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公開番号2024162787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078682
出願日2023-05-11
発明の名称車両用制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241114BHJP(信号)
要約【課題】メンテナンス性を考慮した最適な機能配置の車両用制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】診断を行う複数の機能のうち、車両販売後にメンテナンスが必要な機能、及び前記メンテナンスが不要で、かつ予め定めた負荷以上の高負荷処理の機能を中央ECUに配置する(104、106、110)。一方、中央ECUより性能が低い機能ECUは、複数の機能のうち、メンテナンスが不要で、かつ負荷未満の低負荷処理の機能を配置する(104～108)。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
診断を行う複数の機能のうち、車両販売後にメンテナンスが必要な機能、及び前記メンテナンスが不要で、かつ予め定めた負荷以上の高負荷処理の機能を実行する第１制御部と、
前記複数の機能のうち、前記メンテナンスが不要で、かつ前記負荷未満の低負荷処理の機能を実行する、前記第１制御部より性能が低い第２制御部と、
を含む車両用制御装置。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記高負荷処理の機能は、予め定めたステップ数以上のプログラムで実行される機能である請求項１に記載の車両用制御装置。
【請求項３】
前記メンテナンスが必要な機能は、車両販売後にロジック変更が必要な機能である請求項１に記載の車両用制御装置。
【請求項４】
前記第１制御部は、無線書き換え可能とされ、前記第２制御部は、無線書き換え不可能とされた請求項１に記載の車両用制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、コンピュータにより、横軸をドライバの危険運転挙動の度合い、縦軸を前記危険運転挙動の度合いに応じたドライバ数とし、記憶部に記憶されているドライバの走行履歴情報を用いて判定された安全ドライバ群と危険ドライバ群の分布と、診断対象ドライバの危険運転挙動についての診断結果とを含む画面情報を生成し、出力する運転診断方法が提案されている。
【０００３】
特許文献１の技術では、複数の運転者の走行履歴を収集して、運転診断をセンタで行って診断結果を端末装置に送信している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－１９７３０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
診断をセンタ等のサーバで全て行っているが、車両側で診断を行った方がリアルタイムな診断が可能となる。車両側に診断機能を設ける場合には、メンテナンス性を考慮して機能を配置する必要がある。
【０００６】
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、メンテナンス性を考慮した最適な機能配置の車両用制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１態様に係る車両用制御装置は、診断を行う複数の機能のうち、車両販売後にメンテナンスが必要な機能、及び前記メンテナンスが不要で、かつ予め定めた負荷以上の高負荷処理の機能を実行する第１制御部と、前記複数の機能のうち、前記メンテナンスが不要で、かつ前記負荷未満の低負荷処理の機能を実行する、前記第１制御部より性能が低い第２制御部と、を含む。
【０００８】
第１態様によれば、第１制御部では、診断を行う複数の機能のうち、車両販売後にメンテナンスが必要な機能、及びメンテナンスが不要で、かつ予め定めた負荷以上の高負荷処理の機能が実行される。
【０００９】
第２制御部では、第１制御部より性能が低く、複数の機能のうち、メンテナンスが不要で、かつ予め定めた負荷未満の低負荷処理の機能が実行される。
【００１０】
これにより、メンテナンスの要否及び性能に応じた機能配置となるので、メンテナンス性を考慮した最適な機能配置の車両制御装置を提供できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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