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公開番号
2024162549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078150
出願日
2023-05-10
発明の名称
発光装置および発光モジュール
出願人
日亜化学工業株式会社
,
古河電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01S
5/02255 20210101AFI20241114BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の発光装置を用いた発光モジュールにおいて、複数の発光装置から出射された複数のレーザビームの光軸の間隔を縮めることが可能な発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、実装面を有する基板と、前記実装面によって支持される半導体レーザ素子と、前記実装面によって支持され、第1反射面を有する第1ミラー部材と、支持部材によって前記第1ミラー部材と離隔して支持され、第2反射面を有し、前記第2反射面の少なくとも一部は前記第1反射面の少なくとも一部の上方に位置する、第2ミラー部材と、を備え、前記半導体レーザ素子は、前記第1反射面に向けてレーザビームを第1方向に出射するように配置され、前記第1反射面は、前記レーザビームを反射してその進行方向を第2方向に変化させ、前記第2反射面は、前記第1反射面で反射された前記レーザビームを反射してその前記進行方向を第3方向に変化させる。
【選択図】図2B
特許請求の範囲
【請求項1】
実装面を有する基板と、
前記実装面によって支持される半導体レーザ素子と、
前記実装面によって支持される第1ミラー部材であって、前記実装面に対して傾斜し、斜め上方を向く第1反射面を有する第1ミラー部材と、
支持部材によって前記第1ミラー部材と離隔して支持される第2ミラー部材であって、第2反射面を有し、前記第2反射面の少なくとも一部は前記第1反射面の少なくとも一部の上方に位置する、第2ミラー部材と、
を備え、
前記半導体レーザ素子は、前記第1反射面に向けてレーザビームを第1方向に出射するように配置され、
前記第1反射面は、前記レーザビームを反射して前記レーザビームの進行方向を前記基板の前記実装面から離れる第2方向に変化させ、
前記第2反射面は、前記第1反射面で反射された前記レーザビームを反射して前記レーザビームの前記進行方向を、前記第1方向に延びる直線および前記第2方向に延びる直線の両方を含む平面に交差する第3方向に変化させる、発光装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、前記基板の前記実装面に対向する対向面、および前記対向面の反対側に位置する上面を有し、前記半導体レーザ素子および前記第1ミラー部材の上方に位置するカバーであり、
前記第2ミラー部材は、前記カバーの前記上面によって支持されており、
前記カバーは、前記第1反射面で反射された前記レーザビームを透過させる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第2ミラー部材の下面と前記カバーの前記上面との間には、樹脂層が存在している、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記カバーは、前記カバーの前記対向面のうち、少なくとも、前記レーザビームが透過する部分の周囲に遮光膜を有する、請求項2または3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記基板の前記実装面と前記カバーの前記対向面との間に位置し、かつ前記レーザビームの光路上に位置する速軸コリメートレンズを備え、
前記速軸コリメートレンズは、前記半導体レーザ素子から出射された前記レーザビームを速軸方向にコリメートする、請求項2または3に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2反射面から前記第3方向に離れて位置する遅軸コリメートレンズを備え、
前記遅軸コリメートレンズは、前記第2反射面で反射された前記レーザビームを遅軸方向にコリメートし、
前記第2反射面で反射された前記レーザビームの遅軸方向は、前記半導体レーザ素子から出射された前記レーザビームの遅軸方向に交差する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第2反射面は曲面状の反射面であり、前記第1反射面で反射された前記レーザビームを遅軸方向にコリメートした状態で前記第3方向に反射し、
前記第2反射面で反射された前記レーザビームの遅軸方向は、前記半導体レーザ素子から出射された前記レーザビームの遅軸方向に交差する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記基板は、熱伝導率が10W/m・K以上2000W/m・K以下である材料から形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項9】
前記基板の前記実装面の周囲に位置し、前記カバーを支持する枠体を備え、
前記半導体レーザ素子は、前記基板、前記枠体、および前記カバーによって封止されている、請求項2または3に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第3方向において並んで配置され、段階的に前記第1方向と同じ方向または反対の方向にシフトするように配置される複数の発光装置であって、各々が請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置である複数の発光装置と、
前記複数の発光装置の各々から前記レーザビームが前記第3方向に出射されて得られる複数のレーザビームを結合する集光レンズと、
を備える、発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置および発光モジュールに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複数の半導体レーザ素子から出射された複数のレーザビームを結合してレーザビームの出力を高める発光モジュールが開発されている。特許文献1は、そのような発光モジュールの例を開示している。
【0003】
各々が半導体レーザ素子を収容する複数の半導体レーザパッケージを配列して発光モジュールを製造する場合、個々の半導体レーザパッケージの構成によって発光モジュールの小型化に限界があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-62918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数の半導体レーザパッケージを用いた発光モジュールにおいて、発光モジュールの小型化が求められている。以下において、半導体レーザパッケージのように、半導体レーザ素子を用いてレーザビームを出射する構造を「発光装置」と称する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の発光装置は、ある実施形態において、実装面を有する基板と、前記実装面によって支持される半導体レーザ素子と、前記実装面によって支持される第1ミラー部材であって、前記実装面に対して傾斜し、斜め上方を向く第1反射面を有する第1ミラー部材と、支持部材によって前記第1ミラー部材と離隔して支持される第2ミラー部材であって、第2反射面を有し、前記第2反射面の少なくとも一部は前記第1反射面の少なくとも一部の上方に位置する、第2ミラー部材と、を備え、前記半導体レーザ素子は、前記第1反射面に向けてレーザビームを第1方向に出射するように配置され、前記第1反射面は、前記レーザビームを反射して前記レーザビームの進行方向を前記基板の前記実装面から離れる第2方向に変化させ、前記第2反射面は、前記第1反射面で反射された前記レーザビームを反射して前記レーザビームの前記進行方向を、前記第1方向に延びる直線および前記第2方向に延びる直線の両方を含む平面に交差する第3方向に変化させる。
【0007】
本開示の発光モジュールは、ある実施形態において、前記第3方向において並んで配置され、段階的に前記第1方向と同じ方向または反対の方向にシフトするように配置される複数の発光装置であって、各々が上記の発光装置である複数の発光装置と、前記複数の発光装置の各々から前記レーザビームが前記第3方向に出射されて得られる複数のレーザビームを結合する集光レンズと、を備える。
【0008】
本開示の発光モジュールは、ある実施形態において、一方向において位置が互いに異なるように配置される複数の第1発光装置であって、各々が前記一方向に対して平行な方向に第1レーザビームを出射する上記の発光装置である複数の第1発光装置と、他の方向において位置が互いに異なるように配置される複数の第2発光装置であって、各々が前記他の方向に対して平行な方向に第2レーザビームを出射する上記の発光装置である複数の第2発光装置と、第3反射面を有し、前記第3反射面は、前記複数の第1発光装置の各々から前記第1レーザビームが出射されて得られる複数の第1レーザビームを反射する、第3ミラー部材と、第4反射面を有し、前記第4反射面は、前記複数の第2発光装置の各々から前記第2レーザビームが出射されて得られる複数の第2レーザビームを反射する、第4ミラー部材と、前記第3反射面で反射された前記複数の第1レーザビーム、および前記第4反射面で反射された前記複数の第2レーザビームを結合する集光レンズと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施形態によれば、複数の発光装置を用いた発光モジュールにおいて、発光モジュールの小型化が可能な発光装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、本開示の例示的な実施形態1による発光モジュールの構成を模式的に示す斜視図である。
図1Bは、本開示の例示的な実施形態1による発光モジュールの構成を模式的に示す上面図である。
図2Aは、本開示の例示的な実施形態1による発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。
図2Bは、図2Aに示す発光装置の分解斜視図である。
図2Cは、図2Aに示す発光装置の他の分解斜視図である。
図2Dは、図2Cに示す発光装置に含まれる枠体を下方から見た斜視図である。
図2Eは、図2Aに示す発光装置から第2ミラー部材、遅軸コリメートレンズ、およびカバーを省略した構成の上面図である。
図2Fは、図2Aに示す発光装置から第2ミラー部材および遅軸コリメートレンズを省略した構成の、YZ平面に対して平行な断面図である。
図2Gは、図2Aに示す発光装置から第2ミラー部材および遅軸コリメートレンズを省略した構成の、YZ平面に対して平行な他の断面図である。
図2Hは、図2Aに示す発光装置の+Z方向から見た側面図である。
図3Aは、実施形態1による発光装置の変形例1の構成を模式的に示す+Z方向から見た側面図である。
図3Bは、実施形態1による発光装置の変形例2の構成を模式的に示す+Z方向から見た側面図である。
図4は、本開示の例示的な実施形態2による発光モジュールの構成を模式的に示す上面図である。
図5は、実施形態2による発光モジュールの変形例を模式的に示す上面図である。
図6Aは、レーザ光源の分解斜視図である。
図6Bは、レーザ光源の、YZ平面に対して平行な断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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