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公開番号2024161782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076805
出願日2023-05-08
発明の名称接合構造
出願人株式会社アクト
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/58 20060101AFI20241113BHJP(建築物)
要約【課題】強度の高い接合が行えるようにするため、柱材等の被接合材の接合面を容易に密にすることができるようにする。
【解決手段】被接合材51に接合するための固定具31が挿入可能な貫通穴13を有する板状の接合片部12を複数備えた接合金物11において、1以上の接合片部12における少なくとも1個の貫通穴13を、被接合材51の接合部52の接合面52aと直交する方向に長い異形長穴14とする。異形長穴14の両側縁に、長手方向に沿って接合片部12の遊端側ほど幅を狭くするように長手方向に対して傾斜する傾斜縁14aを形成する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
被接合材に接合するための固定具が挿入可能な貫通穴を有する板状の接合片部を2以上備えた接合金物であって、
1以上の前記接合片部における少なくとも1個の前記貫通穴が、被接合材の接合部の接合面と直交する方向に長い異形長穴であり、
前記異形長穴の両側縁に、長手方向に沿って前記接合片部の遊端側ほど幅を狭くするように長手方向に対して傾斜する傾斜縁が形成された
接合金物。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
回転力を入力するための回転力入力部を上端部に、前記異形長穴を通して被接合材に対して螺合する雄ねじ部を下部に有するとともに、前記回転力入力部と前記雄ねじ部との間に、下側ほど小径となる円錐形状のテーパ面部を有し、
前記テーパ面部の下端が、前記異形長穴の幅狭の部分に対応する大きさである矯正ねじ具が付属された
請求項1に記載の接合金物。
【請求項3】
前記異形長穴が前記接合片部の幅方向の中間位置に形成された
請求項1または請求項2に記載の接合金物。
【請求項4】
前記貫通穴に加えて、前記接合片部の幅方向の中間位置に、厚み方向に貫通する窓部が形成された
請求項1または請求項2に記載の接合金物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、木造建築物の土台や柱、梁、屋根などの接合に用いられる接合金物に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
接合金物には、たとえば下記特許文献1に開示のものをはじめ、筋交い金物、かど金物、短冊金物、ホールダウン金物、羽子板金物などがある。これらの接合金物は用途に応じて様々な形に形成されているが、いずれも、柱などの被接合材に接合される板状の接合片部を有している。接合片部には、釘やビス、ボルトなどの固定具を挿入する貫通穴が形成されている。
【0003】
貫通穴の形状は、基本的に、固定具に対応した大きさの円形である。
【0004】
接合金物を用いると、被接合材の接合部を緊結し、補強することができる。しかし、接合金物は互いに突き合わせたり重ね合わせたりした被接合材どうしに固定して、それらの接合状態を維持するものであるので、被接合材どうしを積極的に引き寄せ合う機能は有していない。
【0005】
このため、接合金物の固定前における被接合材どうしの合わせ目に隙間があれば、隙間がある状態で接合されることになる。
【0006】
このように被接合材どうしの間に隙間がある場合には、接合部を補強するというよりも、接合を主に担うことになってしまい、接合金物にかかる荷重が過大となり、所望の強度を発揮できないことになる。言葉をかえれば、接合金物を用いた接合であっても、作業員の技能によって、仕上がり強度が影響を受けることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実開平6-56211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この発明は、強度の高い接合が行えるようにするため、被接合材の接合面を容易に密着できるようにすることを主な課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのために、この発明は下記の接合金物を提供する。
【0010】
すなわち、その接合金物は、被接合材に接合するための固定具が挿入可能な貫通穴を有する板状の接合片部を2以上備えたものであって、1以上の接合片部における少なくとも1個の前記貫通穴が、被接合材の接合部の接合面と直交する方向に長い異形長穴である。異形長穴の両側縁には、長手方向に沿って接合片部の遊端側ほど幅を狭くするように長手方向に対して傾斜する傾斜縁が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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