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公開番号2024159488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024018079
出願日2024-02-08
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 33/50 20100101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光面内に高輝度領域と低輝度領域とを有する発光装置を提供する。
【解決手段】光出射面を有する発光素子と、下面と、下面と反対側の上面とを有し、下面が光出射面に対向するように発光素子上に配置された波長変換層と、を含み、波長変換層は、第1蛍光体粒子を含む第1層と第2蛍光体粒子と光反射粒子を含む第2層とを含み、波長変換層の上面及び下面は、第1層と第2層とを含む。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
光出射面を有する発光素子と、
下面と、前記下面と反対側の上面とを有し、前記下面が前記光出射面に対向するように前記発光素子上に配置された波長変換層と、
を含み、
前記波長変換層は、第1蛍光体粒子を含む第1層と第2蛍光体粒子と光反射粒子を含む第2層とを含み、
前記波長変換層の上面及び下面は、前記第1層と前記第2層とを含む、発光装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記波長変換層上に配置された透光性部材を含む請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第1層の第1蛍光体粒子と前記第2層の第2蛍光体粒子は同一の蛍光体材料を含む請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記波長変換層において、前記第1層と前記第2層は接している請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記波長変換層において、前記第1層と前記第2層の境界は、前記波長変換層の上面に対して傾斜している請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記発光素子の側面と前記波長変換層の側面を被覆する被覆部材をさらに含む請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記発光素子は、支持基板と、前記支持基板上に離隔して配置された複数の発光部を含む請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
平面視において、前記第1層と前記第2層の境界は、隣接する発光部の間に位置する請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記複数の発光部は、独立して制御することができる請求項7記載の発光装置。
【請求項10】
前記波長変換層は、第3蛍光体粒子と光反射粒子を含む第3層をさらに備え、
前記第3層における光反射粒子の濃度は前記第2層における光反射粒子の濃度より大きい請求項1に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は発光装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドライト等の車両用灯具の光源として、LEDが用いられている。例えば、特許文献1には、発光面積の異なる複数の発光素子を組み合わせることで、ヘッドライトに適した配光を有する発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-011259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、発光面内に高輝度領域と低輝度領域とを有する発光装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る発光装置は、
光出射面を有する発光素子と、
下面と、前記下面と反対側の上面とを有し、前記下面が前記光出射面に対向するように前記発光素子上に配置された波長変換層と、
を含み、
前記波長変換層は、第1蛍光体粒子を含む第1層と第2蛍光体粒子と光反射粒子を含む第2層とを含み、
前記波長変換層の上面及び下面は、前記第1層と前記第2層とを含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示の実施形態によれば、発光面内に高輝度領域と低輝度領域とを有する発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
実施形態1に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
図2のA-A線における断面図である。
図2のA‐A線における変形例の断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す平面図である。
図4AのB-B線における断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す平面図である。
図5AのC-C線における断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す平面図である。
図6AのD-D線における断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す平面図である。
図7AのE-E線における断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を模式的に示す断面図である。
実施形態1に係る発光装置の製造方法における一工程の一例を示す模式的に断面図である。
実施形態2に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
実施形態2に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
図13のF-F線における断面図である。
実施形態2に係る発光装置の発光素子2を模式的に示す平面図である。
実施形態2に係る発光装置の配線基板50を模式的に示す平面図である。
実施形態3に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
実施形態3に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態を、以下に図面を参照しながら説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための発光装置及び発光装置の製造方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる例示に過ぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張又は簡略化していることがある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。更に、「覆う、被覆する」とは直に接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して覆う場合も含む。また、「配置する」とは直接接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して配置する場合も含む。なお、本明細書において「平面図」とは、発光装置の発光面側からの図面であることを意味する。
【0009】
本開示に係る実施形態の発光装置は、
光出射面を有する発光素子と、
下面と、下面と反対側の上面とを有し、下面が発光素子の光出射面に対向するように発光素子上に配置された波長変換層と、
を含む。
そして、波長変換層は、第1蛍光体粒子を含む第1層と第2蛍光体粒子と光反射粒子を含む第2層とを含み、波長変換層の上面及び下面は、第1層と第2層とを含む。
以上のように構成された発光装置は、波長変換層の上面及び下面は、第1蛍光体粒子を含む第1層と第2蛍光体粒子と光反射粒子を含む第2層とを含むので、波長変換層の上面から異なる輝度の光を出射することが可能になる。
すなわち、詳細後述するように、第1層に含まれる第1蛍光体粒子の種類及び含有量等、第2層に含まれる第2蛍光体粒子と光反射粒子の種類及び含有量等に基づき、波長変換層の上面における第1層の上面と第2層の上面から異なる輝度の光を出射することが可能になる。
ここで、本明細書において、特定的な記載がない限り、上面とは発光装置における主たる光の出射側の面をいい、下面とは上面と反対側の面をいう。
【0010】
また、実施形態の発光装置では、第1層に含まれる第1蛍光体粒子の種類及び含有量等、第2層に含まれる第2蛍光体粒子と光反射粒子の種類及び含有量等に基づき、波長変換層の上面における第1層の上面と第2層の上面から発光スペクトルの異なる光を出射することも可能である。
以下、本開示に係る発光装置の具体的な構成を例示しながら実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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