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公開番号2024156301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070656
出願日2023-04-24
発明の名称発光装置及び発光装置の製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類H01L 33/54 20100101AFI20241029BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】光束が向上した発光装置及び発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】発光装置100は、発光素子10と、上面20a及び上面20aの反対側となる下面20b、上面20aと繋がる側面20cを有し、下面20bから側面20cにかけて傾斜部25を有し、下面20bが発光素子10の上面10aと向かい合うように配置される第1透光性部材20と、発光素子10の側面10cに配置される第2透光性部材30と、第2透光性部材30の少なくとも一部に配置され、かつ、第1透光性部材20の傾斜部25に配置される光反射部材40と、を備えており、第2透光性部材30は、発光素子10側から第1透光性部材20に向かって第1傾斜角θ1を備える第1面30aと、第1面30aに連続して第1傾斜角θ1よりも傾斜角が小さい第2傾斜角θ2を備える第2面30bと、を備える。
【選択図】図1D
特許請求の範囲【請求項1】
光取出し面となる上面及び前記上面の反対側となる下面、前記上面と前記下面とが繋がる側面を有する発光素子と、
上面及び前記上面の反対側となる下面、前記上面と繋がる側面を有し、前記下面から前記側面にかけて傾斜部を有し、前記下面が前記発光素子の前記上面と向かい合うように配置される第1透光性部材と、
前記発光素子の前記側面に配置される第2透光性部材と、
前記第2透光性部材の少なくとも一部に配置され、かつ、前記第1透光性部材の前記傾斜部に配置される光反射部材と、を備えており、
前記第2透光性部材は、前記発光素子側から前記第1透光性部材に向かって第1傾斜角を備える第1面と、前記第1面に連続して前記第1傾斜角よりも傾斜角が小さい第2傾斜角を備える第2面と、を備える発光装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記傾斜部は、前記発光素子の前記下面側から見て前記発光素子の外縁よりも外側に位置する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、前記第1透光性部材の外縁にある、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記傾斜部は、前記発光素子を挟んで、向かい合う位置にそれぞれ配置されている、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第2透光性部材の前記第2面と、前記傾斜部と、は傾斜角度が同じであり、かつ、面一である、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2透光性部材は、前記第2面に連続して前記第2傾斜角よりも傾斜角が小さい第3傾斜角を備える第3面を備える、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第2透光性部材の前記第3面と、前記傾斜部と、は傾斜角度が同じであり、かつ、面一である、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記発光素子の前記上面に対し垂直方向に切断した断面視において、前記第1透光性部材の前記側面と前記傾斜部との角の頂点と、前記第1透光性部材の前記側面の延長線と前記第1透光性部材の前記下面の延長線との交点と、の距離は、10μm以下である、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項9】
前記発光素子の前記上面に対し垂直方向に切断した断面視において、前記第1透光性部材の前記下面と前記傾斜部との角の頂点と、前記第1透光性部材の前記側面の延長線と前記第1透光性部材の前記下面の延長線との交点と、の距離は、10μm以上200μm以下である、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
【請求項10】
前記光反射部材は、光拡散部材と、前記光拡散部材を含む被覆部材と、を有する、請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、基板と、基板に実装される光半導体素子と、光半導体素子の上面に配置される蛍光体層と、光半導体素子の周側面及び蛍光体層の側面を被覆し、光半導体素子の電極面を露出する封止層とを備える光半導体装置が開示されている。また、例えば、特許文献2には、光半導体素子と、光半導体素子上に配置される複合機能層と、光半導体素子の側面を被覆する第1光反射層と、複合機能層の側面を被覆する第2光反射層とを備える光半導体素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-213451号公報
特開2018-120944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、光束が向上した発光装置及び発光装置の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る発光装置は、光取出し面となる上面及び前記上面の反対側となる下面、前記上面と前記下面とが繋がる側面を有する発光素子と、上面及び前記上面の反対側となる下面、前記上面と繋がる側面を有し、前記下面から前記側面にかけて傾斜部を有し、前記下面が前記発光素子の前記上面と向かい合うように配置される第1透光性部材と、前記発光素子の前記側面に配置される第2透光性部材と、前記第2透光性部材の少なくとも一部に配置され、かつ、前記第1透光性部材の前記傾斜部に配置される光反射部材と、を備えており、前記第2透光性部材は、前記発光素子側から前記第1透光性部材に向かって第1傾斜角を備える第1面と、前記第1面に連続して前記第1傾斜角よりも傾斜角が小さい第2傾斜角を備える第2面と、を備える。
【0006】
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、光取出し面となる上面及び前記上面の反対側となる下面、前記上面と前記下面とが繋がる側面を有する発光素子と、前記発光素子の前記上面と向かい合うように配置される第1透光性部材と、前記発光素子の前記側面に配置され、前記発光素子側から前記第1透光性部材に向かって第1傾斜角を備える第1面を有する第2透光性部材と、を備える構造体を準備することと、前記第1透光性部材まで到達するように、前記第2透光性部材の少なくとも一部を除去し、前記第1透光性部材に溝を設けることと、隣り合う前記第2透光性部材の間、及び、前記第1透光性部材の溝に、光反射部材を配置することと、を含み、前記溝を設けることにおいて、前記第2透光性部材に、前記第1面に連続して前記第1傾斜角よりも傾斜角が小さい第2傾斜角を備える第2面を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る実施形態によれば、光束が向上した発光装置及び発光装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る発光装置の全体を模式的に示す斜視図である。
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す底面図である。
図1BのID-ID線における断面を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の傾斜角を説明する説明図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る発光装置の傾斜角を説明する説明図である。
第2実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の傾斜角を説明する説明図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第4実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
図8BのVIIIB-VIIIB線における断面を模式的に示す断面図である。
第5実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態を、以下に図面を参照しながら説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための発光装置及び発光装置の製造方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる例示に過ぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張又は簡略化していることがある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。更に、「覆う」とは直に接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して覆う場合も含む。また、「配置する」とは直接接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して配置する場合も含む。なお、本明細書において「平面視」とは、発光装置の発光面である上面側から観察することを意味する。
【0010】
<第1実施形態>
[発光装置]
図1Aは、第1実施形態に係る発光装置の全体を模式的に示す斜視図である。図1Bは、第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。図1Cは、第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す底面図である。図1Dは、図1BのID-ID線における断面を模式的に示す断面図である。図1Eは、第1実施形態に係る発光装置の傾斜角を説明する説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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