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公開番号2024144667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024125772,2023021482
出願日2024-08-01,2019-04-08
発明の名称農作業機
出願人小橋工業株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類A01B 9/00 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業ロータの前方に複数のディスクを配置した農作業機において、砕土性能を損なうことなく作業ロータの負荷を軽減すること。
【解決手段】農作業機は、回転軸の軸方向に沿って配置された複数の耕耘爪を含む作業ロータと、前記作業ロータの前方に配置され、それぞれ回転可能に支持された複数のディスクを含むディスクユニットと、前記作業ロータの後方に配置され、回転可能に支持されたローラと、を備える。前記ディスクユニットの耕幅は、前記作業ロータの耕幅よりも広くてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸の軸方向に沿って配置された複数の耕耘爪を含む作業ロータと、
前記作業ロータの前方に配置され、それぞれ回転可能に支持された複数のディスクを含むディスクユニットと、
前記作業ロータの後方に配置され、回転可能に支持されたローラと、
を備える農作業機であって、
前記複数のディスクのそれぞれは、凹曲面を有するとともに前記凹曲面が斜め上を向くように支持され、
平面視において、前記凹曲面が向かい合う2つのディスクの間隙は、前記農作業機を牽引する走行機体の走行跡と重畳する、農作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は農作業機に関する。特に、圃場を耕耘する作業ロータの前方に複数のディスクを配置した農作業機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圃場の耕耘作業を行う農作業機としてロータリ作業機が知られている。ロータリ作業機は、砕土性能及びすき込み性能に優れているものの、所要動力が大きく、トラクタの車速を上げるには限界がある。他方、トラクタの車速を上げるには、ディスクハローと呼ばれる農作業機が存在する。ディスクハローは、ロータリ作業機の2倍以上の車速で牽引することができるが、均平性能及び砕土性能はロータリ作業機に比べて劣るため、播種床作りのような目的には向いていない。
【0003】
上述のロータリ作業機及びディスクハローの利点を合わせもつ農作業機として、ロータリ作業機の前方に複数のディスクを配置した農作業機が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載された土壌耕起装置は、複数のロータリ爪の前方に複数の円盤体を回転可能に設け、複数の円盤体の回転作用により、ロータリ爪による耕耘作業の前処理として圃場の切り割りを行うものである。特許文献1に記載された土壌耕起装置は、円盤体による前処理を利用して、ロータリ爪の圃場に対する打ち込み抵抗及び地中抵抗を軽減し、耕耘作業の高能率化を図ることを目的としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭57-96608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された土壌耕起装置は、円盤体とロータリ爪との間に多くの隙間があるため、ロータリ爪の圃場に対する打ち込み抵抗及び地中抵抗を軽減することはできても、砕土性能が損なわれてしまうという問題がある。また、耕起後の圃場には残耕ができてしまう(圃場表面に凹凸ができてしまう)ため、このような圃場で播種を行うと圃場の均平性が低いので、種子の発芽や苗の生育に悪影響を及ぼす虞がある。よって、播種床作りに適した農作業機の開発が望まれている。
【0006】
本発明の課題の一つは、作業ロータの前方に複数のディスクを配置した農作業機において、砕土性能を損なうことなく作業ロータの負荷を軽減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態による農作業機は、回転軸の軸方向に沿って配置された複数の耕耘爪を含む作業ロータと、前記作業ロータの前方に配置され、それぞれ回転可能に支持された複数のディスクを含むディスクユニットと、を備え、前記複数の耕耘爪は、軸方向の第1方向に向かって湾曲する第1耕耘爪、及び前記第1方向とは逆の第2方向に向かって湾曲する第2耕耘爪を含み、前記作業ロータは、隣接する前記第1耕耘爪と前記第2耕耘爪とが、互いの回転範囲が重ならないように間隙を有して配置された第1部分を含み、前記複数のディスクの1つは、前記第1部分の前方に配置され、正面視において、前記ディスクの回転範囲は、前記第1耕耘爪の回転範囲及び前記第2耕耘爪の回転範囲の少なくともいずれか一方と重なる。
【0008】
平面視において、当該農作業機が進行するときに、前記ディスクの回転範囲は、前記第1耕耘爪の回転範囲及び前記第2耕耘爪の回転範囲の少なくともいずれか一方と重なってもよい。
【0009】
前記作業ロータは、隣接する前記第1耕耘爪と前記第2耕耘爪とが、互いの回転範囲が重なるように配置された第2部分をさらに含んでもよい。この場合、前記第2部分の前方には、前記ディスクが配置されていなくてもよい。
【0010】
本発明の一実施形態による農作業機は、回転軸の軸方向に沿って配置された複数の耕耘爪を含む作業ロータと、前記作業ロータの前方に配置され、それぞれ回転可能に支持された複数のディスクを含むディスクユニットと、を備え、前記複数の耕耘爪は、軸方向の第1方向に向かって湾曲する第1耕耘爪、及び前記第1方向とは逆の第2方向に向かって湾曲する第2耕耘爪を含み、前記作業ロータは、隣接する前記第1耕耘爪と前記第2耕耘爪とが、互いの回転範囲が重ならないように間隙を有して配置された第1部分と、隣接する前記第1耕耘爪と前記第2耕耘爪とが、互いの回転範囲が重なるように配置された第2部分とを含み、正面視において、前記複数のディスクの1つは、前記間隙に重なるように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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