、実行
アプリケーションを通信端末の表示画面に表示することを通信端末に実行させる。
【0010】
本発明の一実施形態による作業機操作プログラムは、作業機と通信端末との確認通信に
よって通信端末に送信された作業機の作業機IDを確認し、通信端末で動作する複数のア
プリケーションから、作業機IDに関連付けられた実行アプリケーションを選択し、実行
アプリケーションを作業機に接続された走行機に備えられた表示画面に表示することを通
信端末に実行させる。
(【0011】以降は省略されています)
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